コードギアス 反逆のルルーシュ~STAGE24「崩落のステージ」~

<物語>
 ゼロの策略でトウキョウ租界の城壁は崩れ落ちる。だがコーネリアの戦意は衰えない。ブリタニア軍は最後の砦としてブリタニア政庁で布陣する。ギルフォードと藤堂の戦い、ヴィレッタの不審な行動、スザクの参戦と、トウキョウ租界での戦闘は、さまざまな状況が交錯する。そして騎士団はトウキョウ租界の要所を襲撃し、次々と支配化におく。
 怒りに震えるスザクのランスロットが、外側から騎士団の陣を突き崩そうとする。そしてスザクの胸に去来するのは、謎の少年が伝えるゼロのギアスの秘密とユフィの変化の謎。そして記憶を取り戻したヴィレッタも行動を開始する。そしてスザクのランスロットとカレンの紅蓮の一騎打ちが始まる。だが戦いはスザクの勝利と見えたそのときに、ゼロがスザクに一騎打ちを申し入れる。だがゲフィオン・ディスターバーによりスザクを押さえることに成功する。
 一方で籠城するブリタニア。だが怒りに燃えるコーネリアはゼロと一騎打ちを演じる。ゼロを追い詰めるコーネリア。だが思わぬ人物がゼロを救う。そして記憶を取り戻したヴィレッタは扇を撃つ。また混乱のさなか、ナナリーは謎の少年により行方不明となる。

<租界崩壊!>
・アバンタイトルで、「CODE-R」つまりC.C.に関する研究データを解読するジェレミア。バトレーの指示により「ナリタ」で研究していた内容は、C.C.のギアス能力の研究であった。ジェレミアはC.C.の持つギアス能力の再現やギアスを防ぐ能力を研究するための実験体として改造されたのである。

・どこまで改造したのかはよく分かりませんが、バトレーを本国へ送還にした恨みをジェレミアに返していると認識していることから、脳の記憶はいじくってないようだ。しかも「ゼロ」の名前に反応するほど、過去の事象への執着はすさまじい。

・租界の端部に立ち、騎士団を迎え撃とうと構えるコーネリア。だがその時、租界の外壁が轟音とともに崩壊する。それはルルーシュが事前に立てていた策であり、時間通りに租界外壁をパージする命令を、ギアスによって行っていた結果である。

・疑問であるが、ゼロはいつこのギアスを使ったのか? 前回のラストでは、時限式で、時間によって発動したように見えるのだが、今回の画面を見ると、ゼロの「軍門に下れ」という単語に反応するギアスのようである。ということは時限式的なギアスの使い方ではない。ゼロのクーデターの計画は学園祭直前より進められてきた。もしゼロが日程や時間を決めて行動を起こすとした場合、租界崩壊のギアスは時限爆弾式にするはずである。ということは学園祭から行政特区日本の式典までの間に行い、特区に参加するかどうかを決めかねていたから、キーワードによる命令にしたのではないだろうか。そうなるとこのギアスを使ったのは、学園祭と記念式典の間で行われたと見るべきであろう。

<租界の建築構造について>
・ルルーシュは租界が地震対策のために階層構造で作られていたことを知って、それを崩壊させることで、コーネリアの足元を崩すことに成功する。これによりコーネリア軍は大混乱となり、同時に進軍の足がかりとなる。この階層構造自体は基本的な「免震技術」である。つまり階層的に建造物を作り、階層ごとに地震の揺れを逃がすことにより、建造物崩壊を防ぐ方法である。これは現実の建設技術です。おそらく階層の柱には、免震のための分厚い円盤状のラバーが配置されており、このラバーが地震の揺れを吸収・軽減する。そのため地震の揺れに対して揺れはするものの、建物自体の崩壊はない。これは「阪神・淡路大震災」以降の教訓として取り入れられた高層建築に対する技術である。

