「ニコマス昭和メドレー4~昭和のヒーロー&ヒロイン大特集~」やります!不完全解説

すげーよ。この人たち、すげー。本気で脱帽です。

 不完全解説と銘打っておりますが、どうにか出来る限り説明しておりましたものの、今回は手が出ない作品や知らない作品が多すぎます。私一人ですべてをフォローできないのがわかりました。本当にもう、完敗です。助けてください!


 それにしても、今回は項目も多すぎです! アイキャッチに細かい映像が使われたり、メドレー形式で動画が入ってます。全部で36分ほどの動画に、ごっつい数の作品やキャラクターが登場し、動画を彩っています。昭和って63年もありますが、この63年の間にとんでもない数のキャラクターや作品が作られてきたことに、いまさらながら驚愕しますな。動画では国内外に関わらず取り上げられているし、アニメや特撮分野だけでなく、ドラマやスポーツにもヒーロー&ヒロインが登場し、時代を飾っているのだと改めて思い知らされることとなるわけで。けれど懐古的なだけではなく、「アイドル@マスター」という素材を活用してさらに楽しもうとしている図式は、まさに「温故知新」という言葉がふさわしいと思います。
 とりあえず、今回は不完全も不完全ではありますが、可能な限り解説をしてみたいと思います。ま、例によって細かいことはご勘弁願います(泣)。

追記
5/3 最後まで完走しました!
今回もPさまがたから、コメントを頂戴いたしました。本文の補足、というよりむしろこちらをメインにお楽しみいただいたほうがいいかと(笑)。特に制作裏話は落涙必至。ぜひともコメント欄までお読みください。
P様方、本当にありがとうございます!

「電人ザボーガー」
 動画そのものはCM動画にも使用されていたもの。1974年に放送された「電人ザボーガー」も2011年に公開された劇場版についても、本ブログでご紹介しておりますので、くわしくはそちらをご覧ください。
 秘密警察官・大門豊が、父・大門博士の作ったロボット・ザボーガーとともに、世界征服を企む悪の宮博士率いる「Σ団」や、魔獣三つ首率いる「恐竜軍団」と戦う物語。後半ではパワーアップした「ストロングザボーガー」も登場する。この作品で特筆すべきはロボット・ザボーガーの活躍以上に、大門豊が空手の達人であり、シグマ団の幹部を相手に大立ち回りを演じ、必殺の「飛龍三段蹴り」でトドメを刺すことだろうか。特撮作品のメインアイテムであるザボーガーよりも目立ってしまう大門豊という人物の存在感こそが、「電人ザボーガー」という作品を他の作品と差別化していたと言っていい。

「黄金バット」
 そもそも「黄金バット」は「紙芝居」の1コンテンツだった作品が、後に実写映画として公開され全国区となる。ここで扱っている作品は1967年からテレビで放送されたアニメ版の主題歌である。筆者の父などは少女のような甲高い声で「こうもりさん、こうもりさん」というやいなや、地から響くような野太い声で「・・・ワハハハハハハハハ」と笑うネタをいくども披露しては、子ども(筆者)を笑わせてくれたものだ。しかし正義のヒーローにもかかわらず、ドクロもモチーフにしているってのが最高にイカしている。まっとうなヒーローであるにも関わらずどこかアンチヒーローに匂いもするあたりが実にイイ。
本作の歌詞に「どこ、どこ、どこから来るのか黄金バット コウモリだけが知っている」とあるが、正義のヒーローの所在が、都会でもほとんどみかけない「コウモリ」などという地味な存在しか知らないという、なんともひどくアンビバレンツな歌詞内容に、いまさらのように笑わせてもらったりする。

「仮面ライダー」ED「ロンリー仮面ライダー」
 1971年に放送を開始した「仮面ライダー」シリーズの第1作目。使われている曲は98話もあるシリーズ最末期に使用された「ロンリー仮面ライダー」である。
 いまでこそ「ロンリー」という言葉からは程遠い程に多人数になったライダーであるが、本質的なライダーとは、社会に隠れるように影から世界を守っているにも関わらず、誰にも頼らず一人で戦い続ける「ロンリーソルジャー」なのだ。その意味で歌詞内容が涙を誘う。ぜひじっくり聞いていただきたい。
 ニコマス動画のクオリティを、いまさらほめてもほめすぎになることはない。これまでの動画が、ゲームを主体としたダンスの動画に音楽をつけるというスタイルが主体だったとすれば、すでに4年続けて制作された「昭和の日メドレー」に登場する動画の数かすは、ニコマス動画において向上し続けた技術の結晶と言っていい。たゆまぬ努力、あきらめない根性、そしてアイマス愛。こうした想いがいっぱい詰まっている動画だから、笑えるし楽しめる。本作の動画が、元ネタである動画と見比べてみてほしい。タイミング、技走り、変身ポーズ、戦闘員の受け身など、どれをとっても高いレベルでトレースされている。もうね、お願いだから両方見てドギモ抜いてください。

EC(アイキャッチの略)「クイントリックス」、「ヤン坊マー坊天気予報」
 今回、このアイキャッチにもこだわっていきたいのだが、実はこれが最難関だった。あとで出てきますけど、このアイキャッチに使われている動画の元ネタが、まったくわからないものがいくつかありまして。ギリギリまでこの項目にコメントするか迷った挙句、今回は「わからない」「知らない」を含めて、コメントつけることにしました。なお、コメントできなかったものについては、これを御覧の方でご存知だという方、コメント欄にてコメントをただけたら幸いです。

「クイントリックス」は松下電器あるいはパナソニックから発売されていたテレビ「パナカラー」の1アイテム。1974年に発売されたこれは、名前にもなっている「クイントリックス」という名のブラウン管を採用し、それまでの同社製品よりも画質や明るさの点で大幅に向上した製品だという。なぜこのCMが採用されているかといえば、画面右の登場する坊屋三郎氏が「クイントリックス」の発音を画面左の外国人に発音させてダメ出しをするという体のCMで一世を風靡したのである。

「ヤン坊マー坊天気予報」は全国の日本テレビ系列、TBS系列(一部フジテレビ系列もあり)を主体として、夕方のニュースの時間帯に登場する、株式会社ヤンマーの1社提供による天気予報番組である。「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊」という歌詞の「ヤン坊マー坊の唄」に乗せて、その地方の明日の天気を紹介するミニ番組である。これに登場するヤン坊とマー坊が一体どんな出自なのかは知らないが、1959年よりスタートし、時代ごとにデザインを変えながらも2009年に開始から50周年を迎えた長寿番組でもある。筆者にとっては日テレ系の夕方の情報番組がこれに相当し、ずいぶんと長いことお世話になっていた感覚がある。「ヤンマー」といえば、TBS系列ではヤンマーによる一社提供番組であった「飛べ!孫悟空」という番組があったが、こちらの番組で覚えているのは、あの小林旭による「燃える男の、赤いトラクター」というあの歌である。

