コードギアス 反逆のルルーシュ~STAGE11「ナリタ 攻防戦」~

<物語>
 ブリタニア軍の指揮系統が壊滅的な打撃を受け、黒の騎士団がコーネリアに迫るとき、ユーフェミアの許しを得て、スザクがランスロットを駆り、戦場に舞い降りる。また藤堂たちが戻ってきた日本解放戦線は、総力を持って反撃に出る。無頼改を機乗し、藤堂たち四聖剣も参戦し、ゼロの作戦を読んで進撃を開始する。コーネリアに紅蓮弐式が襲い掛かろうとしたとき、ランスロットが紅蓮弐式に急迫する。激しい戦闘で互角に戦うカレンだが、ランスロットにかき回されて作戦が瓦解し、ゼロは後退を余儀なくされる。しかしコーネリアの勅命でスザクはゼロを追い詰める。
ついにゼロと対峙するスザク。ランスロットにヴァリスを向けられ絶体絶命のゼロ。そのときC.C.があらわれ、スザクの前に立ちはだかる。新宿事変のときに彼女は死んだと思っていたスザクは動揺する。C.C.は己の能力を発動させて、スザクに強烈なイメージを見せる。それは亡き父・枢木ゲンブの姿であった。同時にC.C.の肩をつかむルルーシュには、彼女の中の記憶の一部が流れ込む。激しく動揺したスザクは半狂乱となり、ヴァリスを乱射する。飛び上がった土塊に撃たれ、血を流すC.C.。彼女はそれでもルルーシュの身を案じて逃がそうとする。
負けを認め、撤退を命令するコーネリア。その夕刻、黒の騎士団は作戦の成功を喜んだ。
洞窟内でC.C.を介抱するルルーシュ。ルルーシュは初めての礼を言い、そして二人は心を通わす。この日、二人は秘密を共有する、本当の共犯関係になった。

<ナリタ後半戦>
・アバンタイトルが珍しく前回のあらすじとなっている。が最後の最後で「信じる」行為の無意味さとむなしさを説くナレーション。ナレーションがC.C.の独白ならば、それは己の自戒の念なのかもしれない。

・前回ほぼ一方向に流出した土石流であるが、アバンのナリタ山の絵を見る限り、山頂付近から広く分岐して土砂流出した模様。その範囲が、OP明けの友軍配置表示に示される土石流のエリアである。表示は一方向に流れているが、実際には山の凹凸ににより、細かく分岐している土石流の範囲を含めて、ひとまとめにした範囲と考えればいい。

・サブタイトル明けのファーストカットより、ダールトン将軍の目の前に土石流で流された友軍の状況が見える。ダールトンは一段上の崖の上に立っている。この絵から推察すると、土石流は地形を侵食するように下方へ流れたことが伺える。ダールトンがぎりぎりのラインまでうまく後退したのはいいけれど、これは本当に奇跡としか思えない。もう一つの可能性は、土石流がもともと谷地形の場所を通過し、谷の両岸を侵食しながら土石流が下方に流れた可能性だ。これだと谷の地形を考慮してうまく展開していれば、土石流を避けることも難しくないだろう。なんにせよ、よく助かったもんだ。

・後方に控えている特派の指揮車の中での会話より。ロイドはこの土石流の発生を「不自然」だと見ている。ではなぜ不自然だと判断できるのか? 地すべりや土砂崩れなど「土塊の移動」という災害現象は、山体や山岳斜面の土塊が、斜面下方に移動する現象であるが、その原因のほとんどが地下水位の上昇にある。地下水位が上昇し、土塊を持ち上げるほどの浮力が発生すると、土塊が下方に移動するとう仕組みだ。地下水の上昇は通常であれば、集中豪雨などにより急激に発生する。ところがこのナリタにおいては、作戦前から作戦中の気象データに、降雨が観測されていないことをロイドが認識していると考えられる。黒の騎士団の未確認情報は、ロイドの予想を裏切るものではなく、むしろ不自然な土石流の発生に納得を与えた形となった。変態ロイド伯爵、腐っても科学者であったか。しかも発言が不謹慎であることに、気づいてなさそうなのが残念だ。セシルのここ一番のすごみが良く現れたシーンである。まあ、結局あとで殴られるんだけどさ。

・紅蓮弐式の輻射波動に敗れるキューエル。純血派の戦士がまた一人いなくなる。これで実質的な純血派は、統率者がいなくなったようで、ヴィレッタの出番がますます減ることになる。

