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7月期アニメ青田買い

 本当は別のネタ用意してましたが、昨日の深夜に放送されていたアニメで触発されました。もう1つの理由は、「今期アニメ雑感」をやったときに、アクセスカウンターがやけにまわったので、これに乗じてみようかという下心です。ま、おつきあい下さい。

「かなめも」
 4文字タイトルで、4コマ漫画原作のアニメ。どういうわけかまたも女性だらけの新聞配達屋さんのお話。主人公が祖母の死を機に、新聞配達屋で住み込みで働くのだが、この娘に常識がない。中学1年生とは思えない容姿とメンタリティで、自宅を飛び出す時点で、カチンときた。さらにすでに働いている新聞配達屋の面々が、当たり前のように百合展開。しかも家主は小学生のロリときた。なんでこんなもの見ようと思ったのだろうと、自分がいやになる。いきなりで申し訳ないが、たぶん今後見ない気がする。

「カナン」
 前期の「ファントム」といい、ゲーム発の人殺しアニメ。どれだけ私が好きな「沢城みゆき」を主人公に持ってこられても、正直言ってこの手のしんどいスナイパーアニメは、おなかいっぱいだ。
 香港でのお祭りを背景にしたガンアクションシーンは、構成では良くできているが、主人公のスナイパーが、安易に人を信じる甘さが、この話を宙に浮かせてしまう。1話で事件を描く前に、基本設定をきちんと見せる構成が、先に必要なのではないだろうか? 「ファントム」の制作陣ともども、なぜ「ガンスリンガーガール」の第1期が、あれだけ支持されたか、「ゴルゴ13」がなぜきちんと成立しているかを、再度考慮する必要があるだろう。これも視聴中止かな。

「化物語」
 西尾維新原作のアニメ。なんだろうか、明朝体の文字の存在感ばかりが奇妙に浮いて見える。ただ「エヴァンゲリオン」の現体験者には、この程度のブラフは通用しないだろう。
 話を要約すれば、化け物におそわれた少年少女が、第三者の助けを借りながら、自分を取り戻そうとする話か。ただキャラクターの名前の恥ずかしさと、少女の(本編中の言葉を借りれば)ツンデレぶりには、苦笑するしかない。しかもその少女の性格設定を考えると、あまりに「ツン」が暴力的に過ぎる。それがまた文房具だってんだから、「学校」という空間の二次利用だと気づきこそすれ、あきれながらも面白いとも思える。今後楽しみな1本。ただしあまりに「ゼロ年代」的な方向性であるなら、視聴を再考せねばならないかもしれない。いずれにしても危険な香りがする、どうにも気になる作品だ。

「宙のまにまに」
 月刊アフタヌーン掲載の、天文部の活動を中心に据えたラブコメ漫画。原作通りではあるものの、主人公・美星があまりにもオタ好み臭がするので、そっぽ向かれる向きも多かろう。物語の当初は、美星が行動原理であり、物語のエンジンであるため、その傾向が余計に目立つのであるが、もう一人の主人公である朔が、自分で考えて、美星とは別行動する様になると、物語が展開し始めるはずだ。問題は今期クールでそこまでいくかどうか。
 監督はあの勇者ロボシリーズ中期の立役者、高松信司氏。「機動新世紀ガンダムX」や「勇者特急マイトガイン」の監督だ。メタファー演出好きである彼が、原作付きの物語をどう料理するか、楽しみでもある。地学部出身者である筆者は、少なくても原作を読んで、また星を見に行きたくなりました(単純)。

 追記:
 私は生徒会長の琴塚さんのファンであり、彼女役の小清水亜美のファンでもある。2度目に彼女が登場するシーンでは、小清水嬢の演技に、画面の琴塚会長の表情の演技がついて行っていない気がした。おそらくは1話にして、まだ絵が出来上がっていない状態でのアフレコだった可能性があるが、絵コンテによる説明ぐらいはしておくべきだろう。声優さんの側の演技だけを当てにすると、こうなるという見本である。
 それにしても、主題歌のスフィア、邪魔じゃね?