・ゼロは陣頭指揮のために前線に立つことを厭わない。それはゼロ自らが前線に立つことで部下を鼓舞することもできるし、上に立つ者の責任を果たすことができるからだ。だがゼロの場合は自らを「囮」に使うという、戦術上の利点を理解しているからでもある。根がズルいルルーシュは、見せかけの意味をよく知っている。

・そしてパージされる租界の階層構造。このパージ構造は劇場版「機動警察パトレイバー」の1作目に登場した洋上プラント「箱舟」にも似ている。この構造はパーツごとに運び込んでその場で組み立てる利点があるし、部品の腐食や破損に対してもその一部だけを交換できるため、メンテナンス費用が抑えられる。一方で免震による建物のひずみは、パーツの境界部分に負担がかかるため、地震のたびにチェックが欠かせない。長所短所はいろいろあるのですよ。

・玉城くん、ここにきてゼロのすごさが身にしみたようであるが、残念ながらあと2話である。遅すぎやしないか?

・ちゃっかりG1の皇族席に座る神楽耶。無邪気に喜んでおられる。にしてもいちいちブリタニアの旗を赤のバツ印で潰しているのが微笑ましい騎士団である。

・ここでやっとOPである。しかもたった2話にために新曲に新OPである。まあ、1枚絵と過去のフィルムの編集ではあるが、やりすぎな気もする。これをサービスという。

<戦力差、能力差>
・ガウェインからトウキョウ租界を睥睨するゼロ。目標となるブリタニア政庁が赤々と浮き上がる。そしてゼロの最終目的はブリタニア皇帝シャルルをおびき出す遠大な作戦である。このときゼロはシャルルにギアスが効かないことをまだ知らない。シャルルを前に圧倒的に自分が有利だと思っている。・・・・甘い! 甘すぎるぞ、坊っちゃん!

・藤堂がブリタニアの航空戦力を気にしている。これはKMFが航空戦力に弱いことを裏付けている。ではブリタニアの日本侵攻時に、日本の航空戦力はどうしていたか? 答えは簡単、ブリタニアは先に制空権を握っていたのだろう。あるいは航空基地を先に押さえてから侵攻したとも考えられる。もしこの世界の日本が自衛隊のみであれば、自衛隊の航空戦力ではブリタニアの侵攻を防ぐほどの戦力はない。

・千葉が答える「伊豆諸島」、「佐渡」、「淡路」の航空戦力。各地に散らばっている同志たちが優先的に航空戦力を叩いているとはいえ、これだけ本土以外に戦力を温存しているブリタニアは、やはり手ごわい。いずれも「島」、しかも東京を中心に数百㎞の距離である。

・劇中、ガウェインがあまりに強すぎるため、ブリタニアの航空戦力はまったく機能していないのだが、それでもガウェイン1機での戦闘にも限界があるだろう。藤堂たちにも焦りが生じている。いずれ到着する、島に配置されている航空戦力の増援部隊が到着する前にケリをつけたい。「今のうちだ」にはこういう示唆が含まれている。

・コーネリアは政庁での籠城戦を覚悟する。身動きできない友軍機を心配する優しさを見せるコーネリアに対し、将に対する配慮を見せるパイロット。コーネリアが兵士たちに心底愛されていることがよくわかる。自軍兵士の死は、コーネリアでもつらい。このやり取り、案外とのんびりしているシーンに見える。コーネリアが直近まで敵軍を近寄せるはずもない。ってことは、藤堂たちの進軍スピードが上がっている証拠である。コーネリアは驚いていたのだ。騎士団側の士気の高さが伺えるシーンである。