・黒の騎士団の皆さんが、各個で活躍。中にはひどい怪我で泣いているやつもいる。声からすると、前回「俺たちって、エリート?」とかのたまってたやつではなかろうか。選ばれただけで戦士になれるわけではない。選ばれた後の行動が戦士をつくる。ルルーシュって、自分の手を汚さないくせに、こういうことは理論としてわかっているやつなんだな。こういうところが、中二っぽく、童貞っぽいんだよね。

<ユフィの決意、スザクの戦い>
・コーネリアたちが無視した可能性、しかもユフィが気が付いていた外からの援軍が到来する。しかもそれは黒の騎士団ではなく、日本解放戦線の藤堂率いる「四聖剣」である。全員無頼改に登場しているのだが、じゃあ運搬車を運転しているのはだれか? 「秘密戦隊ゴレンジャー」のエピローグ付近でよく見た、バイクに5人とも乗っているにもかかわらず並走しているバリタンクの操縦者なみに気になる(←自動操縦でしたw)。

・後方よりコーネリアに迫る藤堂率いる四聖剣。「無頼改」登場シーンの日本刀を立てて、片膝ついている形が、なんともいえずイイ! 腰の曲がりなんか、実際のKMFにこれほどの稼動範囲があるかどうか謎だけど、「サムライ」っぽさがやはり藤堂たち四聖剣のウリだと思う。ブリタニアのKMFに切りつける剣が、チェーンソー的なのにびっくりした。これじゃあ、日本刀のように颯爽と切るわけにはいかないだろうなと思った矢先に、胴を一刀両断するシーンにでくわした。なんだかだまされている気がするのは、筆者だけであろうか? それにしてもこの猛攻を受けきるコーネリアと親衛隊も強い。

・さて藤堂たちの戦闘序盤で、7年前のブリタニアとの戦闘について語っている。KMFなしに、どうやって藤堂はブリタニアに土をつけたのか。外伝でぜひアニメ化していただきたいエピソードである。

・カレンからの報告で、藤堂たちがコーネリアをねらっていることを知るゼロ。藤堂たちの優秀さをゼロは認める。ただこの場合、藤堂たちがナリタを出ていることをゼロは知らない。逆に見れば藤堂たちは仲間を助けるためにどういう選択肢があったかを考えてみた。

1)G1を占拠して、指揮系統をつぶす(ユーフェミアを盾にとる方法が発生する)
2)大将首をとりに、コーネリアを襲う
3)血路を開き、ナリタ山中の日本解放戦線と合流する

しかし絶対的な戦力差とゼロの奇襲による土石流によって、2)の選択肢しか選べなくなるわけだ。状況判断という意味では、少ない選択肢から最良を選んでみせた藤堂は、やはり良将というべきだろう。

・その一方で、ナリタ山居残り組の片瀬少将には、この戦局に対して明確なビジョンがない。コーネリアの攻撃に際しても防戦一方であり、藤堂がいないことを悔しがり、しまいには神頼みする始末だ。これが一将帥のすることか。しかもゼロの奇策が決まってなお、事後の対応に指示を出した形跡もない。あまつさえ藤堂からの連絡があって、はじめて全面攻撃を決断するていたらくである。藤堂が片瀬の下におかれていることが、気の毒になる。逆に藤堂は、実現不可能に思える事態においても、「戦局逆転の好機」などと部隊を鼓舞することができる。さすがギルフォードをして「将軍と騎士の器を持つ男」と呼ばれるだけのことはある。だがこの藤堂評、いささか問題ありである。両方の器を持つが、裏を返せばそれを同時に満たした人物はいないということでもある。そして藤堂は自分を使いこなす上司を望んでいたのだから、どうしたって「将軍」とはなりえない。藤堂の優秀性を示す言葉ながら、それがまた虚実入り混ざっている評であることが面白い。

・この状況下でダールトンがとった行動は、まずイの一番にコーネリアの隊と合流することだ。戦力差が大きいからといって、分断された戦力を各個撃破されたら目も当てられない。問題はそのための移動ルートである。「土石流」とは土砂と水により構成されている。特に崩壊当初の土石流は、水が支配的とされる。平面位置を確認すれば、土石流を境に、右にダールトン隊、左にコーネリア隊が位置している。そのため最短距離で移動するなら、ダールトン隊は土石流を横断することになる。しかし、まだ下方へ流れ続けている土石流を横断することは、二次被害を拡大させるだけである。足元を攻撃されて態勢を崩すKMFのシーンもあるぐらいだ。また土石流は山体下方に向かって幅を広げている。ダールトン隊は下方を迂回する方法が考えられるが、これだと時間がかかりすぎる。逆に上方に移動したいが、黒の騎士団が頭をおさえているので、これもままならない。

