「必殺始末人」~ジャニーズと時代劇の親和性~

 前段をまるっきり無視して書き始めるのだが、後期(シリーズ15作「必殺仕事人」以降の作品群としておきます)から必殺シリーズのファンになった人間にとって、最大の問題点は旧作を見ることができなった点にある。だから後期必殺ファンにとって、それ以前からの必殺ファンとは、まったく反りが合わないのは仕方がない。いくら「前期がよい」といったところで、見ることができないのでは比較のしようがないではないか。ビデオもLDもなかった時代だと、それこそ地方テレビ局における再放送しか頼るすべがない。東京近辺に住んでいると、今から十数年ほど前にテレビ東京での放送があったが、テレビ埼玉などの再放送が見られないと、関東でも再放送にはめったにありつけない状況であった。

 時代は移り変わると、地方局での再放送もさることながら、DVDシリーズによってこうした事態が急激に緩和される。こうなると旧作に見られる荒削りでいて迫力ある時代劇の作りに圧倒される結果、やはり前期必殺に軍配が上がることになるし、それでも光と闇を操りきる映像美が目を引く「後期必殺」が好きな人にとっては、どれだけなじみが深いかの差によってしまう。いつしかテレビで必殺シリーズが見られなくなったとしても、いかばかりかのお金を出せば、映像ソフトとして発売されたりレンタルされたりしている作品を見ることができるので、いよいよ前期後期の区分すらどうでもよくなることになる。それが必殺シリーズのファンの現状ではないだろうか。
ところが、そんな状況下でもなかなか陽の目を見ない作品というものはあるもので、今回ご紹介する作品も、DVDとして発売されるまでずいぶんと長い年月を経ている作品だ。それはまた作品の出来不出来以上に、ファンからは長らく敬遠されてきた作品でもある。それが今回のお題である「必殺始末人」シリーズだ。

必殺始末人 全集 [DVD]必殺始末人 全集 [DVD]
(2010/11/10)
田原俊彦、南野陽子 他

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<概要と物語>
 「必殺始末人」は1997年に劇場公開された作品である。主役に田原俊彦や南野陽子というネームバリューのある役者を配置し、中村主水なきあとの必殺シリーズを盛り上げようと制作された意欲的な作品であった。興業的にはさしたる成果はなかったが、その後オリジナルビデオシリーズとして2作品が制作され、全3作となっている。

 必殺シリーズに関しては以前にも何度か本ブログにて触れているが、もう一度振り返っておこう。1972年に池波正太郎を原作に迎えて「必殺仕掛人」でシリーズはスタート。翌73年には2作目「必殺仕置人」にて山崎努演じる「念仏の鉄」、そして藤田まこと演じる「中村主水」が登場し、大人気となる。だがこの年に必殺を模した殺人事件が発生し、シリーズは一端危機を迎えるが、シリーズはタイトルに「必殺」の文字を外すなどの方法で、放送を継続する。77年には「新必殺仕置人」にて鉄と主水が再びタッグを組んで登場し、従来のファンだけでなく新規のファンを増やして、シリーズ最高潮の盛り上がりを見せる。だがそれ以降はやや人気に陰りが見え始め、視聴率的にも苦戦を強いられる。シリーズの完結を覚悟して放送された79年「必殺仕事人」によって、三田村邦彦演じる若き仕事人・秀の登場と人気を持って、シリーズは完全に息を吹き返す。その後「仕事人」はシリーズ化し、その間を13話程度のミニシリーズでつなぐという形式でシリーズは継続する。そして81年「新仕事人」にて登場した中条きよし演じる三味線屋勇次の登場を持って、人気はさらに上昇。83年の「仕事人IV」にて劇場用作品「必殺! THE HISSATSU」が公開されるにおよび、その人気は不動のものとなる。その後テレビスペシャルなども挟みつつも、人気にも視聴率的にも残念ながら陰りが見え始め、87年「必殺剣劇人」にてシリーズに一端幕を下ろすことになる。その後はテレビスペシャルとして継続しつつ、91年「仕事人 激突!」や「仕事人2009」といったテレビシリーズが単発的に復活するが、2010年にシリーズの看板であった中村主水役藤田まことが永眠し、現在シリーズは完全に休眠状態にある。テレビシリーズ31本、テレビスペシャル22本、劇場用映画11本、その他テレビシリーズで演じた役者が舞台でも活躍する作品もあり、膨大なシリーズとなっている。
 本作「始末人」が制作・公開されたのは97年。96年には「必殺!主水死す」にて一端シリーズの幕が引かれた状態にあり、新たな必殺として制作されたのが本作という位置づけとなっている。なお99年には三味線屋勇次を主役に据えた「必殺!三味線屋勇次」という劇場作品が公開されている。

