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コードギアス 反逆のルルーシュ~STAGE8「黒の騎士団」~

<物語>
 河口湖畔にあるコンベンション・ホテルセンターに人質をとって立てこもり、蜂起する草壁中佐率いる日本解放戦線。人質の中にはミレイ、ニーナ、シャーリー、そしてお忍びのユーフェミアが含まれていた。唯一の進入ルートである地下坑道を、リニアカノン「雷光」により武装しているため、ブリタニア軍の侵入作戦は難航を極めた。テロリズムを肯定しないために、態度を硬化させるコーネリアだが、人質を無差別に殺していく解放戦線のやり口に、次第に追いつめられていく。
 妹を救いたいコーネリアと、ゼロと接触したい解放戦線の心の隙をついて、ゼロはセンターへの侵入を果たす。コーネリアはこの隙に、スザクのランスロットを囮に使い、地下坑道から強引に侵入を目論む。ゼロと草壁の交渉は決裂し、ゼロはギアスによりその場にいる全員を自決に見せかける。その直後にゼロと接見したユーフェミアはゼロの行動の裏に、ブリタニア皇族への恨みがこめられていることを知る。
危険をかえりみず突入するスザク。ランスロットとスザクの能力が、リニアカノンを突破し、メインシャフトを破壊して作戦は成功するが、ホテルは崩れ去る。人質を救えなかったと悔やむスザクの目に、開放された人質の様子が映る。ゼロは人質全員の開放を宣言する。同時に、自らの正義を行う「黒の騎士団」の結成を高らかに宣言した。
<この世界とサクラダイト>
・アバンのC.C.のナレーションが毎回少しずつ違う。「すでにこの時、先行きの命運は必然として約束されていたのかもしれない」という内容は、STAGE7でのセシルのセリフ「友情が長く続けば、再会は偶然じゃなくて必然になる」にかかってくると思われる。

・わずか3カットながら、租界の外に暮らす日本人の様子が見られる。イメージは大戦後の日本の風景かもしれないが、最大の違いは活気がないことである。にぎやかしく暮らせば、すぐにブリタニア軍に見つかり、粛清の対象となる。だからひっそりと暮らすしかないのである。

・その一方で列車に乗って旅行中のミレイ、シャーリー、ニーナの3人。シャーリーは租界の外に出るのは初めてだという。それ以上に租界の外の風景すら、彼女にはきっと見えていないだろう。自分たちが作り上げた狭い世界に安住し、そこから一歩でも外を見ることをしない。シャーリーはそんな普通のブリタニア人の代表なのである。

・ミレイたちの座る席はコパートメントである。どうやらミレイが手配したらしい、派手な部屋である。外に見える風景は一般的な農村の風景か。どれほどブリタニアが蹂躙しても、農業生産力を落とさないよう、手をつけていなさそうである。

・トンネルに入って暗闇にビクつくニーナ、それを見て話しかけるミレイ。その直前のカットでもミレイは彼女を気にかけている視線。ニーナはシャーリーよりもさらに租界はおろか自分のテリトリーから出ることすらないのだろうか。「おいてけぼりにしないから」というミレイとニーナのやりとりが、彼女たちの過去に何かを含ませる。

・準備していた車両に扇たちを引き入れるゼロ。それはあのはげた親父からせしめたものだろう。ゼロはこの車両を扇たちに貸し与え、同時に懐柔することで、扇たちを私兵にする成功する。ただこれだけの人数が出入りする車両である。大きさも並ではない。とすれば、かなり目立つと思うのだが。そして彼らは河口湖で発生した事件を知ることになる。

・ニュースのレポーター役は新井里美。「はんぎゃく日記」によれば、珍しくきちっとした役を割り当てられた彼女は、心配のあまり、事前に母親にその演技をチェックしてもらっという。だが大原さやかいわく、「一見出来るOL風」の彼女、きっちりこなしているではないか。

・カレンやルルーシュは、カメラに映った一瞬でミレイたちを発見する。またどうやら藤堂たち四聖剣のメンバーにとっても驚きの行動であったようだ。それは草壁たちの結果を予測しないいきあったりばったりの作戦であることを意味する。