・ではブリタニア軍はどうすればよいか? 土石流から遠い場所に配置されている友軍を、すべて山頂に向かわせ、少数である黒の騎士団と解放戦線を、裏手から攻撃すればよい。だが残念ながら、すでに黒の騎士団が電波妨害を行っているため、命令として上記の行動を起こすことはできない。

・G-1を動かしてコーネリアを助けようとする幕僚たち。それをはねつけるユフィ。ただの後方支援のつもりがこれほどの重圧のかかる判断を押しつけられようとは、ユフィも思わなかったろう。だがこの時ユフィの判断は、まったく間違っていない。しかも幕僚たちの意見だって、選択肢としては当然の策である。つまりここはユフィの「将」としての器が試されている瞬間なのである。

・つまりこの状況を打開できるのは、流れとしてスザクおよび特派しかいないことになる。しかしロイドは自分の物言いは、他人の気分を害することを認識しているのだろうか? 「~ございま~す」のくだりはどう聞いても、日曜夕方に出没するイレブンのアニメに登場する有名なあの方のセリフに聞こえる。

・口の動きだけで「ユフィ」とわかる、スザクとユーフェミアのささやかな信頼関係が、一服の清涼剤のように思える。ユーフェミアに出撃を命じられると、スザクの後ろにいるセシルもうれしそうだ。

・KYとしか思えないロイドの台詞。まあセシルでなくたって、殴りたくなるのはわかるけど、実際に殴れるのはセシルだけなんだろうな。なおロイドは後にスザクにも殴られます。

・ギルフォードたち親衛隊と戦闘する藤堂たち。ギルフォードが放った「ケイオス爆雷」。藤堂は一瞬にして爆雷の攻撃をかわすために、四聖剣を散らせる。藤堂がブリタニアの戦闘技術を熟知している証拠である。

・「人を助けたいから軍にいる」というスザクの矛盾。これは自衛隊がもつ矛盾と同じなのだ。「銀河英雄伝説」の受け売りでしかないが、武力は2面性を持っている。自由や人命を守ることと、自由や人命を奪うこと。そして軍隊とは後者を行うために存在している。その意味では、スザクの志は筋違いなのだ。ランスロットやスザクのパイロットスーツが「白」を基調にしているのは、そんなスザクの気高い思いがこめられているような気がしてならない。

・土石流が現場を覆う状態で使用されたランスロットのサンドボード。もしこれが雪中行軍を想定しての装備だとすれば、雪よりも単位体積重量が重い水を含む土砂は問題なく使用可能である。しかしこの装備の名前は「サンドボード」である。もしこれが土砂上での使用を想定してるものであった場合、雪上で使用すると沈む可能性がある。なお後に出てくるフロートシステムがあれば、この問題は容易に決着がつくので、この限りではない。

<敗北のコーネリア>
・コーネリアを追い詰めたとき、ゼロは外部音声にてコーネリアに投降を呼び掛けている。ゼロの言葉より「すでにチェックメイトだ」「あなたには聞きたいこともあるしな」などの言葉は、ゼロの正体につながるヒントが隠されている。これをしゃべってしまったゼロは、勝ち誇った傲慢さが油断を呼んでいるとしか思えない。

・紅蓮弐式とコーネリアのグロースターが一騎打ち。銃撃からハーケンを発射するタイミングの素早さも見事だが、それを機動力でねじ伏せ、なおかつ隠し持っていた短剣を使って必殺の間合いに入ろうとするカレンの操縦は圧巻の一語に尽きる。それまでのKMFが長距離レンジの武器が主武装であったから、輻射波動にしてもこの短剣にしても、紅蓮の設計思想には接近戦が確実に想定されている。またこの短剣も見惚れるほどだ。十手の形と解説(「電撃データコレクション」より)されてはいるが、むしろ「兜割り」(千葉真一主演の「影の軍団IV」で千葉氏演じる服部半蔵の持つ刀がそれ)に近いのではないだろうか。