「青い花」
 正真正銘の「百合漫画」。登場人物は女性だけだし、それとなく、それでいてはっきりと描かれた女性同士の性交渉のシーンを見て、おじさんはびっくりする。こういうの、おじさんとしてはかなりハードルが高いのであるが、「マリア様が見ている」が根付いている土壌なら、きちんと評価されてしかるべきだろう。画面構成やキャラクターのふんわりした感じは、原作を最大漏らさず表現しているし、舞台となっている鎌倉の借景も、問題なく機能している。原由子の「少女時代」や「あじさいのうた」が頭の中に流れてきそうな映像は、百合への興味すら失せてしまうパワーがある。

 なにより最近の傾向である「女性のみのキャラクター」「男女恋愛の拒否」を包有し、なおかつ「百合」な展開にやはり興味を引かれる。アニメ「キミキス」の監督である、カサヰケンイチ氏の手による作品でもある。彼の女性キャラクターの繊細でいてかわいらしい表現は、本作にうってつけの配置であろう。

「東京マグニチュード8.0」
 平成24年という近未来、東京湾岸で発生した大地震により、東京は壊滅状態になる。お台場に来ていた主人公の姉と弟は、両親に再会できるのか? という内容の作品。
 作品の質を左右するのは、今回の1話以降の、壊滅していく東京のありさまの状況だろう。今回はお台場における破壊シーンが拝めるのだが、これが細かい点でリアルである。

 お台場の自由の女神像を側面でとらえた映像に、足下から野鳥が飛び立つ。このときのサイレントの状態が、次の瞬間の壊滅を予想させる。上半身の自由の女神がわずかに揺れたような気がした(実際は動いてませんが)その刹那、音をたてて揺らぎはじめる地面。
 主人公の姉・未来の視点で、さっき通過したはずのレインボーブリッジが大きくうねり、一部で車がはじき飛ばされている。 このときの画像は、先のゆりかもめで通過した際のブリッジの画像が思い出されるが故に、大きなインパクトを持つ映像に仕上がっている。未来の背景のビルでも大騒ぎがはじまり、次に未来のたっている橋が、揺れの時間の長さに耐えかねて、タイムラグの末、破壊されて落下するのだ。こういったスペクタクルなシーンの連続で、次回を期待しないわけにはいかないだろう。

 劇場用作品にも匹敵するほどの小規模な破壊シーンを、これだけ見せられると、劇場用映画作品である「幻魔大戦」で見せられた地球崩壊のシーンなど、あっけなく色あせて見える。なにより日本人には身近な「地震」という破壊現象が、日常と地続きである感覚が、心臓を鷲掴みにされた思いがした。
 
 この物語のもう一つの肝は、主人公である姉弟の存在感である。姉・未来のキャラクターが、とりたててイマドキで、携帯によるブログへの書き込みや、日常への閉塞感、両親への信頼の薄さ、両親のダメさ加減が、少々こちらがイラッとくるほど書き込まれている。事実、あんな少女が娘なら、だいぶ過干渉気味にダメだしするだろうと思える自分がいるのは、すでにこどもがいてもおかしくない年齢である自分と、地続きな感覚があるからに違いない。

 さらに弟・悠貴が、痛々しいほどだ。私自身が姉を持つ弟であったため、姉の両親との不仲や、家族間の絆の薄さは、ダイレクトに身にしみている。だから他人の様子をうかがいながら、気遣いのこどもに育っている。大人との処世術を身につけながら、姉よりもこどもでいなければいけない不自由さは、なかなか余人の理解は及ぶまい。
 また共働きの両親、特に母親の理不尽さ(キャストが井上喜久子でも少しも浮かばれない)には、本当に目を覆わんばかりの状況だし、「俺んちか!」とでも叫びたくなるような家庭の状況は、ある意味で現代家庭の悲しい現状であると同時に病理だ。

 こういったキャラクターが配置され、彼らを助けるバイク便のお姉さんが、さりげに姉弟に絡んでいる姿は、常識的でいて力のある構成力も感じられる。何より上記で示したような破壊の状況は、久しぶりにスペクタクルと呼ぶのにふさわしい作品となる期待が出来る。

以上、とりいそぎ6作品。残りは後日あらためて。
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テーマ : アニメーションの評論・感想
ジャンル : アニメ・コミック

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波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
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