「日本特撮悪役列伝」
 「仮面ライダー」(1971)の挿入歌「悪魔のショッカー」に乗せて、日本特撮が誇る悪役の皆さんにご登場願おうではないか。

・ゾル大佐、死神博士、地獄大使
 言わずと知れた「仮面ライダー」に登場したショッカー幹部。ゲルショッカーの「ブラック将軍」が入っていないのがミソ。なお、3人を演じた役者さんはいずれも鬼籍に入られています。

・玉梓の怨霊、網干左母二郎
 NHKにて1973~1975年にかけて放送された人形劇「新八犬伝」に登場する悪役である。「人形劇じゃねえか!」というツッコミは野暮というものである。マスターテープが消去されていた時代に作られた作品で、現在ではソフト化はおろか、全話視聴もままならない作品として知られている。「人形劇三国志」とはずいぶんな違いである。玉梓は八犬伝の発端から登場し、物語の中核をなす悪人であるが、もう一人の「あぼしさもじろう」は、浜路を挟んで信乃と対立する二枚目の小悪党。

・間久部緑郎(ロック)
 この人、つまり手塚治虫作品に悪役として登場するあの「ロック・ホームズ」その人である。スターシステムによって手塚作品には数多く出演しているが、ここで取り上げたのは「バンパイヤ」(1968)に登場する間久部である。ここに登場するロックは、知的でありながら悪魔のような少年として登場し、世界征服を企むが故に、主人公トッペイと対立することになる。

・アマゾネス
東映版「スパイダーマン」(1978)に登場する「鉄十字団」の女性幹部アマゾネス。スパイダーマンの正体にひどく固執しながらも、上司であるモンスター教授にはあまり取り上げられることがなく、見ていてちょっとかわいそうな方でした。演じる賀川雪絵さんは、特撮作品ではこうした悪役女性幹部を演じることが多い。「太陽戦隊サンバルカン」では行動隊長アマゾンキラーを演じ、前作から出演し続けているへドリアン女王の腹心として活躍していた。

・ララーシュタイン
「スーパーロボットマッハバロン」(1974)に登場するロボット帝国の首領。本名はゲオルク・ララーシュタイン博士といい、逆立つ髪は実験で放射能を浴びてしまった後遺症だとのこと。完全に人間不信で、その引き金になったのが主人公の父であった弟子の嵐田博士に裏切られたから?(嵐田博士はララーシュタインの野望を知って裏切ったのだけど)それゆえに息子と称していた3人の参謀はすべてサイボーグ。

・魔女イグアナ
「レインボーマン」(1972)に登場する「死ね死ね団」の女性幹部。「塩沢とき」である。徹頭徹尾「塩沢とき」である。母は曽我町子演じる「ゴッドイグアナ」。なんて濃い母娘だろうか。塩沢ときさんはこの当時から人気者で、主人公夫婦の隣に住むおせっかいなおばさん役とか、小うるさい教頭先生役とかが印象深い。昭和の後期にはフジのお昼の番組「いただきます」にて過去の恋愛遍歴を赤裸々に語るおばさんとして名をはせた。

・ゴア
「マグマ大使」(1966)に登場する悪の帝王。声を演じているのは声優界の重鎮の一人・大平透さんである。大平さんが声の感じをつかむため、ゴアの中身まで演じていたのはよく知られた話。なお「マグマ大使」は日本初のカラー特撮作品。「ウルトラマン」の放送開始よりも13日早いとのこと。

・プロフェッサー・ギル
「人造人間キカイダー」(1972)に登場する「ダーク」の首領。70年代特撮の悪の首領において、科学者やロボット工学者というのが定番のようだ。高度経済成長期の日本において、科学への信頼感が薄れ、同時にオカルトに人気が集まるのが70年代の流れなのだが、先述のララーシュタイン同様、科学者が悪に染まるという設定も、第二次大戦と70年代の流れの影響が反映されている気がしないでもない。演じる安藤三男さんは、「ゴレンジャー」の黒十字総統や「イナズマンF」のガイゼル総統、「宇宙刑事シャリバン」のレイダーなどで知られる悪役役者。

・甲賀幻妖斎
「仮面の忍者赤影」に登場した第一部、第二部の悪の首領。第一部は金目教を立ち上げて宗教一揆を起こし、京の街を滅ぼそうとする。第二部では「まんじ党」を率いて南蛮人ペドロの発明した巨大なエネルギーの秘密を狙って、赤影たち飛騨の里の忍者たちと争奪戦を繰り広げた。「赤影」というアクション時代劇に、怪獣や機械仕掛けの巨大な物体を持ちこんだ人物であり、「忍術」の荒唐無稽さを世に知らしめた人物として記憶にとどめたい。

・X星人(波川女史)
「怪獣大戦争」(1965)に登場するX星人。そもそもX星は木星の13番目の衛星であり、そこでコンピューターによる統制下で暮らしている民族。しかも女性はすべて演じる水野久美の顔をしており、互いを番号で呼び合っている。特撮界にはさまざまな女神がいるが、ゴジラ映画や東宝映画に燦然と輝く水野久美さんはまさしく女神の一人だろう。しかも宇宙人デザイン特有の奇抜な衣装も何なく着こみ、その上で普通の衣装を着ていてさえその美しさを1mmたりとも下げることはない。こんな女優さんは稀である。

・ショッカー戦闘員
最後にイラストとして登場する4人は、仮面ライダーに登場したショッカー戦闘員の変遷を見せてくれている。最初は顔に彩色をほどこして怪しさを演出していたが、徐々に服にデザイン性を盛り込み、最終的にはマスクをかぶる形に落ち着いた。しかもこのマスク型の戦闘員は、続く「V3」以降のライダーに登場する戦闘員にも適用されているスタンダードとなっている。なお戦闘員の皆さんが登場する際、お調子者の戦闘員がバク転したり側転しながら登場するシーンがあるが、これはすべて「仮面ノリダー」のせいである。

「月光仮面」
 1958年から翌年にかけて放送された日本初の国産連続テレビ映画である。つまりフィルムで撮影された国産の連続テレビドラマということになる。原作は耳毛のチャーミングな小うるさいオッサン川内康範先生。元ネタになった最初の月光仮面以降、繰り返し作品が作られている息の長いコンテンツでもある。個人的には1972年にテレビで放映されたアニメ版が好き。主題歌も少年の歌う牧歌的なものから、ボニージャックスの歌うアダルトな印象のものに置き換わっている。

「遊星仮面」
 1966年に放送されたアニメ作品。「誰だ!」「人呼んで、遊星仮面!」という毎回のお約束は、マンガ「マカロニほうれん荘」でもネタにされていた。
 さて筆者はこれを直接見ていないので知らなかったのだが、この物語、Wikiを見る限りかなり重厚な物語であり、友好を深めていた2つの星の対立の原因になった事故が、実は謀略であったというのである。できることなら中国や朝鮮との国交に悩む政治家のみなさんには、ぜひとも見ておいてほしいフィクションである。

