トップページ(作品リスト・・・のようなもの)

 いらっしゃいませ、こちら「波のまにまに☆のアニメ・特撮のゆる~いコラム」です。
本ブログでは厄年まっただなかのおやぢヲタが、再就職活動の暇にまかせて、視聴した作品についてのほほ~んと語っていくブログであります。批評、批判めいた記事もありますが、基本的にはこれまでと少しだけズレたアニメや特撮作品の見方を提案したり、あまりよそ様のブログでは取り上げない作品をご紹介するブログです。再視聴や映像ソフト購入のガイドとして参考にしていただけたら幸いです。

 なお、このトップページの「続き」では、記事ではなく作品で検索しやすいようにと、「作品リスト」を掲載しております。右隣の「全記事表示リンク」ではわかりにくいと思われるため、このリストの制作を思い立ちましたが、まだリンクが不完全です。できる限り早めにリンクを完成させます。こちらから記事を探していただき、気になる作品の記事をお読みいただければと存じます。

 ブログ開設より1年以上が経過し、単純に取り上げた作品数だけで160作品以上になりました! 深夜アニメの青田買い・最終回などの短い記事も考慮すればそれ以上になります。1作品に2回、3回と分けた記事もあります。残念ながら1記事のほとんどが長文です。修正のために自分で読み返しているうちに眠くなります(泣)。

追記
 2012.9.11 再度最新までのリンクが完了しました!

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「地球戦隊ファイブマン」~その2・戦隊作劇、変革の刻~

承前

 2クール目の怒涛の展開その2。それは23話「5くん人形」から登場する「5くん人形」そのものである。物語はドンゴロスの奸計によって文矢と子供たちが作ったファイブマンの人形が強奪。人形へのダメージがそのままファイブマンに入る作戦でファイブマンは追いつめられるが、文矢の機転で逆転につなげる話だ。物語そのものは大した話ではないし、子供たちと懸命に作り上げた人形を壊すまいとする兄弟たちの願いもまたありがちで、取り立てて特別なはしではないのだが、この物語の終盤に驚くべき展開が待っていた。なんとこの5人の人形にガロアの人形を加えた6体に、命が吹き込まれ、しゃべり始めた上、どこからかファイブマンとゾーンの戦いを眺めながら5くん人形はファイブマンを応援し、ガロアの人形ガロアどんはそれを邪魔するというシーンが挿入されるのだ。筆者はこれを始めてみた放送当時、やはり子供に媚びてきたな!と失望を禁じ得なかったし、どちらかといえば開いた口がふさがらなかった。が、TVの前のターゲット児童はこれをどう思っただろうか? 少なくとも子供たちにとっては物語の詳細が分からなくても、ファイブマンを応援するためのインターフェイスとしての5くん人形を受け入れただろうし、その役割をおのずと理解したとは思う。だが大人の目にはさすがにキツい。しかも5くん人形はその後、次回予告のナレーションまで担当し、作品中に傲然と仕事を持つのである。

 ここまでにもファイブマンに関するいくつもの批判を繰り返してきたが、それはすべて放送当時の若かった筆者によるいらぬ指摘だったことは、前回の記事でも指摘した通りだ。だがこの5くん人形は、当時大学生だった筆者を満足させなかったが、その意味も存在理由も今ならわかる。年はとるものである(笑ってください)。

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「地球戦隊ファイブマン」~その1・悲しみの多層構造、テコ入れの科学~

 シリーズ第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」を見たのが小学1年生のこと。それ以降、筆者は戦隊フリークだった。といえば聞こえはいいが、その実、普通の家の子として育った筆者にも、当たり前のようにアニメ・特撮作品をはじめとする子供番組を一時的に卒業する時期があったので、きちんと見ていない作品だってある。また高校受験や大学受験などのタイミングや、大学時代に自室にテレビがなくて見ていないという作品もある。だが好悪の問題として初期数話を見て敬遠してしまった作品がある。それが「地球戦隊ファイブマン」(1990)だ。

 この作品の最大の問題点は「兄弟戦士」であり「兄弟先生」という設定にある。だがそれがこの作品が他の作品と差別化できる最大のポイントでもある。「ファイブマン」以降の作品でも、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」や「魔法戦隊マジレンジャー」など、兄弟戦隊はいくつか存在する。いずれにしても兄弟の絆が論点となるのが常で、それゆえに話の中心になれば、逆に追いつめられたりもするわけだ。だがその反面、問題解決が兄弟や家族の中で解消されてしまい、その分だけ社会と切り離されてしまう。この社会性はゲストで登場する子供やその家族などによって補完されるのであるが、ただでさえ白々しく取ってつけたように登場するゲストであるだけに、説得力は低い。兄弟という設定はそれに拍車をかけてしまうのだ。