 鳥かごを売って暮らしていた山村只次郎(演 田原俊彦)が南町奉行所の与力・白鳥右京により捕縛され、人殺しの罠を仕掛けられて処刑されてしまう。だが只次郎は処刑されていなかった。只次郎は上方で名うての刺客であり、その腕を白鳥に買われて、無理やり裁けぬ悪を闇に裁く「始末人」グループの配下にさせられたのである。同じく仲間のかもめ(演 南野陽子)とリュウ(演 俊藤光利)が見張る中、一度は白鳥の命令通りに北町奉行の仕置きを遂行する只次郎。だがこの仕置きには裏があった。事の真相を確認し、白鳥のやり口に反旗を翻す若き始末人たち。彼らは牢屋敷に出入りする地蔵屋おとら(演 樹木希林)を口利き役とし、新たな始末人チームを結成する(「始末人」)。

 二作目「始末人II 乱れ咲く女役者の夢舞台」は、江戸きっての女役者と彼女を囲う芝居小屋の主人を軸とする物語。女役者は主人を殺すよう只次郎に依頼をし、主人はただひたすらに役者の才能を愛していたがゆえに、外道に落ちていく。愛憎渦巻く芝居小屋の中で、それぞれの過去が交錯し、次第に凄惨な結果へと向かっていく。始末人たちはただ事の成り行きを見守っているだけだったが、その中でリュウの幼馴染の娘までが悪人の手にかかって死んでしまう。そしてその黒幕は実に意外な人物であった(始末人II)。

 そして三作目「始末人III 地獄に散った花びら二枚」では、とある藩における継承者騒動に始末人たちが巻き込まれていく物語。かもめは重傷をおった只次郎そっくりの侍を助けるが、その命を狙う老中の手のものに殺されてしまう。また老中たちに命を狙われていた姫は、女郎屋に流れたもののそこからリュウとかもめに助け出され、愛した若侍を想いながら藩邸にもどることとなる。これら老中の企みをくじくために、始末人の面々は江戸での最後の仕事を全うする。だがその仕事の結果、奉行所に手配が回ったため、始末人の面々は江戸を去ることになるという物語である(始末人III)。

<「始末人」の魅力、新たな「必殺」>
 「必殺始末人」には、必殺ファンなら無視できないいくつかの問題点がある。例えば劇場用映画として1作目は作られたものの、あとの2作品はビデオ作品としてリリースされた。それだけにオープニングナレーションが無く、只次郎の殺陣をもってオープニングとなっている。これはシリーズとしては非常にさびしい。世相や現代を切るいぶし銀のナレーションに、必殺ならではのうらさびしい音楽、そしてモノトーンの主役たちの写真が、これから始まる物語の導入として、ぜひとも必要であったのだが。またオープニングにかぶるタイトルもまた、新規に書き起こされたものではない。こうしてオープニングからファンの不安をあおるような作風ではあるが、本編自体は必要十分に「必殺」の魅力を有していることは、言うまでもない。

 本作の最大の問題点は主役に田原俊彦というジャニーズの元トップアイドルを起用した点である。この起用に関しては「カツゼツ」の点では確かに大きな問題があり、正直言って台詞がはっきりと聞こえないシーンもあるほどだ。この部分に目をつぶれば、只次郎というキャラクター自体は、新しい必殺におけるニュースタンダードとなる可能性を秘めた、面白いキャラクターだと言える。中村主水が家族を軸にした背景を持つことに対し、只次郎は背景を持たない。その代り毎回変わる女性の家に囲われ、自身の出自に全く触れることなく、食と女性に明け暮れて暮らしている只次郎の姿は、これまでのシリーズに登場した「女好き」のキャラクターとほぼ変わらない。だが只次郎のポリシー自体、「金でしか女は買わねえ」などと言い切ってしまう。ここに只次郎という人間の奥深さや可能性を感じられるのである。同時にかもめとのやり取りに見せる、助べえで女好きでありながらそのやり取りや駆け引きを楽しんでいるかに見える様子や、樹木希林演じるおとらにはうまく対応できないあたりは、これまでの必殺ではあまり注目されてこなかった点だ。それは闇の仕置師と女性の間柄が、そのまま仕置きに直結していたため、闇の仕置師と女性の関係は悲しい結末を迎える結果となっており、そのステレオタイプな関係こそが、キャラクターを深めてこなかった事情かもしれない。只次郎はその可能性をつぶすキャラクターなのである。