「アパッチ野球軍」
 「俺たちゃ裸がユニフォーム」というルールブックをまるで無視した内容の歌詞から始まる、あまりにインパクトの強すぎる作品(1971)。この動画もまた原作のOPを完全トレースしており、感動の一語に尽きる。そもそも過疎の村に赴任した青年が、村の不良たちを集めて野球をやらせるという物語なのだが、舞台が村のダム建設現場の近くということで、高校生というよりは飯場のイメージに近く、学生には程遠い。さまざまな特殊技能を身に付けた彼らが野球をやるのであるが、工事現場からダイナマイトを持ちこんで、爆風によってホームランボールを曲げさせるなど、無茶苦茶さ加減はとんでもない。それだけに人気も根強いが、あまりにも放送コードに引っ掛かる言葉が飛び交う。筆者はひさしぶりにCSにて視聴したが、その荒唐無稽さぶりに腹がねじ切れるかと思うほど笑わせてもらった。

「タイガーマスク」曲:行け!タイガーマスク
 1969年放送開始。梶原一騎原作によるスポ根アニメ。悪役専門のレスラー養成機関「虎の穴」出身のプロレスラー・タイガーマスク=伊達直人が、苦しみながらも反則技の染み付いたプロレススタイルからの脱却を図り、「虎の穴」から送られてくる刺客と戦い続けるという物語。劇中実在のレスラーとも戦うが、これがアニメも原作同様にタイガーがプロレススタイルの変遷に影響を与える、陰影のあるドラマを与えている。なお歌う「新田洋」は「敏いとうとハッピー&ブルー」のリードボーカルを務めた森本英世のことである。
 この作品、1981年には正当な続編である「タイガーマスク二世」が放送される。こちらも「ちびっこハウス」と「虎の穴」出身でありながら、正統派スタイルのレスラー。アントニオ猪木らとともに「宇宙プロレス連盟」が送り込む刺客レスラーと戦うという物語。そして時を同じくして、新日本プロレスのマットに、「タイガーマスク」が誕生するのである。

EC小林完吾、俵孝太郎
 小林完吾氏は1963年に鹿児島のラジオ南日本のアナウンサーを経て、日本テレビにアナウンサーに転向。70年代には日本テレビのニュース番組の顔として活躍。1983年に日本テレビが行った一大キャンペーン「おもしろまじめ」に、徳光和夫とともにメインキャラクターとして起用され、さらに人気が加速する。1992年にフリーに転向し、現在は大学の客員教授や他局のコメンテーターなどを務めていたが、最近なかなかお目にかからない。
 俵孝太郎氏は産経新聞の論説委員を務めた後、1969年に退職。その後フジテレビ系列の情報番組に舞台を移し、長年に渡りニュースキャスターを務めた人。昭和を生きた人にとっては「こんばんは、俵孝太郎です」という語り口調をビートたけしにモノマネされていたあたりが有名だろうか。また日テレ系の「マジカル頭脳パワー」でも常に優秀な回答者であった。

「帰ってきたウルトラマン」曲:戦え!ウルトラマン
 DAICON FILM版「帰ってきたウルトラマン」の主題歌として知られる1曲。そもそもはソノシートに収録されていた音源を、本作の監督である庵野秀明が所持しており、本作を製作するにあたり正式に円谷プロに使用許諾を取った上で主題歌として使用した。現在では様々なCDに収録されているとはいえ、今でもレア音源であることにかわりはない。
 さて動画の方であるが、こちらもDAICON版ウルトラマンを上手くトレースしている。顔だしのウルトラマンスーツは、原作では庵野監督自身が長髪メガネで出演し、それまでの重厚な物語をキレイにぶち壊している。この緩急の派手さ加減が原作の持ち味であり、DAICON作品らしさである。

「女必殺拳」
 志穂美悦子主演のカンフー映画。公開は1974年。そもそもは2本立ての添え物的な作品だったが、主演の悦っちゃんの切れのあるアクションと憂いのある表情の演技が人気を博し、第3シリーズまで制作されることになる。
さて志穂美悦子さんであるが、特撮ファンの間では「キカイダー01」に搭乗イsたビジンダー=マリを演じた人として著名な方であるが、千葉真一率いるJAC(ジャパンアクションクラブ)が一時代を築いた1980年代当時はアクション女優としてのなりを潜めて、普通の女優さんとして開眼した。「熱中時代」(1978)に水谷豊演じる北野先生の同僚役から「噂の刑事トミーとマツ」のトミー(国広富之)の姉役などが懐かしい。その後長淵剛が主演した「親子ゲーム」に出演し、その後長淵と結婚、事実上芸能界は引退している。個人的には「影の軍団」シリーズや「二代目はクリスチャン」など、アクションと女優を器用にこなす作品が特に印象深い。くそ、長淵め。

EC「伊勢佐木町ブルース」(青江美奈)
 曲頭のため息交じりの「ああ~」が無駄に色っぽいことで有名な曲。青江美奈さんのはスキーで低音が響く素晴らしい独自の歌声であるが、この声が曲の魅力を最大限に表現している。セクシー路線の楽曲というのも70年代に流行した路線で、ゴールデンハーフの「黄色いサクランボ」やピンクレディの「渚のシンドバッド」などはライトめな好例であるが、筆者としては奥村チヨの「恋の奴隷」をはじめとするデビュー直後の楽曲群が群を抜いてエロい。ああ、筆者の嗜好はどうでもいいですね・・・

「ちょっとマイウェイ」曲:夜明けのマイウェイ
 白状しますと、筆者はこの作品を記憶してません。んで、調べてみました。
 ドラマ「ちょっとマイウェイ」は日テレ系の土曜日の夜9時台に放送されていた「グランド劇場」の1コンテンツ。放送は1979年。主題歌も有名になり、筆者はこの曲だけは記憶していた。この時間枠といえば「熱中時代」や「池中玄太80キロ」が放送されていた枠ではあるが、調べによれば本作の前があの「熱中時代・刑事編」、後が「池中玄太80キロ」とのこと。ああ、どうりで見逃してたわけだ、申し訳ない。作品は桃井かおり扮する浅井家の三女なつみが、南代官山のレストラン「ひまわり亭」を舞台に繰り広げられるコメディドラマとのこと。
桃井かおりといえば、昔からものまねされる機会の多い女優さんであるが、清水みち子や椿鬼奴などがいまでもモノマネを披露している一方、「モビット」や化粧品のCM以外ではあまりお目にかかれなくなった女優さんである。ちなみにフジ系列で放送されていた「笑う犬」シリーズでは、ウンナンのウッチャン演じる「ミル姉さん」の元ネタでもある。
 
「アイドルソングメドレー」
・「飾りじゃないのよ涙は」(1984,中森明菜)
 中森明菜の10枚目のシングル曲。作詞作曲を井上陽水が手掛け、井上自身もセルフカバーしたことでも有名な曲。以前アイドルの楽曲がフォーク・ニューミュージック系のアーティストによって手掛けられてきたことで、アイドルとニューミュージック界の幸せな癒着についてブログに書いたことがあるが、その中でもこれはとりわけ名作といってよい。呉田軽穂名義で松田聖子に提供を行った松任谷由実、山口百恵に曲を提供した谷村新司やさだまさしを思い出してくれるとわかりやすいか。
 なお、「とんねるずのみなさんのおかげです」にゲストで出演した井上陽水はとんねるずの二人と「アンドレ・カンドレ」(そもそもは井上のデビュー当時の名前)を名乗って音楽漫談を繰り広げた際、この曲を歌っている。「♪おならじゃないのよ、涙は プップー」って。