・勇躍する藤堂機と刃を交えるギルフォード機。ナリタでの再戦がここに再現される。さて騎士の矜持を見せたギルフォードはいいとして、藤堂が操る月下の剣と、ギルフォードの駆るグロースターの剣、はたしてどちらが強いのか? 月下の剣は刃裏にブースターが仕込んである剣であり、打撃時の突入能力を最大限に引き上げる仕掛けである。一方のギルフォードの剣は、ランスロットと同じものであり、MVSであるから、刃を高周波で震動させて切り裂く刃である。物理的に両方の刃が激突したら、勝つのはMVSだろう。だが「肉を切らせて骨を断つ」式に藤堂が勝負を賭ければ、打突の衝撃に耐えかねるのはギルフォードの側である。つまりこの勝負を決めるのは互いの技量ではなく、激突の一瞬の駆け引きなのである。

<激闘の中で>
・扇の心配をよそに、しっかり記憶を取り戻した様子のヴィレッタ。扇の自宅は血に染まっている。暴徒相手に、よほど恐ろしい思いをしたのだろう。指摘がありましたが、こういう時に怖いのはゲリラ、しかも暴徒と化した一般人だったりします。だがこういうことを許していては、騎士団といえども非難を免れない。一軍の将の器は、むしろ抵抗できない一般人を守る矜持こそが大事なのであるが、支持してくれようとも暴徒までは手が回らないのがホンネである。しかし人間は極限状態で、ああまで理性を失わせることができるのか。その恐怖がヴィレッタに記憶をよみがえらせるのであるが・・・。

・ゼロの指示によりアッシュフォード学園に拠点を置くことになる騎士団。それはルルーシュのナナリーへの心配がそうさせた以上に、マオの件でもわかるように、生徒会のクラブハウスはすでにルルーシュにとって庭場であるからだ。おそらくルルーシュはクラブハウスを要塞化しているに違いない。

・スザクはランスロットで租界に行くつもり。だがそれをロイドが邪魔をする。とはいえ止めるつもりもないロイド。スザクに殴られるままにまかせている。このシーンを見ていると、スザクにとってブリタニアで得たものは、ロイドとセシルという疑似家族なのではないだろうか。これに関しては後述する。

・ギルフォードの救助に入るグラストンナイツ。この時の功績といい、スザクの件といい、ブリタニアにおいて「ナイツ(騎士階級)」とは重要なものである。「R2」になると皇帝直属騎士団が続々登場する。そもそも中世欧州における騎士階級とは、国王の命により戦争時に参集する戦闘兵団であり、それゆえに戦功に応じて領土や部下を持っている地方領主のことである。だが戦争がなく安定した治世においては愚劣化することも多く、地方によっては軍閥化することもある。そのため国王にとって戦争や遠征とは、そうした騎士団を効率よく飼いならすための政策ですらあったのである。この世界での騎士階級とは、純血のブリタニア人であれば、自由と生活が保障される高待遇の地位であり、ナンバーズにとってはブリタニア内部でのし上がるための栄達への近道となる。そう考えると、シャルルが進めている侵攻政策というのは、皇族・貴族支配のためには理にかなっているということになる。

<怒り、悲しみ、裏切り>
・航空戦力をあらかた片付けたガウェインのコックピットで、次々と命令を下すゼロ。咲世子さん、協力者として名前が登場! なんだろう、この胸躍るような感じは・・・・?

・ブリタニア宮廷内での会議の様子。U字型の卓の上座に座るのが、第一皇子のオデュッセウス。トウキョウ租界の状況のほかに、この機に乗じて中華連邦まで介入し始めるにおよび、やりきれない表情を見せる。万事頼りないお方である。だがこの人が前面に立っている間は、第二皇子であるシュナイゼルは、比較級的にいいところを持っていけるわけである。むしろシュナイゼルにとってはいい隠れ蓑といえる。

・租界の要所を次々に手中に治める黒の騎士団。ディートハルトは明らかに偽悪趣味である。以前の上司にひと泡吹かせたかったのだろう。騎士団の中心人物は学園の生徒会室に集合し、学園を占拠する。カレンはそこで正体をばらすことになるが、それはミレイたちを安心させるためである。だが一方で好き勝手できると勘違いしている玉城君はやはり野蛮人である。何気にリヴァルがかっこいい。