・コーネリアを追いつめるゼロ。紅蓮弐式の輻射波動で槍を砕き、マシンガンをゼロに破壊されて、コーネリアは反撃のチャンスを失う。ダールトンは解放戦線に挟撃され、ギルフォードは藤堂たち四聖剣に足止めされて、コーネリアを救う機会は失われたと思われたそのとき、ランスロットが飛び込んでくる。しかもヴァリスで障害物を吹っ飛ばして。勝ち誇っていたゼロが、一転して悔しがるのも無理はない。

・紅蓮弐式とランスロットの一騎打ち。ヴァリスを交わして間合いに入ろうとする紅蓮に、けりで対抗するランスロット。輻射波動でサンドボードを破壊される。まさに一進一退の攻防だ。これはもう実際に見ていただくのが正しかろう。スラッシュハーケンの使い方、間合いの割り込み方にカレンの気持ちが乗っているのが見て取れる。ロボットアニメの醍醐味を純粋に味わえる時間だ。輻射波動でヴァリスを止めるカレン。ヴァリスがビーム兵器ではないことが良くわかるシーンだ。紅蓮は足場を崩されて落下し、輻射波動機構はヴァリスのせいで不調をきたして、後退を余儀なくされる。

・両腕をなくしたKMFでも、ゼロに戦いを挑むコーネリア。だがエナジーフィラーの消耗で、膝から落ちて稼動できなくなる。ゼロの追跡をランスロットに依頼するコーネリア。スラッシュハーケンの射出力で、ランスロットは飛び上がる。これは機体を引き上げる能力があれば、機体を押し出す能力も同時に有していることを見せている。スザクがランスロットのスペック上の能力を、最大限に引き出している様を、画として見せているシーンである。

・撤退する黒の騎士団。「人間はゲームのコマじゃない。ゼロだってそんなことは考えていないはず」と語る扇であるが、その台詞にかぶる画は、ランスロットに追いつめられているゼロの画である。新宿事変でレジスタンスをチェスのコマに見立てて、作戦を展開していたゼロにとっては、皮肉でしかない。だが扇の「彼のブリタニアへの怒りは本物~」というくだりは、実に教師的な洞察による扇のゼロ評である。扇のゼロへの信頼の一端が見えるのだが、同時にそれはリーダーをゼロに任せたことと引き換えの信頼かもしれない。

<C.C.、その過去>
・ランスロットににらまれて、仮面の奥で表情をゆがめるルルーシュ。しかしこの「ゼロの仮面」の有用性は計り知れない。人間にとって表情を隠すことがどんな意味を持つか、よくわかるシーンである。

・再登場のC.C.。いままでどこにいたのかしらん。ランスロットに直接手を触れて、スザクにショックイメージを見せる。その映像はスザクの過去に関するものであり、スザクが、実父に関する過去の事件にとらわれていることを知ることになる。

・C.C.の見せたイメージを列記してみる。

1)上下にある球体(あるいはゆがんだレンズ?)にはさまれた世界。中心にまばゆい光。球体には模様が描かれている。
2)C.C.の額に現れた紋章が、どこかの壁面に描かれている。紋章の中心から同心円状のひびが見られる。
3)額以外にも紋章や図形が赤く刻まれた少女たち。儀式なのか、みな装飾品を身につけている。女の子ばかりではなさそうだ。
4)遠くに見える木星と思われる赤い星。OPの映像にも短いカットで木星のアップが見られるが、関係があるのか?
5)シナプスの奥底にあらわれたスザクの父・枢木ゲンブ元日本国首相。「そんなつもりじゃない」と叫ぶスザク。
6)ここからはC.C.からルルーシュに流れ込んだイメージ。C.C.の額の紋章と同じマークを持つ建物。建物に石を投げつける民衆。魔女狩りっぽいイメージ。
7)シスターの姿をした女性、額にはC.C.と同じ紋章が赤く輝く。
8)シナプスの奥底では、枢木神社の鳥居。ヨーロッパのような風景(川、城)
9)川の水に裸で座っているC.C.。右胸に例の紋章のような傷あと。赤く生々しい。
10)モノクロ映像で、市街戦をする兵士、左目にギアスの浮かんだ少女とその泣き顔
11)枢木首相とルルーシュの母。どうも同じ場所にいたような。
12)「俺はああするしかなかったんだ」というスザクの叫んだあと。一瞬対峙するスザクとルルーシュ。鉛筆で書かれたようなギアスの紋章
13)黒い5人が左に向かって歩いている。中には女性もいる。
14)右側から黒い骸骨のようなものがあふれるように出てくる。
15)針のない柱時計
16)中心に集中する強烈な光
17)曼荼羅