・「タッチ」(1985,岩崎良美)
 あだち充の野球漫画「タッチ」のアニメ版主題歌としてスマッシュヒットした作品。岩崎自身の20作目のシングルにして最大のヒット曲となり、いまでも懐メロ番組に出る時はこの曲か「タッチ」関連の曲が圧倒的に多い。「タッチ」関連の楽曲は基本作曲家「芹澤廣明」氏が担当しており、その甘やかさと懐かしさの同居するメロディは主題歌や挿入歌はおろかBGMにも名曲が多数存在する。ただし劇中の大事なシーンには演出上ほとんど曲がかからないため、BGMの印象が弱いのが残念だ。ちなみに芹澤さんといえばデビュー当時のチェッカーズに楽曲を提供していた方。彼らのデビューアルバム「絶対!チェッカーズ」は、初期チェッカーズの方向性を決定づけた作品でありながら、芹澤色の強いアルバムであった。なお北海道テレビで放映されている「おにぎりあたためますか」に出演しているアナウンサー・佐藤麻美さんはこの曲を十八番としており、番組中でその歌声を披露するものの、大泉洋・戸次重幸両氏に大爆笑で受け入れられている。

・「白い炎」(1985,斉藤由貴)
 斉藤由貴の2枚目のシングル曲にして自身が主演した「スケバン刑事」の主題歌。本曲が収録されていたアルバム「AXIA」は名曲ぞろいの名盤であるが、なぜかこの曲だけがロック調であるため、なんとなく居心地の悪い曲なのだ。実際斉藤の楽曲の中でこの曲のみがロック調であり、これ以外にはない。これには理由がある。「スケバン刑事」のプロデューサーであった岡正氏の意向で、番組の主題歌としてロック調の曲がオーダーされたからである。同様の理由で続くシリーズの使用されている楽曲は、いずれもロック調である。斉藤さんは2011年に「何もかも変わるとしても」というアルバムを出して、歌手であることを久しぶりに主張する一方、アニメ「へうげもの」のED「KIZUNA」も担当している。

・「SAY YES!」(1986,菊池桃子)
 菊池桃子の通算9枚目のシングル曲。1984年に映画「パンツの穴」に主演しデビュー。同じ年に「青春のいじわる」で歌手デビューした彼女。か細くやわらかな耳触りのいい声でそれまでの清純派的なアイドル路線の楽曲を歌てきた彼女が、本曲では一転して西城秀樹「ヤングマン」かと思うほどの元気のいい曲で登場。当時のステージ衣装もアメリカ国旗を意識したような青・赤・白の3原色で構成されていた。彼女のトピックといえば1988年に登場した「ラ・ムー」による楽曲だろう。はっきり申し上げて彼女をどうしたかったのか全く意味不明なグループのヴォーカルとして活動したものの、ファンにすら受け入れられずに活動収束した。その後本格的に女優活動に専念することとなる。筆者はフジのドラマ「同・級・生」や「ヴァンサンカン」、TBSのドラマ「二男・二女・ひとりっこ物語」での演技が印象深い。

EC「週刊新潮のCM」「岡八朗」「ゲバゲバ90分のアイキャッチ」
 最初に登場したのは雑誌「週刊新潮」のCM曲。当時でも週刊誌がテレビで広告を打つことが少なかっただけに、このCMのインパクトは結構つよい。ただし、この曲を知っている人というのは、学校から帰って3時ごろから5時ごろの間にテレビにかじりついていた人な気がする。うん、ともだちっ!(笑)なお「週刊新潮」は1956年に創刊された週刊誌の老舗であり、表紙絵は牧歌的な印象のものが多い。

 「岡八朗」氏は吉本興業のコメディアン。動画は花紀京と演じたコントのようだ。三重県出身の筆者の友人にとっては、花紀京や「奥目の八ちゃん」こと岡八朗は「吉本新喜劇」ではかけがえのない人だったようで、毎夕土曜日の昼に劇場から中継されている番組に慣れ親しんだ人にとっては忘れ得ぬヒーローなのだそうな(記事のためにヒアリングしました)。特に動画に見られる労働者風の扮装をした岡八朗のコントは定評があり、花紀京とのコンビでは爆笑を誘ったという。後年酒好きがたたって長年病気を患ったそうで、2005年に亡くなっている。

 「ゲバゲバ90分!」は1969~70年にかけて日テレ系で放送されていたバラエティ番組。大橋巨泉と前田武彦をメインMCとし、動画に見られるアイキャッチを挟みながら短いコントを立て続けに見せていく番組スタイルであり、ハナ肇の「アッと驚くタメゴロー」などのギャグを輩出した。本作のディレクターを務めた斎藤太朗氏は、後に「カリキュラマシーン」や「ズームイン!朝」を制作する。そのエッセンスとしての細かいネタを積み上げて詰め込むというスタイルは、この「ゲバゲバ」に端を発していると言っても過言ではないだろう。

「透明人間」(1978)
 70年代最大のアイドル「ピンクレディ」の9枚目のシングル。なおB面は「飛べ!孫悟空」の主題歌であった「スーパーモンキー孫悟空」。シースルーな感じの衣装が目を引くが、この曲を歌う時、サビの最後の部分「消えますよ~」の件で二人がTV画面上から消えて見える演出が入る。動画でも再現されているところが見どころの一つ。
なお、昭和な方々にとっては、曲頭の「ショック~!」の件も耳馴染みがあるのではないだろうか。小堺一機がMCをつとめたフジのお昼のバラエティ「いただきます」にて、毎回悩みの内容をコント仕立てで見せていたが、主人公である女性役の重田千穂子が、夫の浮気を知って隠せない同様を表現する時に、この曲が使用されていた。1984年ごろの話だったと思うが。

「炎の聖書」(1984)
1983年に長与千種とライオネス飛鳥の二人で結成された「クラッシュギャルズ」の歌手デビューシングル。ダンプ松本やブル中野率いる「極悪同盟」と激しい抗争を繰り広げ、女子プロレスの一時代を築いたのが「クラッシュギャルズ」である。当時筆者は中学生であったが、クラスの一部の女子に絶大な人気があり、女子プロレスの人気のほどが伺える。ちなみに筆者が住む東京都東村山市には、昔「全日本女子プロレス」の道場や選手寮などがあり、東村山市スポーツセンターでは全女の試合も数多く行われていた。
順序が逆になったが、女子プロレスはマッハ文朱やビューティペアが活躍した70年代に大流行し、その後80年代初期のジャガー横田やデビル雅美、ミミ萩原が人気をつないで、クラッシュギャルズにつながっていく。さらに90年代には写真集をだすほどのアイドル路線へと移行する一方で、北斗晶や神取忍などの実力者たちがしのぎを削ることになるが、興業の不振や赤字経営などから2005年に全日本女子プロレスが解散し、現在に至っている。