・「サクラダイト」とは、「ロマンアルバム コードギアス 反逆のルルーシュ」によると、富士山一帯から産出される、高温超電導体の生成に不可欠な鉱物資源だという。サクラダイトの液体状のものは強力な破壊力を持つほどのエネルギーを秘めており、コードギアス世界における重要なエネルギー源であるという。

・富士山は日本の象徴であり、この世界ではプラントが立てられている痛ましい姿で現れる。この山は数回の噴火による溶岩の噴出で出来上がった成層火山である。富士山がサクラダイトの一大産地ということは、この成り立ちに他の火山とは異なる事情があって、サクラダイトが存在すると思われる。

・しかし世界的に見ても、富士山に類似する成層火山は、見飽きるほど分布している。世界一の標高を誇るハワイのキラウエアも同じ成層火山だし、ハワイ列島のほとんどの島は成層火山である。流体サクラダイトになる融点がどの程度か知りたいところだが、富士山だっていまだに噴火の予兆を見せることがあるくらいだから、それなりの熱量を有しているはずである。そんな危ないものが地下や山体に眠っているとしたら、おちおちこの付近で生活できないではないか。しかもそんな危ないものが、世界の70%を占めるほど集まっているなら、いよいよもって日本に人は住めないんじゃないだろうか? お願いだから、付近にお住まいの方々は、サッカー何ぞで盛り上がらず、静かに暮らしていただきたい。

<日本解放戦線>
・ニュースによれば、日本解放戦線は河口湖畔のコンベンションセンターにおいて行われている「サクラダイト生産国会議」の出席者を目標として、ホテルジャックを行ったという。この分割会議自体は世界におけるサクラダイトの分割比率を決定する会議である。後述するが、日本解放戦線の草壁少佐が語るところによれば、今回のホテルジャックは、あくまで日本解放戦線の存在を知らしめるためであったという。だとすると、サクラダイトが、戦略的に価値がある物資であることは知りながらも、会議そのものに抵触する気はなかったのではなかろうか? ブリタニアの気を引くために、相手の癇に障ることをしているだけを目的とする日本解放戦線は、どう取り繕うとも「日本」を名乗るだけの気概もない子供じみた連中である。

・日本解放戦線ご自慢の兵器である「雷光」。散弾をリニアカノンで発射する砲台で、エネルギー源を外部バッテリーおよび4台のKMFから供給されていると思われる。雷光発射時の「装填」「発射」の表示は、「トップをねらえ」の合体シークエンスに出てくる表示に良く似ている。それにしても散弾でKMFを撃退できること、大型ビーム兵器ではなく実弾でとなると、地下坑道自体は保持するつもりで使用している武器だと思える。ってことは、解放戦線の連中は、雷光を盾にしてこの坑道を使って逃げるつもりだったのか。というか、この期に及んで逃げるつもりだったのかと思うと、とことん見下げ果てたやつらである。

・C.C.の独り言、誰に向かって語っているのか、それは自分と対話しているのか?

・特派3人の台詞より、コーネリアが、表立ってはいないが、意外に純血派なのではないかと思われる。まあ皇族として表立ってそう表明することはできないかもしれないが。ましてや敵が日本人なら、手加減の可能性がある日本人を作戦に加える愚は冒さないだろう。だが、同じ純血派であるジェレミアやキューエルたちを用いないのは、やはりオレンジ疑惑を懸念してのことだろうか? あるいは一家思想が強くて、自分の手持ちの軍への信頼の厚さからかもしれない。

・セシルのいう「名誉ブリタニア人制度の意義」、それはナンバーズからの協力者を集い、ブリタニアの治世を安定化させることが第1目的だろう。その一方でなんらかの失政が会った時には、イの一番に処断される立場である。それはナンバーズ内部の裏切り者であるのと同時に、ブリタニアの有能な人材を無駄に消費しないで済むことにつながる。だがイレブンにおいてはそも「純血派」が強いうえ、そうした裏切り者を許さないコーネリアなどが、制度そのものを潔しとしなかったため、イレブン(日本)においては形骸化しているようだ。それだけにスザクの存在は特殊すぎるのである。「名誉ブリタニア人制度」自体は、ナンバーズを優遇したり、ブリタニア人とナンバーズを平等にするための制度ではない。

