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 いらっしゃいませ、こちら「波のまにまに☆のアニメ・特撮のゆる~いコラム」です。
本ブログでは厄年をとうに過ぎてしまったおやぢヲタが、アルバイトと親の介護の隙間で視聴した作品についてのほほ~んと語っていくブログであります。批評、批判めいた記事もありますが、基本的にはこれまでと少しだけズレたアニメや特撮作品の見方を提案したり、あまりよそ様のブログでは取り上げない作品をご紹介するブログです。再視聴や映像ソフト購入のガイドとして参考にしていただけたら幸いです。

 なお、このトップページの「続き」では、記事ではなく作品で検索しやすいようにと、「作品リスト」を掲載しております。右隣の「全記事表示リンク」ではわかりにくいと思われるため、このリストの制作を思い立ちましたが、まだリンクが不完全です。できる限り早めにリンクを完成させます。こちらから記事を探していただき、気になる作品の記事をお読みいただければと存じます。

 ブログ開設より1年以上が経過し、単純に取り上げた作品数だけで160作品以上になりました! 深夜アニメの青田買い・最終回などの短い記事も考慮すればそれ以上になります。1作品に2回、3回と分けた記事もあります。残念ながら1記事のほとんどが長文です。修正のために自分で読み返しているうちに眠くなります(泣)。

追記
 2012.9.11 再度最新までのリンクが完了しました!

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最近見た映画の話~2023年 秋~

夏から秋にかけて、ずーっと「ビーストウォーズ」シリーズしか見てなかったので、執筆の合間には動画サイトをラジオ代わりにしながら執筆していた。その間、新たに購入したスターウォーズのBlu-rayボックスを格安で購入して、既発のDVD版との映像の比較で、愕然となったりw 
 この秋には「ゴジラ-1.0」と「マーベルズ」が公開。11月中にこの2本を鑑賞したので、感想を述べておきたい。日々積んでる漫画と小説の消費に追われており、ちょっとアメコミから離れていながらも、新刊や中古にも目配りし、あいかわらず細々と出費の日々だ。筆者の老後は、こうして買いためたすべてのアイテムを消費しては売却していく日々になるのだろうか。それもまたよきかなw

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「ビーストウォーズリターンズ」~その2・闘争の果てに~

前回までの話の中で、筆者が引っ掛かった点が一つある。果たしてセイバートロン星に有機体を取り戻す必然があったのだろうか?ということだ。ベクターシグマにしろオラクルにしろ、原初のトランスフォーマーを生み出したわけだが、その事実は惑星から有機体を排除する動きではなかったはずだ。そも有機体の体を持った人類がいたはずのセイバートロン星が、なんらかの事情で機械生命体を生み出し、それが繁栄した結果があるだけで、この過程で有機体を排除する理由はなかっただろう。事実、劇中で示されているように、セイバートロン星の地下には、有機生命体の化石が発見されており、有機生命体はなんらかの事情で絶滅はした。だとしたら、セイバートロン星から有機体を排除したのは、だれあろうトランスフォーマーたちなのだ。つまりこの物語が揶揄しているのは、地球上で他の生物種を絶滅させている人類への批判なのである。

 13,14話の連続話で、コンボイたちがしきりに口にしている「バランス」とは、機械生命体と有機生命体のバランスであり、共存のことである。そう考えを進めると、メガトロンやタンカー(ライノックス)が目指す有機体を排除してこの惑星を支配する、というお題目は、我々地球人類に対する揶揄だし、有機にせよ機械にせよ、有機体を排除することで失われてしまうものがある以上、どちらか単独では生存しえないことになる。メガトロンともあろうものがなぜそんなことに気づかないのか? 筆者は不思議で仕方がない。何より彼らの持つ魂ともいえる「スパーク」の存在こそ、自身の原初のありようは有機生命体である証拠でもあるのに、メガトロンは自分自身から有機体を排除しようと躍起になっている。それは確かにビーストウォーズで持ち帰った有機体の排除ではあるのだが、同時に自分自身のオリジンの否定でもある。そんなメガトロンの自己否定が生み出した欺瞞と醜さが、続く話を紡ぎ出す。