 一方、南野陽子演じる「かもめ」に関しては、これまでのシリーズで登場した女性キャラクター、特に「情報収集」と「殺し」という2つの仕事を完全に一人でこなしてしまう、便利なキャラとして確立したと言える。本編を見ていただけるとすぐにわかるのだが、只次郎の出演場面よりもかもめの出演場面が圧倒的に多い。特にリュウと一緒に行動することもあり、実に便利に使われているかもめである。だが演じる南野陽子が、「スケバン刑事II」などで鍛えられたキャラ作り、役への親和性や理解力を持って、「かもめ」というキャラクターは純情でありながらも修羅場をくぐってきた経験すら持ちあわせる、稀有な女性キャラクターになったといえる。活動的で男勝り、情報収集のために江戸の町を走り、時には一人女の身で旅に出てまで情報を集める元気な女性。その上、只次郎に少し惚れており、そのどっちつかずなやり取りを楽しんでいる大人の女性の魅力を持ちながら、最後は只次郎の行く先についていくという純情可憐さを併せ持つ女性、それが「かもめ」なのである。こうやって筆者のつたない筆致で説明すると、なにかアンビバレンツな情報が混在しているようだが、本編を見ればそれが事実であることがすぐにわかる。このかもめ役、南野陽子ファンの間でも人気が高いのではないか? そう思えるのは、地の彼女が生き生きと撮影に臨んでいるように見えるからだ。

 またリュウ役の俊藤光利は、「ウルトラマンネクサス」でダークメフィスト/溝呂木や、「大怪獣バトル」シリーズではチームのエンジニア・クマノ役で、特撮ジャンルではおなじみの俳優である。上記の出演が2000年代であるので、それ以前の出演歴として、覚えておいて損はない。ちなみに彼が使用している武器・手槍は、「必殺仕事人V」で鍛冶屋の政(演 村上弘明)が使っていたものと同じものである。只次郎の刀技、かもめの針技、そしてリュウの刺し技と、殺し技もこれまでの必殺の基本フォーマットを忠実に守っているあたり、「始末人」は先を見据えながら基本に忠実な作りであることがわかる。ファンにとってはこういうあたりが心地いいのだ。ただし音楽はこれまでのシリーズからの流用であり、なおかつ使用方法は「仕事人」シリーズのフォーマットに合わせているから、楽曲使用例の広がりはない。だがこれとて必殺音楽のパブリックイメージを破壊しない範囲の話であり、スタッフの配慮と考えてもいいだろう。

 本作は必殺シリーズとしての問題点をはらみながらも、次代の必殺を作ろうとするスタッフの意気込みが結実した作品となっている。そして結局残る命題は、主役を元ジャニーズ・田原俊彦が演じることに対する違和感だろう。ここからはジャニーズと必殺を含めた時代劇との親和性について考えてみたいと思う。

<時代劇スターの出来るまで>
時代劇はそもそも日本映画の「看板」であり、「時代劇スター」を擁して作品を作ることを主体としている。長谷川一夫や萬屋錦之助などの時代劇スターは長く日本映画を牽引する存在であった。これら時代劇映画はつまり、時代劇スターありきで作られている作品がほとんどだということになる。より端的な例をあげれば美空ひばりが主演した時代劇映画があったが、こうした作品こそ、美空ひばりありきで作られている作品だといっていい。この映画のスタイルは、現在はやや少なくなったが、アイドル映画の作り方に酷似している。言い方を変えれば、かつて日本映画を支えた時代劇映画というのは、当時のアイドル映画でもあったのだ。