・ゼロの仮面の有用性、それはルルーシュの正体を隠すことであるが、それ以上に今回機能しているのは、ゼロの表情そのものを消す機能である。そのためゼロの思考は一見して読まれにくい。これは腹黒いやり取りをするうえでは、絶対の強さにつながる。顔でゲームに負ける私にとってはうらやましいアイテムである。すると、この仮面の有用性は、ルルーシュ自身がチェスの代打ちで考えた効果なのかもしれない。

・ゼロの言う「私たちはレジスタンスではない。正義の味方だ」。その意味がわかるまでは、いま少しかかる。

・日本解放戦線が人質を30分ごとに殺害していくというやり方。卑劣ではあるが、この方法が自分たちが追い詰められていることの証拠である。コーネリアはこれにより交渉にあたるなど、テロを正当化させるだけだと突っぱねる。こうなると意地の張り合いである。どちらもじれているが、解決できない状況である。

・中継に出ているディートハルトは釣りに興じている。やる気がないのもはなはだしい。

・中継車をかっさらって、ゼロはコーネリアの前に登場する。後ろの玉城くん、どうやって混乱をおさめるのか、ぜひとも後学のためにお聞きしたい。

・コーネリアの腰の剣、出てきたのは2回目であるが、銃と剣が一つになっている構造。まるでハーロックやエメラルダスの重力サーベルのようだ。交渉の問題点が人質に取られているユフィであることが公にはっきりするシーンである。「情のしっぽが邪魔をする」とはうまいいいようである。

・ゼロの仮面の効用、それは誰も知らないゼロの正体を知りたいと願う誘惑そのものである。人間にその下世話な感情がある限り、ゼロは常に勝ち続けるのだろう。

・ロイドの喜びよう、変態ですねえ。作戦が「おとり」だと解っていて立ち向かおうとするスザクの自己犠牲の考え方がよくわかるシーンである。

・「適当なところで戻ってこい」とのロイドの言葉に、むっとするスザク。スザクはどこまでもやるつもりだろう。このときは人命救助の名目があるから問題ないかもしれないが、本来的にはきちんと命令には従わないと、軍隊という密閉した機構の中では、兵士として役に立たない。

・回想シーンでのスザクとシャーリー。本当はルルーシュを誘いたかったのだろうけど、まずはスザクから。それは「将を射んとせばまず馬を射よ」のことわざどおりである。

<理念なき人質事件の末路>
・解放戦線の兵士に「イレブン」とのたまうニーナ。普段から黙っているキャラなら、どこまでも黙っていればいいものを、なんでこういうときだけしゃべるかね。まあこれをユーフェミアが助けるから、後のドラマにつながるのはわかってるんだけど。いつもいらんことしいのシャーリーだって、このときばかりは黙っているのに。しかしニーナのいやがりっぷりは・・・。

・日本解放戦線と接見するゼロ。第一声が「手を組む気はないか」といっているが、草壁の居丈高な態度を見ても、双方が歩み寄る気配はない。ゼロのほうでも手を組むつもりなど、はなからないのだろう。ゼロの態度も高圧的だ。つまりこの会見そのものが、人質救出のための時間稼ぎだし、このときのゼロの正義は、草壁たちを許すつもりなんて最初からないのである。

・草壁の「日本人がまだ死んでいないことを内外に知らしめるため」とのたまう。「古い」と一喝するゼロ。いやバカかこいつは。実に無益なことで人間の命をもてあそんでいるのだから、将としては失格もはなはだしい。これではただの目立ちたがり屋でしかない。小学生からやりなおせ。

・このあたりからゼロのシーンとランスロットのシーンが、カットバックで構成されている。同時に2つの出来事を平行して描くときに多用される演出方法である。事態が緊迫していることを伝えるときにはカットのスピードを速めると効果的であるのだが、このカット回しは本当に早い。そしてランスロットにシーンに至っては、本当に絵をよく動かしている。ランスロットの突入→雷光の砲撃→ランスロットのセンサーとエネルギーが最大→散弾が着弾→着弾する弾を避け、受け流すランスロットと、わずか数秒程度の間にカットを重ねることによって表現している。その一方で黒の騎士団が爆弾を設置している。ランスロットによる支柱の破壊がなくても、ゼロのボタン一発で事態を収拾するつもりなのだ。