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「ビーストウォーズリターンズ」~その1・機械と有機の生存戦略~

 前回まで「ビーストウォーズ」シリーズ2作品をご紹介した。問題はここからなのだが、この作品の続編を、いったいどのくらいの人が知っているのだろうか?という疑問が頭を離れない。オタク界隈はもちろん、ニコ動やら大手掲示板サイトなど、この作品の話で盛り上がっていた場所もあるにはある。実は筆者が見たのは、CSなのだがこの放送では最終回となるリミックスまではフォローできなかった。結局リミックスまで見たのは、DVD-BOXを購入するまでおあずけだったのだ。CSで観ていた時、そのあまりの吹き替え暴走のはてに、物語を追うことができず、初めて見た時の印象は、キャラクターの不気味さと、それとは裏腹の爆笑アフレコのおかげで、なんだかやけに楽しいものを見た、というものだったが、今回こそは本作の爆笑吹き替えに隠されてしまった重厚な物語をあぶりだしておきたい。以前より申し述べていたように、本作の面白さはおおむね爆笑アフレコによるところが大きいが、底辺に流れる物語、セイバートロン星の存亡をかけたコンボイたちの戦いの帰趨を、改めて鑑賞しておきたい。きっかけは「トランスフォーマー ビースト覚醒」という映画(そろそろ円盤が出ます)ではあったが、この実写作品に至る流れの中で、時代を行き来してまで戦ったビーストウォーズの最後の戦いを、目と記憶に焼き付けたい。

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「ビーストウォーズ メタルス」~その2・これでいいのだっ!~

 メタルス8話で初登場したランページ。その登場があまりに唐突な印象だったのではないだろうか。登場時になぜか自身のスパークをメガトロンに握られており、スパークの周囲に小さな檻のようなものに包まれて、メガトロンがこれごとスパークを握ると、ランページが苦しむというお仕置きができるのだ。この経緯が描かれるのが「映画版ビーストウォーズスペシャル 超生命体トランスフォーマー」(1998)として劇場公開された中の1編「CG版ビーストウォーズ メタルス」という作品だ。なお併映として公開されたのは、「CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士」とアニメ版「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!」の2作品で、「ライオコンボイ危機一髪!」では破壊神マジンザラックとの戦いで危機に陥ったライオコンボイたちに、ゴリラコンボイが時空を超えて駆けつける最大の見せ場で話題になった作品だ。なお「激突!ビースト戦士」は前作「ビーストウォーズ」の終盤の物語を再編集した作品となっている。そのため「CG版メタルス」の冒頭部につながるよう構成されているのだが、物語はないに等しく、面白楽しいシーンばかりで構成されており、これだけでも楽しめる1本だ。

 チータスが発見した大きな救命ポッドは、エネルゴンに激突。その表面には「X」が刻まれていた。コンボイの話によれば、スタースクリームのクローンを使って不死身のサイバトロン戦士を作ろうとした。だがあまりに暴力的であったため、ポッドに閉じ込めて宇宙に流そうとしていたという。そこに急襲するワスピーターとブラックウィドー。戦いのさなかにエネルゴンの暴発によって爆発したポッド。一方爆発によって遠く放り出されたシルバーボルトとブラックウィドーは、ポッドに戻ろうとする道中、その距離を縮めていく。そしてポッドに戻るとそこで二人が見たものは、破壊されたタランスの体と、狂暴なトランスフォーマーであるランページであった。シルバーボルトの危機に駆けつけるコンボイとチータスは、ブラックウィドーと共にランページをなんとか撃退する。身動きできないランページの元にメガトロンがやってくる。メガトロンはランページの不死身のボディを再生し、スパークを取り除いて手中に収める。こうしてメガトロンはまた一人部下を手に入れた。(メタルス劇場1)

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「ビーストウォーズ メタルス」~その1・帰ってきたぜ!~