「君だけに」(1987)
 1984年にデビューした少年隊の6枚目のシングル。1981年にグループを結成し、デビューまで様々な活動を経てのデビューであっただけに、当時はジャニーズの秘蔵っ子と言われていた。そもそも田原俊彦や近藤真彦のバックダンサーだったお兄ちゃんたちが・・・と感慨深げな40代は多い。今ではそれぞれ活動の場を広げ、映画にTVに舞台にと現在でも活躍している。あれ、錦織さんどこいった? ああ、ローカル局でご友人のパパイヤ鈴木さんとゴルフ番組のMCしてましたね。この曲はスローバラード調の曲であり、彼らが歌って踊る様はさながら宝塚並みであった。かつてモノマネ番組で、ウルトラ兄弟に扮したダチョウ倶楽部がこれを歌うネタを演じて、審査員の淡谷のり子の失笑をかっていたのが懐かしい。

EC「謎の円盤UFO」「?」
青い顔の男が手術を受けている風の映像はジェリー・アンダーソン制作の「謎の円盤UFO」のOPに出てくる映像。作品は謎の円盤からの襲撃を受けている1980年の地球を舞台に、秘密裏に世界を防衛している組織「SHADO(シャドー)」の活躍を描くハードSFだ。謎の宇宙人の正体は全くの不明でありながら、その先兵は地球人をさらって人体改造を施したり、人間のパーツをつぎはぎして手先として使っているというおぞましいもの。現在DVDマガジンでも発売中であるから、ぜひともご覧いただきたい。
さてもう一つの家族写真のような海外ファミリーものっぽい映像であるが、これがまったくわからない。どなたかお教え願えれば幸いであります。

追記
 上の海外ファミリードラマは「SOAP」だそうです。二人の女性を中心とする2家族のコメディらしいのですが、80年代のアメリカを背景として時代の「病み」の部分に切り込んでいるドラマだったそうです。
 ぴっかりP様、オヤジオナ様、コメントありがとうございます。


「かわいい魔女ジニー」
 ショートコント「かわいい魔女みきみき」が動画の幕間にいくつか挿入されている。その元ネタは海外ドラマ「かわいい魔女ジニー」とのこと。知識として知ってはいるが、これも実際に筆者は見たことがない。申し訳ありません。
 「かわいい魔女ジニー」は1966年から70年にかけて毎日放送系列で放送されていた海外ドラマで、宇宙飛行士のトニーが南の島から持ち帰った壺に隠されていた魔女のジニーが毎回騒動を巻き起こすコメディだとのこと。動画を見ていると、なんだがアラブっぽい衣装がアクビ姫っぽいなあとか思っていたら、「ハクション大魔王」の放送開始が1969年であるから、アクビ姫はまんまパクリやん! しかし「ジニー」のセンスが、どうして日本では「ハクション大魔王」になっちゃうんだろうか? 日本はやはり不思議の国である。

「レッツゴースパイダース」曲:フリフリ
 1969年生まれの筆者にとって、記憶がはっきりしてきた頃の芸能界は、すでにグループサウンズのブームはほぼ収束していた。そんな筆者でも親や歳の上の知人から漏れ伝え聞く伝説のGSグループといえば、沢田研二を擁した「ザ・タイガース」と堺正章や井上順が在籍していた「ザ・スパイダース」だろう。
 スパイダースは1961年に結成し、かまやつひろしの作詞作曲の「フリフリ」でデビュー。同時期に世界を席巻していた「ザ・ビートルズ」の影響を受けた新しいサウンドで、GSシーンを牽引したグループだ。堺や井上はグループのコメディ色部分を担当してが、その他のメンバーには「かまやつひろし」や「井上尭之」「大野克夫」などが在籍していた。いずれも70年代の音楽シーンを牽引してきた方々である。71年に解散したのちの個々の方々の活動はみなさんの良く知るところだ。堺さんはかくし芸のおじさんじゃないんですよ!
 さて動画はモノクロで作られており、まるで往時の芸能ニュース風の動画である。中に出てくる汽車が、地味に「銀河鉄道999」なのも面白い。やっぱビフテキですよね。

「銀座カンカン娘」(1949)
 1949年に公開された映画「銀座カンカン娘」の主題歌。映画の中でこの曲を歌っているのは笠置シヅ子さんだが、主題歌としてこの曲を歌っているのは高峰秀子さんだ。
 笠置シヅ子といえば、カネヨンのCMでなじみ深い人であるが、第二次大戦直後の日本歌謡界に「ブギの女王」として美空ひばりがあらわれるまで君臨し続けたかたである。「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などのヒット曲が有名なところだろう。そして彼女を見出したのが作曲家・服部良一氏。現在も第一線で活躍される服部克久氏の実父であり、服部隆之氏の祖父にあたる。昭和60年に亡くなった笠置さんだが、彼女のサクセスストーリーは、テレビや舞台としてまとめられているので、興味をもたれた方はそちらをご覧いただきたい。

追記
 この動画を制作された吠鳥さんより、高峰秀子さんについてコメントいただいております。ぜひそちらもご覧くださいね! 吠鳥さま、コメントありがとうございました!


EC「昭和枯れすすき」(1974年)
 さくらと一郎によるTVドラマ「時間ですよ!昭和元年」の挿入歌として知られている。劇中では細川俊之が道ならぬ恋に落ちていき、相手の女性と彷徨いながら行きついた居酒屋のシーンでかかるのであるが、その貧しさ苦しさにはほとほとあきれるほどである。時は70年代。高度経済成長の影で貧富の格差が社会問題化した一方で、公害問題も深刻化した。また1973年のオイルショックによって世界的な不況の波が押し寄せている状況下でのこの歌の威力は、またたくまに当時の世相を反映したものとして人々に受け入れられていったのである。ドラマではどちらかといえばギャグ寄りで扱われていた印象が強いのだが、世相が裏切ったとでもいおうか。現在でも昭和期の貧乏を想起させるギャグとしての使用頻度が高い曲でもある。

「鉄人28号」曲:進め正太郎
 1963年から66年にかけて放送されたTV黎明期のロボットアニメ作品の一つ。手塚の「鉄腕アトム」と並び称される作品であり、現在でも新作が作られるほどの良コンテンツとして知られる作品だ。さて動画は本編を加工したもの。
 さて曲「進め正太郎」であるが、この音源がまことに面白い。この曲は先行する「正太郎マーチ」に曲をつけたものであり、劇中で紹介されているといった体なのだ。おそらくは実際に劇中で使われた音源だろうと思われる。さてこの「正太郎マーチ」は、GAINAXのアニメ「彼氏彼女の事情」のアバンタイトルで使用されていたのがちょっと懐かしい。

EC「?」
 このティッシュを持ったおばさんのCMって、なんですかね? まったくわかりません。情報求む!

 こちらもコメントいただきました!
 カミ商事より発売されているティッシュ・トイレットペーパーのブランド「エルモア」のCMだそうです。
 これ、動画ではほとんど音声がありませんが、コメント欄にある元ネタ動画を見て、絶句! なんでもそのあまりな内容に、放送中止になった珍品CMなんだそうです。ぜひご覧ください!
 ぴっかりPさま、ありがとうございました!