・「私に何をしたの?」とゼロ以外には理解できないことを口走るシャーリー。自分の記憶の混乱がカレンとゼロのせいだと思っているらしい。思い込みが激しいのも困りものであるが、なにより空気の読めなさ加減が、最後の最後までイラっとさせてくれるシャーリーである。

・ランスロット・エアキャバルリーが租界に到達。すでにブチ切れているスザクは、せっかくの日本解放戦線の遺品である雷光を台無しにしてしまう。

・そしてユフィのなくなった部屋で出会った少年V.V.との会話が回想される。そしてヴィレッタも状況証拠のみだけで、ルルーシュのギアスの力の正体にたどり着く。

・そして展開されるランスロットと紅蓮弐式との一騎打ち。空を飛んでいるランスロットに、ハーケンによる空中戦を強いる紅蓮弐式。ビルの壁面に向けて輻射波動を撃ち、跳ねるなんて。しかも勝負は一瞬でつくようで、互いの腕を切り落として一瞬の余白が生まれる。ランスロットの切り離し機能など、相変わらずカラクリの多い機体である。そこへ割って入るゼロ。それはスザクをおびき出す罠である。

<急転直下!>
・コーネリアを中心に迎撃準備が整い始める。コーネリアは籠城戦をして、騎士団に無駄な出血を強いる覚悟で、援軍を待っている。長引けば騎士団に不利になる。それは藤堂たちも理解していることであるから、出来る限り短時間で決着をつけたいのである。本国のシュナイゼル、佐渡と鳥島からの援軍もじきに到着する。そして決着を急ぎたい騎士団としては、コーネリアの策に乗せられるしかない。

・美しいコーネリアの表情から一転して、目のアップから入るジェレミアの苦痛の表情。ゼロへの執念が、機械的な制御を受け付けないようである。機械を凌駕する人間の執念。バトレーが利用しようと試みたものに、バトレー自身が苦しんでいる。

・そして扇とヴィレッタの運命の再会。そして破局の時でもある。髪はおろしているものの、その服は扇に助けられていた時の私服である。物持ちいなあw でも記憶を失っていたヴィレッタは、自分のこの服の存在を不思議に思わなかったのだろうか?

・学園を背にしてスザクに迫るゼロ。まったくもって主人公のする行動ではない。むしろ悪の所業である。準備している咲世子さん。危ない任務についている。心の中で、「スーさん・・・」とか言ってるのかしら。

・またしてもゲフィオン・ディスターバーで捕獲されるスザク。一気に政庁での戦闘に突入する。ガウェインのゼロも忙しい。そしてコーネリアと対峙する。一方のクラブハウスでは、扇とヴィレッタの会話。一瞬映る向かい合う白と黒の折り鶴が、二人を暗示する。そして一瞬で撃たれる扇。黒の折り鶴が倒れている。

・ナナリーの指示にしたがい、スザクを助けようとするミレイたち。一方ヴィレッタを探す騎士団員は、あやしく光るなにものかを持ったニーナに遭遇する。彼女は使い古しのKMFにのって現れる。

・ユフィの仇といってガウェインに襲いかかるコーネリアのグロースター。藤堂の読み通り、機体性能に依存したら負けるとわかっていての戦闘である。にしても技量の差は埋めがたい。だが一瞬の出来事がゼロを救う。それはまさかのギアスをかけられたダールトンの一撃である。

・だれもいない生徒会室に現れてナナリーを連れ去るのはV.V.である。ナナリーがC.C.と間違えるほど似た雰囲気を感じ取っている。謎を謎のまま残し、怒涛の展開は次回、最終回を迎える!


コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー (1) (角川コミックス・エース 175-1)コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー (1) (角川コミックス・エース 175-1)
(2007/06/26)
大河内 一楼谷口 悟朗

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