 前作「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の日本での放送は1997年10月から翌年の98年3月までであった。今回より扱う「ビーストウォーズ メタルス 超生命体トランスフォーマー」の放送は1999年10月からで、前作から1年半以上が経過しての放送となった。この間、「ビーストウォーズII」(98年4月~99年1月)および「ビーストウォーズネオ」(99年2月~9月)のアニメ2シリーズを放送し、当然のことながら前作から発売中のトイの販売を継続していた状態だ。今回先の2作はここでは扱わないが、本編をまったく見ていないにも関わらず、筆者は当時「ライオコンボイ」のトイを買って楽しんだし、「ビッグコンボイ」も買ったが、あまりの変形の難しさに、一度変形させてから二度と変形させなかった苦い思い出があるw なお製作されていたカナダ本国でも約半年の期間が開いており、トイの展開もにらんだ上で、前作の怒涛の展開をどのように回収するか、さらなるCGの技術的な向上を見せるかで、製作に時間をかけたようだ。

 日本語版監修の岩浪美和さんのお話を総括すると、本作は前作以上にキャラクターの死や裏切りなどの厳しい展開があり、どうしてもお話が暗くなってしまうことを避けたかったという。前作にもギャグ要素の高いシーンがありはするものの、主人公を自爆させて生死不明の状態にしたり、惑星の先住民たる動物たちが戦いに巻き込まれて死んでしまうなどの話があり、実は起伏に富んだバラエティ色の濃い作品であったから、明るい側だけを見越して爆笑吹き替えだけに頼るわけにもいかなかった事情もあるだろう。だが今作は結果的にこの爆笑吹き替えが良くも悪くも話題となり、ネットや動画配信サイトなどの隆盛と共に広がりを見せ、多くの人々にかつてのトランスフォーマーシリーズを振り返らせる契機につながったと思える節がある。現在実写映画シリーズで隆盛しているトランスフォーマーであるが、中興の祖としての「ビーストウォーズ」シリーズの役割は、いまだ大きいと言わざるを得ない。その証拠の一つが今年公開となった「トランスフォーマー ビースト覚醒」に登場したビースト戦士の登場だろう。

 今回も爆笑吹き替えのネタをなるべくスルーして、本作の重厚かつ楽しい物語に注力して解説していきたい。本作でも怒涛の展開や過去作との意外な関連が登場しては、我々の目を楽しませてくれる。

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「ビーストウォーズ」~その2・アニメ版との意外な関係~

 この作品の話をすると人によく言われるのは、「序盤の吹き替えはそれほどでもなかった」ということ。今回改めて最初から見て思うのは、そんなことないですw デストロン側のナビ子の声はすでにふざけているし、全開とは言わないまでもメガトロン役の千葉繁さんは語尾で遊んでいる。ライノックスは最初っから「っだな!」を語尾として使っているし、チータスはちゃんと「じゃん!」って言っている。ラットルの軽口の多くはかなりアドリブが占めている可能性もあり、修理アイテムを出すラットルの口が奏でる音楽は間違いなくドラえもんが秘密道具を出す時のヤツだ。爆笑吹き替えが牙をむき始めるのはいつから?と言われても、細かい指摘を始めれば、いくらでもできるので、決して徐々におかしくなっていったのではなく、最初っからおかしくなる予兆はあった、とみるべきだろう。

 ちなみに10話の次回予告は映像ごと遊んでおり、本来のフォーマットを崩してまで、ラットル自身に2回タイトルを言わせている。11話のタイトルは「さよならラットル!?」だ。また11話冒頭のナレーションともいえないラットルのしゃべりは、曲にかぶりまくっていて笑うしかない。明確に吹き替えが壊れ始めてくるのは、このあたりだと思うのだが、どうだろうか。最終回ではお話のシリアスさとは裏腹に、全員で主題歌を歌っちゃってるしねw

 耳から強制的に入ってくる情報が遮断できないから、どうしても吹き替えばかりが話題になる本作だが、前回から説明をしているように、物語の面白さはかつてのアニメ版と遜色なく、映像的にCGまるだしの作りは、今の目で見れば稚拙に見えるのかもしれないが、現在のCG技術の道程には、こういう作品も横たわっており、こうした作品を礎にして、現在の技術が成立していることは、映像技術史として知っておくにしくはない。そんな小難しいことはおいておいても、「トランスフォーマー」シリーズとしての面白さが、大河ドラマとしての作品同士のつながりにあることを、本作の後半は堂々と示してくれている。

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プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
50歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
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