ここまで羅列してもなんの関係性も見られないが、1~5はスザクが見たイメージ、6~11はC.C.からルルーシュに流れ込んだイメージ、12~17はスザクとルルーシュが同時に見たイメージである。ここではあくまで推測であるが、1~4はC.C.の能力が発動する過程で見られるイメージ。5はスザクの心の奥底に隠されたイメージ。6~11はC.C.の過去に関するイメージ、12~17は「死」に関するイメージではないか。C.C.の本当の名前に関する情報は、6~11に隠されているのではなかろうかと思うのだが。

・C.C.の能力、それは接触した相手に直接何らかのヴィジョンを見せることである。この時のC.C.はただルルーシュを逃がそうとして、時間を稼いだにすぎない。だがその作業中にC.C.に触れることは、同時に触れた相手にもヴィジョンを送り込むことになる。しかもヴィジョンの中で、スザクはルルーシュに出会ってしまっている。どうやらC.C.の子の能力は、C.C.の送りこむヴィジョンをトリガーにして、触れられた人間の封印された過去がヴィジョンとしてよみがえるというものらしい。だからC.C.を介して送られたヴィジョンは、スザクとルルーシュの双方に影響しあう結果となったと推察される。

・さてこの時のC.C.は、非常に弱々しく、そして少しあわれでなまめかしい。キャラとしてはわかりやすい「ツン」であるのだが、自分の過去をさらすことに抵抗があり、しかもこうしてヴィジョンとして流れ出てしまう情報には、まったく無防備である。それはまさに裸にされたC.C.だといってよい。

・暴走するスザクの余波で傷つくC.C.。とことん命をかけてまで、彼女はルルーシュをかばう。それはもはや彼女のルルーシュへの執着である。そうした執着はルルーシュにとって心地いいものであるから、洞窟での素直さに直結する。

・コーネリアの敗北宣言を受けて、今回の勝利に喚起の声を上げる黒の騎士団の面々。ゼロもいないのに、いい気なもんだ。たぶん玉城くんあたりが勝どきの声をあげたのだろうが。

・暴走するランスロットから逃れ、鍾乳洞のような洞窟で休むゼロとC.C.。この洞窟が鍾乳洞だとすると、この山自体が石灰岩でできていると考えねばならない。本来鍾乳洞とは、石灰岩でできた台地に雨が浸透し、長い年月をかけて浸透した雨水が石灰岩を浸食してできた洞窟をさす。前回の説明で成田山は砂でできた台地と書いている。砂では鍾乳洞はできない。ましてや石灰岩の台地に、土石流の発生する可能性は低い。もうしわけないが、「ナリタ」が架空の土地であっても、これを見逃すことはできない!

・C.C.を助けておきながら、彼女の正体を探ろうとする、ルルーシュの本質が現れている。しかし血液検査が個人でできるって、ギアスを使って保健所で調べさせる気だろうか?でも結局この血液サンプルである白い布は、洞窟に捨てられるのだが。そしてルルーシュが述べるC.C.への感謝。ルルーシュとC.C.の絆は、ここからさらに深まっていくことになる。最後の「白い雪が好きだ」という言葉も、C.C.には優しく響く。

・寝言でC.C.の名前を知るルルーシュが、少しさびしそうに肩を落としている。なんとなく彼女の本当の名前は、歴史上に名を残した悲劇の女性の名前なのではないかと思うのだが。正直検索してもうまくひっかかってこないので、あきらめた。まだ暴走中なのか、C.C.の額にはギアスのマークが。

・「感謝されたのは、はじめてだよ。」というC.C.。ギアスの能力の大きさを考えると、これまで感謝されることなんてなかっただろうなと思う。そしてその戦慄の具体例が、次回以降に登場することになる。

・ごるあ~ジェレミア! 「ぽぺ」はどうした~!(おそらくDVD版により修正)

・カレンとC.C.、二人のしずくが2つの波紋を作る。静かなのに胸騒ぎがする印象的なシーンである。

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福山 潤.櫻井孝宏.ゆかな.小清水亜美.名塚佳織

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テーマ : コードギアス 反逆のルルーシュ
ジャンル : アニメ・コミック

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波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
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戦隊シリーズをこよなく
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スタートレックは
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