「西遊記」曲:この道の果てまでも
 堺正章扮する孫悟空が画面狭しと大暴れする「西遊記」の劇中歌だ。「西遊記」は日本テレビ開局25周年記念作品として制作され、1978年から80年にかけて2シリーズが放送された。
 さてこの曲は、本作の切ないシーンや悲しみのシーンでかかるBGMである。劇中の使用頻度も高く、見たことがある人ならかならずピンとくる曲だろう。同時に本作の音楽を担当していたゴダイゴの楽曲「THANK YOU,BABY」という曲のインストでもある。これに日本語詩をつけて堺正章が歌唱したバージョンが「この道の果てまでも」である。しかしこの選曲はどうだ。いきなりこんな素敵な曲がかかれば、ただただ落涙するだけである。もう選曲だけで脱帽である。
なお動画に登場する衣装も大変凝ったものであり、河童と豚はついてるし、孫悟空の頭の輪っかはおろか、背中には如意棒まで背負っている。

「サイボーグ009(新)」曲:誰がために
 近々公開が予定されている「サイボーグ009」。「攻殻機動隊SAC」シリーズの監督・神山健治の作る作品でも話題の作品で、1979年に放送された作品のOP動画の完全トレース。しかしよくやってるなあ。本当に感心する。キャラの出入りのタイミングなど実に本家とまったく遜色ないほど再現されている。もともとは故・金田伊功氏の傑作OP映像の一つである。9人のサイボーグの個々の能力にギルモア博士、そして番組の看板メカニックである「ドルフィン二世号」のギミックまでも惜しみなく見せて最後で集合させるやり方は、「超電磁マシーン ボルテスV」や「銀河旋風ブライガー」、「ふしぎ遊戯」でもなんら変わりない。009=島村ジョーの涙は、番組の方向性やジョーの繊細な性格設定を決定した重要な映像だ。元の映像ともども何度も繰り返し見比べてほしい。

「聖闘士星矢」曲:ペガサス幻想
 本ブログではわりと取り上げる確率が高い「聖闘士星矢」。1986年にマンガ連載を開始した直後にアニメも放送開始。本曲はその最初の1曲だ。「聖域編(あるいはサガの反乱)」が収束し、「アスガルド編」がスタートする74話で「聖闘士神話(ソルジャードリーム」」に変わるまで使用された。ただし筆者の個人的な想いとしては、この曲で登場した青銅聖闘士たちの聖衣がみな一様にヘルメット型であることに落胆した。たしかに開始当初の星矢たちの聖衣がどうにもちゃちなものに見えただけに、アニメ制作者側の聖衣の改変はいたしかたないだろうが、原作とあまりにも違いすぎるのもどうかと思ったものである。
さて動画を見ると、青銅→白銀→黄金への5人の衣装チェンジが素晴らしい。また「はばたけ~」の腕伸ばしを見ているだけで、背筋がぞわっとするほどの感銘を受けた。こういう決めるところで決めることが出来るPさま方には本当に恐れ入る。

EC「かわいい魔女みきみき」
本動画に登場するみきみきの「悲しみの表現」として登場したトランペットの曲は「キカイダー01」に登場するイチローのトランペットである。この曲がかかるとどえらい高台に立ったイチローが、悪を見降ろして見栄を切るのである。キカイダー=ジローも高い煙突とかの上に良く立ってたなあ。写真だったこともあるけど(笑)

「アニソンメドレー」
・「夢戦士ウイングマン」曲:異次元ストーリー

 これも懐かしいなあ。そして良くトレースしているなあ。絵が向上する以前の桂正和による最初期のヒットマンガ。連載は1983年から。「異次元ストーリー」は1984年から85年まで放送されたアニメ版の主題歌である。マンガの最終回で巨大な敵に痛めつけられながらも、彼を応援する人々の夢の力で巨大化して真のヒーローになるという件は、「ウルトラマンティガ」にも酷似した最終回であった。
アニメ版では桂正和のセンスある絵柄を、よりポップな方向でデザインされたキャラ絵が特徴的だ。またアニメ版にしかないメカニックも登場し、おもちゃ展開も考えられたものだった。アニメは堀川亮(現 りょう)の出世作でもある。動画中画面がひっくり返るシーンがあるが、これも原点にある時間を止めることで世界の上下が逆転するのを再現したものである。
歌っている「ポプラ」は「スターザンS」の主題歌や「宇宙刑事シャリバン」の挿入歌を歌った歌手。現在ではディスニー映画「美女と野獣」にポッド夫人役の吹き替えで参加している。

・「北斗の拳」曲:愛をとりもどせ!!
 TV版「北斗の拳」シリーズの主題歌には「KODOMO-BAND」や「TOM-CAT」などが参加しているのだが、最初に使用されたのは「クリスタルキング」の歌うこの曲だし、最も知名度が高いだろう。高音と低音で交互に聞かせるこの名曲を歌って、カラオケでのどをつぶしたことが、きっとあなたにもあるだろう。「北斗の拳」に今更解説が必要とは思えないので、ここでは「クリスタルキング」について書いてみたい。
 「クリスタルキング」は1979年の「世界歌謡祭」にてグランプリを受賞したのをきっかけに大ブレイク。「大都会」や「蜃気楼」など立て続けにヒットを飛ばし、紅白歌合戦にも出場を果たす。その後1984年に「愛をとりもどせ!!」や映画「瀬戸内少年野球団」の「瀬戸内行進曲」をヒットさせるものの、メンバーの脱退などが相次いでおり、デビュー当時の活動は見込めない状況となっているようだ。脱退した高音担当の田中昌之は「ウルトラマンガイア」や「仮面ライダークウガ」の主題歌でも知られたヴォーカリストである。かつての高音は出なくなったとは言われているものの、のびやかな声は健在である。
 しかし動画の悪役の方々、悪い顔してますなあ(笑)

・「キャプテン翼」曲:燃えてヒーロー
 現在のサッカー人口とサッカー人気を決定付けたのは、まさにこの作品だったろう(「キックオフ」だったらイヤだな)。「Jリーグ」のJの字もなかった1981年から週刊少年ジャンプにて連載を開始。その後1983年にアニメ化された。連載は88年まで続けられたが、その後のJリーグ人気を反映して、後日談としての続編が次々と作られた上で、1994年と2001年にもアニメが制作されており、現在もサッカー人気の一翼を担っている。
 最初のアニメ化の時にこの「燃えてヒーロー」を歌ったのが沖田浩之氏。「3年B組金八先生」(第2シーズン)に登場した彼である。その後編曲変更に伴い、88話からは竹本孝之氏による歌唱バージョンに変更。動画で使われているのは沖田版だと思われる。さて、動画に登場する選手たちがみなブルマなのはどんな仕様だろうか?