 また5人が小学校の教師というのも、教師としての役割が学校という場所に限定されてしまうことを考慮すれば、その設定もまた兄弟とは別の角度で社会性を切り離してしまうがゆえに、物語の幅を縮めてしまう。奇しくも「ウルトラマン80」が序盤の教師編を切り離さざるを得なかったように、同じ轍を踏む過ちを犯す危惧を感じたのである。

 話は戻るが、戦隊に「兄弟」という設定がはたして必要なのか? 例えば例年夏の視聴率低迷時期やクリスマス商戦時期にパワーアップする話があるが、彼らは幾多の困難を乗り越えて新たな力を手にすることになる。それが商戦とはいえ物語として昇華されるために、兄弟という設定はほぼ必要ない。一つの目標に向かって一致団結してあたることに、兄弟という設定は必要なく、20代の若者たちが力を合わせて団結すればいいことである。その団結を見せることこそ、「戦隊」の至上の価値であり、ことさら「兄弟」の設定に必要性を感じない。

 筆者が「地球戦隊ファイブマン」の初期数話を見て感じた危惧。それを最初に指摘しておくが、この後の記事は、この危惧が如何に無駄なものだったかを明らかにしていくものとなる。そういう話じゃないんだわ、これ。

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「スタートレック」(TOS)・シーズン1~すべてはここから~

 右にもあるように、筆者は「スタートレック・ネクストジェネレーション」が大好きだ。では他のシリーズはどうか?と問われると、すべてを見切っていないので何とも言えない、というのが答えになる。劇場版シリーズもすべては見ていない(ほぼ見たけど)し、「ディープスペース9」はほぼほぼ見ていない。「ヴォイジャー」は古い友人が大阪に暮らしていた時分にビデオでお土産にくれたものをいまだに所持しており、結構繰り返し視聴したので大好物なのだが、全部見たいと常々思っていてなかなかかなわない。「エンタープライズ」にいたっては1話目しか見たことなくって、自分の中の評価すら固まっていない。しかも最大の問題は最初のオリジナルシリーズである「宇宙大作戦」と呼ばれた最初の3シリーズをほとんど見たことがない点だ。子供心に夏休みに見た記憶を思い出しても、ドラマ部分を楽しんだ思い出がなく、セットや衣装、特撮にいたるまで、現在の目で見て楽しめるとは思えないと長らく考えていたせいで、映像ソフトを購入することすら考えていなかった。

ところがである。
つい先ごろ、つぶれる予定のブックオフにて、きわめて安価で全3シリーズを購入することができてしまった。こうなると俄然やる気が出てしまう、安易な筆者である。基本的な資料を引っ張り出し(資料だけはそろえている)、いざ視聴となると、これがやっぱり面白いんだな。その理由についてはおいおい書いていくことにするが、実に簡単で安易な理由で、これまで勝手に遠ざけていた「TOS」を順次視聴していくことになった。どうやって記事にしようかと悩んだが、シーズンごとに扱うのが手っ取り早そうなので、筆者が面白いと思ったエピソードや、資料から拾った話などを交えて、楽しく記事を書いていこうと思う。そう、筆者の大好きな一大宇宙叙事詩は、ここから始まったのである。

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「忍者キャプター」~その3・新装備・新キャラ・打ち切り~

承前
 自宅からほど近いところにあって、愛用していたブックオフが3月に閉店することになり、できる限り店に眠るお宝を確保しておきたいと思い、日々通っている。すると値段もつけられていない「アニメック18号」を棚の奥に見つけた。これ幸いと最安値で買って読む。池田憲章さんの「日本特撮映画史 ヒーロー列伝」は「ウルトラQ」の第1回である。ニタニタしながら読み進めると、第1回でウルトラQという作品にまったく触れていないので大いに笑わせてもらった。ではそこには何が書かれていたかといえば、「ウルトラQ」という作品が生まれ出るその下準備のために、外国産のSFドラマについて歴史やその立ち位置について熱く語るあまり、本編に触れずに終わるという、ある意味で池田憲章先生の池田憲章さんたる所以を見せられたかのようで、筆者はとても愉快だった(続きが読みたいが、19号持ってたかなあ?)
 なんでこんな話したかといえば、「忍者キャプター」のその1で、ほとんど本編に触れなかった自分の記事を笑い飛ばしたかったからだ。まあその2でがっつり前半を扱ったし、今回は後半に真面目に取り組むので、これでバランスをとることとしよう。すいません、勘弁して下さい。

