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ルパン三世、思いで語り(ファーストシーズン編)

おわび
 今週はなにかと時間が取られそうなため、息抜き企画が続きます。ご容赦。

 「ルパン三世」というタイトルは、だれもが一家言ありそうなタイトルであることは承知している。そうなると俺だってひとこと言いたいのであるが、全シリーズを完全に視聴している人というのはそういないだろう。それこそルパン三世の応援サイトを運営している方やよほどのフリークでないと無理な話である。全話視聴を拒む者、それは第2シーズンの155話という長さであろう。自宅に全話DVDーBOXがころがっている我が家でも、全話視聴をいまだに成し遂げていない。いつぞやの年末の折に、全話視聴マラソンをやろうかと企画したのだが、モニターの前にBOXをおいただけで満足して、気持ちよく就寝したことがある。いやもう、むりだって。

 だが日本のアニメシーンにおいてこれほど再放送の機会に恵まれた作品も少ない。最近では再放送がないかわりに、年に1度のお祭り企画として、日本テレビ系列「金曜ロードショー」の枠で、2時間ほどの新作がオンエアされている。どこでふれてもいいのだが、この新作シリーズというのが困りもので、あらためてアニメとしてのルパン三世の評価を二分しているように思う。またこのシリーズ継続中、あるいは劇場用作品「くたばれ!ノストラダムス」の収録直前に、永遠のルパン役・山田康雄氏が永眠されている。現在の栗田貫一氏のルパンが悪いとはまったく思わないのであるが、劇場用作品「デッドオアアライブ」という作品を、山田氏の声で見てみたかったという思いがあるのも実感である。そしてレギュラー声優陣の年齢も気になるところである。

 今回はファーストシーズンにスポットを当てて書いてみたい。
 なによりルパン三世という作品を方向付けたシリーズであるのだが、前半後半でだいぶ印象が異なるというのも、このシリーズの特徴である。それはチーフディレクターが前半の大隅正秋氏が降板し、後半では大塚康生氏になっていったためである。前半のハードボイルドでアダルトな雰囲気は、後半では完全になりをひそめ、かなりギャグよりの展開となる。本放送を知らず、再放送で見ていた身としては、それでも全体に流れる渋いトーンにしびれてしまったのである。最近になってモノクロアニメ「佐分と市捕物控」や白土三平原作の「サスケ」「カムイ外伝」など見れば、かなりアダルトな作りをしているアニメが過去にあったことを知ることができるのだが、当時は本当に「ルパン三世」が一番アダルトであった。だから見ている側にもなにか背徳感のようなものが確かにあったのだ。この背徳感は「キューティーハニー」の視聴後感とははっきりと異なるものであるのは、ご理解いただけると思う。

 第1話である「ルパンは燃えているか」という話は、まさにスタッフがこの作品にかけるこの熱い思いがあふれている作りである。なにせ五右衛門以外の3人を登場させ、銭形をからませ、ルパンと銭形の対立構造を明確にさせながら、組織スコーピオンとの対決のため銭形をだまくらかすためのトリックまで用意する。そして最後の大爆発にいたるまで、まるで映画1本を見切ったような爽快感すら味わえる作品である。一応触れておくと、本作に感じた背徳感の一つは、こちょこちょで拷問されてあえいでいる不二子のせいである。
 原作のマンガによれば、「峰不二子」という人物には特定のキャラクターが設定されていない謎の女性なのである。むしろ不二子というキャラクターが固定化していたったのはテレビ作品以降だといえる。
 以降、2話「魔術師と呼ばれた男」3話「さらば愛しき魔女」4話「脱獄のチャンスは一度」5話「十三代目五ヱ門登場」と、頭の5話については、だれがどうみても傑作という作品ががそろう。はっきり言えばこの頭5話の完成度が異常に高すぎるし、これ以降のルパンのアニメは、これを目指していると考えてもいいのではないか。現時点ではほぼ全話レンタルで借りて見ることができるので、ぜひご覧になって欲しい。
 記憶に残るところでいくと8話の「全員集合トランプ作戦」は五右衛門までそろっての脱出トリックのエピソードだし、9話「殺し屋はブルースを歌う」は不二子が命の危機にさらされるのを、ブーンとルパンが争うように助けようとする話である。また魔毛狂介が登場し、タイムトリップものとして展開するがとんだバカオチがまっている13話「タイムマシンに気をつけろ!」、不二子とルパンが宝石を探して右往左往する14話「エメラルドの秘密」、美人コンテストに隠された絵画のオークションに乗り込んだルパンたちが、テクニックを駆使して絵画を盗む18話「美人コンテストをマークせよ」なども忘れがたい。

 先ほども述べた前半と後半の違いであるが、その端的な部分は、ルパンが乗る車が「ベンツSSK」から「フィアット」というイタリアの大衆車に変わったところである。このフィアットが大変重要なアイテムで、トンネルに侵入する手前で電車をやり過ごすときに、おびえたような仕草をしたり、壁に張り付いたりするかわいらしさは、かなり印象的である。あまりワルサーP38が拳銃として単純化されてしまう中で、むしろきわだってキャラクター化されたようにもみえたのである。だがこれがルパンのギャグ化の一歩であるので、これを好まない方も多いだろう。

 また本作ではメインキャラクターの過去話はほとんどない。20話で少しだけルパンの少年時代のエピソードが出てきたりする程度である。だいたいにおいて過去の因縁話で話を繋ぐなんてのは、長いシリーズをやっていれば何度か出てくる展開のはずであるが、23話という短さがこれを回避したともいえるし、スタッフが過去話なんかやらなくても、話を作れるというキャラクターを信頼しているスタッフという姿が垣間見えるのである。

 さて、明日は第2シーズンについて書いてみようと思うのであるが、なんとも話数の多さが気の重いところ。まあ代表的なものだけの紹介になりそうですが・・・・。

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