・「スペースコブラ」曲:コブラ
 ここまで来たところでやっと気がついたのだが、このブロックってジャンプマンガ原作のアニソンで共通しているんですね。これもまたネタ?
 1982年にTV版として制作された「スペースコブラ」の主題歌である。原作は1978年から84年にかけて週刊少年ジャンプに断続的に連載され、その後掲載誌を移して展開。継続しているシリーズではあるものの、現在では過去作品のデジタル化が主であり新作はない。コブラ誕生30周年として2008~09年にかけてOVAが制作されたり、天上でアニメ化された。昭和の人間にとってはやはりクセのある演技が楽しい野沢那智氏がコブラを演じた「スペースコブラ」が懐かしい。奇しくもOVA制作後に鬼籍に入られてしまったのがなんとも悔しい。主題歌は80年代初頭のアニメ主題歌としては非常に大人びたものであり、出崎監督の独特の演出によってアダルトな印象でありながら骨太でもあるスタイリッシュな映想として記憶に刻まれる作品だ。

EC「?」「アブドラーザブッチャー」
 ここでアイキャッチに登場するアイスホッケーの映像がよくわからない。もしかしたら「国土計画」のホッケーの試合かと思うのだが。詳細をご存知の方、情報をお願いいたします。
次に登場するのはアブドラーザ・ブッチャーであることはすぐにわかりましたが、ぴっかりPさまのコメントにより、その相手がテリー・ファンクだったと判明!
テリーといえば「キン肉マン」に登場するテリーマンの元ネタであるし、テリーとドリーの「ファンクス」は70~80年代に日本マット界を席巻した名プロレスラー。「笑う犬」シリーズではネプチューンが「♪生きてるってなんだろ、生きているってなあに」と歌いながら二人でするコントの元ネタである。

追記
 上でアイスホッケーと書いているECですが、テレビ東京(東京12チャンネル)で1972~73に放映されていた「日米対抗ローラーゲーム」の映像で、そこで活躍する「東京ボンバーズ」の雄姿だそうです。「ローラーゲーム」はアメリカで人気のあったスポーツ。競技としてアクション性の高いもので、日本ではこの番組で人気だったそうです。またこの番組に登場した「東京ボンバーズ」もスター選手を生み出したチームだそうですが、その設立にはずいぶんと苦労話が残されているもよう。試合では土居まさるの名司会が名物だったようです。いやあ、筆者はまったく記憶にありませんでした。
 ぴっかりPさま、コメントありがとうございました!


「野球のヒーロー」曲:野球狂の歌
 「野球狂の歌」のテーマに乗せて展開される動画は、野球に疎い筆者でも存じ上げる昭和の大選手たちである。

・江夏豊
動画で紹介されている「オールスター9連続三振」も素晴らし記録であるが、彼がかつてセパ両リーグを渡り歩いた名投手であることは記憶にとどめたい。特に1979年の日本シリーズ「広島-近鉄」の最終第7戦でのリリーフ投手としての21球にもわたるしたたかな投球は、いまでも語り草である。

・江川卓
オールスター8連続三振記録よりも、やはり巨人入団にまつわる「空白の一日」が話題となりそうであるが、それ以上に江川を印象付けるのは、引退時の引き際の素晴らしさである。引退会見で涙ながらに語る自分の投球の裏側に、会見に参加していた記者たちをはじめ、見ていた筆者自身も涙を禁じえなかった。

・山田久志
 その昔「人気のセ、実力のパ」と言われていたことを覚えている人がどのくらいいるだろうか。それを直接確かめるのは「日本シリーズ」しかなかったわけだが、実態を証明する上で欠かせないのが「阪急ブレーブス」という球団だろう。その阪急の投手陣の中核を担ったのが、当時の山田である。アンダースローの投手としては日本プロ野球最多の284勝を記録し、現役時代には12年間連続で開幕投手を務めるほどの名投手であった。

・村田兆治
 有名な「マサカリ投法」で野球界に貢献した名投手。その大胆な投球フォームは金田正一によるフォーム改造の結果だという。80年代のパ・リーグを代表する投手でありながら、40歳を超えて現役を続け、なおかつ40代で2ケタ勝利を収めるという素晴らしさ。彼の雄姿に心を熱くした団塊世代は多いかったろう。

・長嶋茂雄(天覧試合)
・王貞治(756HR)
 1965年から1973年にわたる巨人のV9時代がどのようなものだったかは、いっそのこと「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」あたりを見ていただければいいだろう。川上哲治監督のもとで長嶋や王が活躍した時代だ。記録よりも記憶に残る選手である長嶋に、真に世界の記録に残る選手となった王。この二人の存在ゆえに、この二人イコール「巨人」だったといってもいい。あ、そうそう。漫画「がんばれタブチくん!」にあるネタで「王に756号を打たれた鈴木」ってのがあるんですが、知ってます?

・ランディーバース
・掛布雅之
・岡田彰布
 1985年の優勝がものすごかっただけに、以降の阪神タイガースが「爪を隠している」感じに見えたのも5年ぐらいだったような気がする。それにしてもこの年の野球ファンのほとんどが阪神ファンだったんじゃないかと思うほど、ヒートアップしていた。それに応える阪神の打撃陣は、この動画で見た通りである。野球が国民的なスポーツであったのはこの時代までかもしれない。経営者を変え球団名や球場名をもてあそんでいる現在の野球界では、国民のボルテージを上げるほどのロマンは求められないかもしれない。

EC「ベルトクイズQ&Q」「左卜全」
 かつてお昼の時間帯に月~金で放送されていたクイズ番組「ベルトクイズQ&Q」。司会の押阪忍の名調子で1対1形式で素人が競うタイプの番組で、負けた側がベルトに乗って消えていくスタイルだった。夏休みになると「こども大会」と称して小学生や中学生が参加できた。商品として「ラテカセ」が懐かしい。
 「左卜全」さんは黒澤映画の常連だったろう俳優であるのだが、それ以上に我々が知っているのは「老人と子供のポルカ」ではないだろうか。歌詞内容は老人と子供の視線で社会世相を皮肉るものだった。この曲で1970年に歌手デビューした氏は当時76歳。その後、71年にがんで死去している。

「プロジェクトA」曲:メインテーマ
 いまでこそ「ジャッキー・チェン」の主演する映画ってあまり見られなくなっているけど、かつて70年代のカンフー映画の雄と言ったら「ブルース・リー」だったように、80年代の香港映画・カンフー映画の雄は間違いなく「ジャッキー・チェン」だった。70年代末期から立て続けに主演アクション映画がヒットし、日本での人気を決定付けたのがこの「プロジェクトA」(1983)だ。この曲はそのメインテーマ。
本作はそれまでのジャッキー映画同様にコメディ要素も含めながら、イギリス植民地化の香港を舞台に、離島に巣食う海賊を退治する水上警察官の物語である。同時期に活躍したサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウと3人のそろい踏みがみられるのも本作の特長。次作「スパルタンX」(1984,ファミコンゲームにもなったよね)にも引き継がれている。それ以前にジャッキーが出演した映画「キャノンボール」などにもあった、NGシーンをエンドロールに流す手法なども取り入れられ、娯楽作品として心から楽しめる痛快な作品だった。なにより有名なのはジャッキーの「時計台からの決死のダイブシーン」は今でも語り草。それをスタントなしでジャッキー自身が演じているので、その痛みをこらえる演技も半端ない。だって本当に痛いんだから。しかもそれをNG含めて3回もやっちゃうんだから、どんなスタントマンでも裸足で逃げ出すフィルム根性! 恐れ入ります。