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「忍者キャプター」~その2・忍びの技と撮影の匠

承前
 「忍者キャプター」の物語は基本的に悪の忍者の企みを蹴散らす、正義の忍者の戦いの物語である。1話の段階から敵忍者である風魔党の党首・風魔烈風が成そうとする作戦は、日本征服のために行われる。1話では国防省の局長の娘を拉致し、国防省の武器弾薬を奪うことだったし、2話では飛び火術をミサイルロケットとして開発させ、大量破壊兵器として使用するために科学者を拉致する作戦。3話は金庫破りに宝石泥棒、4話は石油産出国の要人暗殺、7話は原子力発電所を襲撃してエネルギーの奪取、8話は水道水にウイルスを混入させての東京都民抹殺、10話は巨大ダイヤ「人魚の涙」の強奪、11話は毒ガスによる人間支配計画、12話は誘拐と身代金要求、13,14話では隠された財宝のありかを示すキーアイテムの強奪と、ここまで上げた限り、規模の大小や計画の対象など、もののみごとに主旨一貫性がない。一応風魔烈風の言を借りれば、資金源を確保したり、征服のために具体的な行動を起こしたり、作戦前の準備だったりと、関連性がありそうで、やっぱりどう見ても一貫性がない。

 逆に5話と9話は直接的にキャプター抹殺を狙った作戦であるが、これが連続するのではなく、思い出したように作戦行動を起こしているあたりが、やはり思い付きで行動しているようにしか見えないのだ。まあ70年代の東映ヒーロー作品の特徴でもあるが、こういった主旨一貫性のない作戦行動は、やはり最終的な目的達成には至らないので、風魔忍軍の日本征服が成功しないのは、キャプターの活躍のおかげというよりも、首領・風魔烈風の無計画性のなせる業なのではないかと疑いたくなる。だが、この無計画性が逆に対象を選ばず、無計画に無頓着に対象を絞らせない風魔の事件の数々は、天童無人のような思慮深い人物でも容易に予想できない不気味さがあり、かえって風魔忍軍の怪しさや不気味さを黒く輝かせている。

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「忍者キャプター」~その1・キャプターはスーパー戦隊か?~

 いつか書きたかった、というのが心の奥底の本音なら、そこに至った事情も先にお話ししておきたい。理由はいくつもあるが、まず第1に「忍びなれども忍ばない」と言い切った「手裏剣戦隊ニンニンジャー」(2016)がある。キャッチコピーの勢いはいいが、実際の内容を見るに、彼らが忍者である理由が本当にあやふやになる瞬間があって、時々「忍者ってなんだったっけ?」とシンケンに悩むことがあったからだ。作品自体は楽しかったし、文句を言うつもりはないのだが、彼らを「忍者」として設定した事情が上手く頭の中で合致しなかったというのが、気おくれの原因かもしれない。それ以降「忍者」を扱った作品を、一度取り上げたいと思ったのだ。

ニンニンジャーはじめ子供向け忍者アクション作品を世の送り出したのは、何も東映だけではない。例えばピープロが世に問うた傑作「快傑ライオン丸」「風雲ライオン丸」の2作品は、忍者作品だ。子供向けでなければ忍者が主人公の時代劇は数多ある。筆者の大好きな「影の軍団」シリーズなんかはその代表例といっていい。子供向けに話を戻せば、東映だけでも「世界忍者戦ジライヤ」(1988)「忍者戦隊カクレンジャー」(1994)「忍風戦隊ハリケンジャー」(2002)もあるが、その先行作として「変身忍者 嵐」(1972)や「仮面の忍者赤影」(1967)もある。実に東映だけでも多くの忍者アクション作品を世に送り出しているのだ。これには東映が作品を培ってきた歴史的な背景があるので、そこに触れておきたかったというのももう一つの理由だ。そこで今回は「忍者キャプター」を取り上げてみたい。

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プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
Twitter再開しました!

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