 ではその時代劇スターはどのようにしてデビューして認知されたのか?
例えば「勝新太郎」は1954年に大映と契約してスクリーンデビューを果たす。しかしなかなか芽が出ずにいたところ、1961年に主演した映画において、当時婚約した中村玉緒とのからみの影響もあり大ヒット。「座頭市」シリーズや「兵隊やくざ」シリーズなどのヒットを飛ばして大きく認知される。
「松平健」は1972年にテレビでデビューし、後に勝新太郎の付き人をしながらテレビ出演をこなし、1978年に出演した「暴れん坊将軍」で時代劇スターとして認知された。
「高橋英樹」は1961年に亡くなった赤木圭一郎の代役として大映の映画でスクリーンデビュー。大部屋を経験しないデビューは非常に稀であった。1968年に出演したNHKの大河ドラマを経てテレビ時代劇スターへの道を歩み、「桃太郎侍」で一躍人気者となった。

 その他、時代劇と歌舞伎役者は昔から親和性が高い。現在でも歌舞伎の世界からは時代劇への出演が多い。こうして眺めていると、様々な事情で彼らはデビューしており、京都太秦の撮影所にある大部屋俳優出身者だけが時代劇スターの足がかりとなっているわけではない。むしろ大部屋以外の出自こそが時代劇スターを生む土壌となっているように思えるのだ。とはいえ、現在時代劇は日本映画創世期から1970年ごろまでと異なり、製作本数自体が極端に減っている。作品数が多ければ、大部屋からでも注目される役者が登場する可能性があっただろうが、現在ではこうしたシステムでは時代劇スターが生まれる状況にはない。そこで俄然注目されるのが、ジャニーズの男性アイドルなのである。

<ジャニーズが求められるワケ>
 時代劇映画にあるアイドル映画の側面、そしてわかりのいい「イイ男」の派手さと存在感。ジャニーズの男性アイドルにはこうした時代劇スターの求める要件を、必要十分に満たしているといっていい。その一方でメンズファッション誌を土壌とするいわゆる「イケメン俳優」が幅を利かせている現在である。その基礎を作ったのは阿部寛や風間トオルであろうが、そもそも役者志望ではない彼らを、役者として育てるには必要以上に時間がかかる。それは阿部や風間が経てきた時間を考えれば、すぐに理解していただけるだろう。その一方で、ジャニーズ事務所の男性アイドルが誕生する経緯やデビューまでの道のりを考えれば、若さゆえの稚拙さがあったとしても、彼らの持つわかりやすく認知度の高いマスクは時代劇のアピールにはうってつけなのである。また「必殺」というフォーマットは、特に「ケレン味」の部分で、ジャニーズの「華」の部分と相性が良い。そも役がらが胡散臭いあたりもその一因といえる。ジャニーズの面々に庶民派の若侍や市井の浪人役は似合わないが、浮世離れした職人などにはうってつけなのである。

 先にもふれたように、本作での田原俊彦の主演は決して喝采を持って受け入れられたわけではなかったが、その一方で、ジャニーズ男性アイドルの時代劇起用の価値は、「必殺仕事人2007」以降のシリーズにて完全に証明された。田原俊彦の演じた山村只次郎という役はまったく背景を見せず、それでいて圧倒的な立ち回りで悪人を始末する。必殺の顔である中村主水ほどの振れ幅もない只次郎ではあるが、南野陽子演じるかもめに言いよってみたり、かもめも言い寄られてまんざらじゃなかったりという表情や演技込みで、只次郎という役の幅が表現されていたと言える。

 仕事人最新シリーズで、東山紀之演じる渡辺小五郎は、ある意味で中村主水の再生産品ではあったが、主水とは異なる家族を持つ以上に、「仕事」に対する真摯さと冷徹さは、人情味よりも凄味を感じる。これは中村主水と完全に差別化が図られた結果であるし、他のジャニーズ出身者の仕事人(松岡、大倉、田中)よりも上位にいる先輩仕事人として、彼らを統べる小五郎の存在感は、中村主水と並列の存在となった後期の秀や勇次とは異なる仕事人グループ内の緊張感につながった。ある意味でジャニーズの先輩後輩の関係は、仕事人グループにも引き継がれたことになる。そのおかげで必殺シリーズが作り上げた「闇の仕置師」のグループは、新たな局面を迎えたと言っていい。山村只次郎という試金石を経て、必殺は新しいステージに突入し、時代劇スターも新しい形を迎え入れたことになる。