・この場でユーフェミアと出会うことを予定していなかったのか、ゼロの仮面の中で意外な表情をするルルーシュが面白い。この場でのユーフェミアとの会話は、少しゼロにとっては余計な時間だったかもしれない。またランスロットを見たゼロも、意外に思っているようで、ブリタニア側の動きがなくても、人質解放を成し遂げる自身があったことが伺える。

・ヴァリス(VARIS)「可変弾薬反発衝撃砲」の略だそうです。発進時のセシルの台詞に寄れば、その弾薬やセッティングを変化させて、威力を変化させることが可能な砲であるようだ。ヴァリスの発射シーンを良く見ると、青白い球形の弾が発射され、弾の周りに気流の動きを示す描線があるので、おそらくエネルギーの塊を空気中に発射しているのだろう。横からのショットでは弾が引いた空気の尾が螺旋を描いていることから、弾は通常の弾と同じく回転を与えられている。このときすでに弾の周囲に空気との摩擦が発生し、衝撃波が生まれている。弾が引いた尾に青い光がちらちらするのは、摩擦熱を表現しているのだろう。弾が散弾の中心に当たる際、この衝撃波が飛び広がる散弾すら粉砕し、弾はそのまま雷光の砲身に吸い込まれる。おどろくべきはターゲットが固定しているとしても、雷光の攻撃をよけながらこれほどの命中精度で弾を発射したスザクあるいはランスロットだろう。ブリタニアはランスロットの量産と同時に、スザクのクローン化を推し進めるべきであろう。1個大隊に3人もスザクがいれば、日本解放戦線などものの数ではないだろう。

・雷光爆発の余波で、地下坑道から飛び上がるランスロットはすぐさまヴァリスの形状を変更し、第2射でホテルの支柱の破壊をねらう。このときに発射される弾の色は緑がかっている。これはおそらく形状の変更により、弾の威力を変更したものと思われる。つまり緑がかって見えるのは、弾の威力がやや低下していることを示していると考えられる。

<黒の騎士団>
・スザクが見るゼロの姿。このときゼロは光る窓の中にいる。このあとゼロのスイッチにより爆弾が爆発し、ビルが倒壊するなかで、人質は全員ボートに乗って解放されているタイミングを考えれば、ランスロットがヴァリスを発射したタイミングでは、すでに人質は解放されていることになる。ってことは、カットバックで緊迫した状況に見せかけて、実はランスロットが動き始めたときには、黒の騎士団による人質救出作業はほぼ完了していたことになる。つまり見ているこちらは、カットバックの演出により緊迫した状況を見せられてはいたが、その実ゼロたちにとってはそうでもなかったのだろう。さすがゼロというべきか。この点で、スザクやコーネリアなどの実情を知らない連中は、視聴者と同じような状況におかれていたので、気持ちは私たち視聴者と同じ視線であるといえる。

・ロイドがめずらしくまじめな声を出している。そしてランスロットの無事を確認したロイドの安堵の表情。まったくこの人は。

・コーネリアの「お前に手出しをしたら、人質に逆戻りだろう」。実はゼロがあまりに紳士的であったため、この考えに至らない視聴者が大多数だったのではなかろうか。かくいう筆者もその一人である。だがここでゼロはきちんと自分たちの身を守る保険をかけていることを気づかせ、さらにはコーネリアがそれに気づくだけの思慮を見せている場面である。あるいはゼロにその気がなかったにしても、コーネリアの戦略的な思慮の結果として、そういう見方もできるだろうということを台詞で見せている。ある意味でコーネリアの偽悪的な物の見方を示しているように思える。

・そしてゼロによる黒の騎士団結成の宣言。「撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ!」「世界は、われわれ黒の騎士団が、裁く!」と威勢はいいのだが、ここで言っているゼロの正義の論理は、虐げられている側の論理である。当然ブリタニア皇帝へのあてつけである。だからか、何か正しげなことを言っているようで、いじめられた小学生の泣き言のような気もしないでもない。おそらくこの時点でのゼロの正義の方向性は間違っていないのだが、その先にあるブリタニアをつぶすところまでの道のりが遠大過ぎて、間を埋めることがうまくできずにいるんじゃないだろうか? その正義の形は、次回に直接現れる。

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(2007/05/25)
福山 潤谷口悟朗

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テーマ : コードギアス 反逆のルルーシュ
ジャンル : アニメ・コミック

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波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
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