 現在必殺シリーズは「藤田まこと」という大黒柱を失って、再開の見込みはない。先述の通り「必殺!三味線屋勇次」のようなスピンオフ作品や「必殺仕事人2009」などもあるし、中村主水不在でも物語をつくる方法論はいくらでもある。確かに中村主水のようなわびさびは無理でも、ジャニーズという素材を手に入れた「必殺シリーズ」に、怖いものなどないだろう。旧作シリーズのソフトを楽しみながら、今はじっと新作を待つ必殺ファンなのである。

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コメント

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No title

どうも、こんにちわです。

個人的に後期必殺を見ていて思った事は「若い仕置き人達の中で中村主水の存在感が浮いている」でした。
若さでギラついた仕置き人達の先輩格としてチームを引き締めようとしても、私生活があの通りの人なので中々引き締まった感じもせず、少々もどかしかった気もします。

でも「始末人」に関しては「チームメンバーが全員格好良すぎて人間味が足りない」という感想を持った覚えがあります。
やはり「金をもらって殺しを請け負う」というダーティーなヒーローの中には主水さんのような人間味を感じさせるキャラも必要・・・と、あくまで個人的な感想なので、好き勝手書かせてもらいました(^^;

No title

レバニラさま

 コメントありがとうございます。

 「後期必殺」に関するご意見、まことにおっしゃる通りですね。

 主水は元締めにもならず、生涯一仕事人だったわけですが、仕置の最前線に立つ仕置師としてはかなりの高齢だったはず。仕事人にはかつて名人と言われた伝説の仕事人などが出てくる話がありましたが、これも特殊な例です(主水たちのフォローなしでは仕事が遂行できない)。となると、主水は引退するでもなく、さりとて死ぬわけでもなく生き残っている。それでも仕置きを続けている理由は「必殺仕置屋稼業」の最終回にあるわけですが、後期必殺というのは、無様に生き残ってしまった「主水の悲哀」の時期だと考えると、浮いてしまうのは仕方のないことなのではないかと、個人的には考えています。

 一方の「始末人」の人間味に関しては、脚本が始末人側にほとんどシフトする描写がないんですよね。これは始末人側をビジュアルで固め、彼らには演技やドラマには期待しない、という制作側の思考が反映されている気がします。それだけに始末人たちが能動的に動く映像がないために、本作は中だるみがひどいんですよね。それだけに始末人側の人間味は、おとらが担当していたはずなんですが、それでも足りないというのは、おっしゃる通りかと。

ジャニーズと時代劇って言えば

ジャニーズと時代劇って言ったら、元祖になるのはあおい輝彦さんじゃないでしょうか?
必殺シリーズにも「剣劇人」で出ていますし。
他にも水戸黄門なんかでも活躍していましたよね。

まあ、あおい輝彦さんがジャニーズってアイドルグループでデビューして
今のジャニーズ事務所の礎を築いたなんて今の若い人は知らないのでしょうけどね。

No title

mineさま

 わははは、こいつぁ盲点だった(笑)。
 あおい輝彦さんがジャニーズってのは、もはやだれが知っていることやら。

 もっともジャニーズ解散後、劇団四季にて演技の勉強をし直して再デビュー。その後木下恵介監督や市川昆監督の下で現代劇や時代劇問わず出演し、1988~2000年に3代目助さん役として水戸黄門に登場しました。なお彼の時代劇出演はNHKの大河ドラマが最初だったはず。
 「必殺剣劇人」に出演したのは、同じく剣劇人に出演した近藤正臣と田中健と3人で舞台「三銃士」に出演したのがきっかけとされています、

No title

高橋元太郎(うっかり八兵衛)が所属していたアイドルユニットはジャニーズの先駆けて売り出されてたよ

ありがとうございます

?さま

 コメントおよび情報をお寄せいただき、ありがとうございます。
 確かに高橋元太郎さんといえば、スリーファンキーズのメンバーですもんね。
まさに当時のアイドル! しかもスリーファンキーズに触発されたジャニー喜多川さんが結成したのが、「ジャニーズ」ですから、ジャニ系アイドルの祖でもあるんですね。

 でも元太郎さん、「水戸黄門」やら「大岡越前」などTBS系列の時代劇には出演は多いですが、必殺シリーズには縁がなかったようですね。まあこのあたりはお人柄でしょうかねw

 それでもジャニ系アイドルと時代劇の親和性は、いよいよ確証が取れた気がします。
 情報、ありがとうございました!
プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
Twitter再開しました!

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