「風の谷のナウシカ」曲:風の谷のナウシカ
1984年に劇場公開された宮崎駿監督作品としては2作目に当たる。月刊アニメージュでマンガとして連載されていた作品のアニメ化作品。徳間書店と博報堂による制作委員会形式で制作された。劇場公開当時、原作マンガとしては中途半端な状態で企画がスタートしていたため、原作漫画のエンドとは異なる終幕となっている(単行本2巻の内容でエンド)。
曲の方であるがこの曲は女優・安田成美のデビューソングなのだ。現時点でご本人が歌唱することはまず間違いなくないのだが、このことを旦那である木梨憲武はどう思っているんだろう? なおこの曲は映画の主題歌ではなく、あくまで「イメージソング」であり、キャンペーンソングの意味合いが強い。「イメージガール」のコンテストで優勝した安田成美が歌ったわけだが、同じことを「ラピュタ」でもやってたような・・・。

「ドラえもん のび太と鉄人兵団」予告編映像
 1986年に劇場公開されたドラえもんの長編映画の7作目。この時すでに春休みの定番ピクチャーとなっていたが、原作の藤子F不二雄先生によれば「ドラえもん史上最強の敵」として登場したのはメカトピア星の鉄人兵団であり、のび太とドラえもんたちはこれを迎え撃つというのが本作の物語。ドラえもん映画の最終兵器は四次元ポケットをもつネコ型ロボットでも何でもなく、物語のやさしさを一身に背負う少女・しずかちゃんの「涙」ではないかと常々思っていたのであるが、本作はそれを証明する作品でもある。こりゃミンメイの歌なみだよなあと思うわけですよ。さて本作はよほど人気があったらしく、2011年にもリメイクされている。沢城みゆきファンにはぜひ見てほしい。

「キャンディキャンディ」曲:キャンディキャンディ
 ECの「みきみき」を挟んで登場するのは、少女マンガ原作アニメの傑作、「キャンディキャンディ」である。キャンディといえばこの曲だろう。いや、逆説的に言えば、現時点でキャンディに関連する自由度の低さを考えれば、この曲だけだが例外的にメディア露出しているといってもいい。細かいことには触れないが、原作者と作画担当者の著作権裁判は、こうした業界にいるものにとっては一度は触れておいて損はないエピソードだ。
 それにしてもこの曲のキャッチーさはどうだろ。最初に明るいメロディで誘っておいて、いきなり変調したかと思いきや、いきなりキャンディの悲しみの部分に触れてくるマイナー調のサビの部分にググッと引きつけられる。アニメの次作「花の子ルンルン」がメジャー押しの明るい曲なのに対し、キャンディはこのマイナー部分ゆえに名曲たりえているのかもしれない。ちなみに1992年にリメイク版が劇場公開されていたのを驚いた。声優はずいぶんと変更になっているようだが、この作品も著作権の関係で見ることができないのかしら?

「アルプスの少女ハイジ」曲:おしえて
 日本アニメーション制作の世界名作劇場(カルピスまんが劇場)放送枠作品。放送当時裏番組が「宇宙戦艦ヤマト」と「猿の軍団」であり、当時の子どもたちの多くがチャンネル選びに悩んだ作品の一角を担っている。とはいえ親は間違いなくこれを選ばせたろうでけど。いまでこそハイジの天真爛漫な様子や足の悪いクララとの友誼、感動のクララが立ったシーンなど知られているが、そろそろみんな見あきてないかなあ。同じことが「フランダースの犬」の最終回でのネロの死亡シーンなどにも言えるけど。なんというか日本人にはこれらで泣くためのなんか変なDNAがあるのかも。もっともこれらの作品に反応するのは日本人だけらしく、海外で設置されているこれら作品関連のオブジェクトは、すべからく日本人相手らしいので気をつけていただきたい。

EC「大場久美子」「宮崎美子」
 ECに登場する二人のフォトジェニック。最初に登場したのは「大場久美子」。そう多くの人にとってはきっと「コメットさん」でも知られている人だ。筆者は九重祐美子のヴァージョンも大好きだったが、この大場久美子も大好きだった。舌足らずで八重歯で、現在のグロス売りのアイドルなんか鼻息で蹴散らせるほどのかわいらしさである。コメットさんの時の白と黄色を基調にした衣装もかわいらしかった。もっとも歌の方は山田邦子がネタにしてバカにしてたくらいで、それほど良かった印象はない。それこそグロス売りのみなさんに鼻息で飛ばされそうな感じかもしれない。
 二人目の「宮崎美子」。今では「漢字検定」やら「Qさま」など知識を競う系のバラエティ番組では良く見る才女であるが、このミノルタのCMでデビューした当時は、ふくよかなボディとはにかんだ笑顔が印象的な方でした。「♪今の君は、ぴかぴかに光って~」という歌詞とともに、周りの様子を伺いながら水着に着替えるシーンは現在の目で見てもお宝CMである。もっともそのCMを当時の志村けんにネタにされていたが、それも込みで懐かしい。

「好き!すき!!魔女先生」曲:かぐや姫先生のうた
 1971年に放送された東映制作の特撮作品。もとは「千の目先生」というタイトルの石ノ森正太郎原作のマンガ作品のドラマ版。宇宙人の月ひかるが地球の子どもたちと触れ合う学園ドラマであるが、後にひかるが「アンドロ仮面」に変身して悪人と戦う変身ヒロインとして活躍する。そう、東映制作の「ポワトリン」や「ナイルなトトメス」などの先駆け的な存在でもあったのだ。月ひかる役の女優・菊容子は時代劇や舞台を中心に活躍していた女優さんで、現在の目で見ても十分にお美しい方なのだが、75年に亡くなっている。なんでも当時交際している男性に首を絞められたとのこと。動画ではOPの映像を再現しているが、途中に「♪女先生きらきら光る~」のくだりで登場する二列のマラソンの先頭に立つ白い衣装の男性の先生がいるが、これが往時の森本レオである。またアンドロ仮面の状態で空を飛んでいる特撮シーンがあるのだが、スカート下向きに垂れだがっているのを見ると、特撮の裏側がわかる感じなのだ。こういうあたりの再現もまた凝りに凝っている動画。ぜひ原点といっしょに楽しんでもらいたい。なお歌の歌唱は堀江美都子。のびやかな高音で聞かせる素晴らしい曲だ。EDの歌も名曲である。

「魔神英雄伝ワタル」曲:STEP
 先頃亡くなった芦田豊雄がキャラクターデザインを務めるサンライズ制作のロボットアニメ。三等身のキャラクターが二等身のロボットに乗るなんて、どう考えても正気の沙汰とは思えなかったが、動いているのを見るとギャグとシリアスの配分が絶妙な作品であり、いち早くRPG要素が盛り込まれた作品だ。かわいらしい芦田キャラがちょこまかと動き回るのでまったく落ち着きはないが、今では海賊が板についた田中真弓の少年声が思う存分堪能できる。メカ好きにとっては実にコンパクトにまとまっていながら、変形までこなすメインメカ「龍神丸」の千両役者ぶりがまたすごい。「ワタル」シリーズはその後も続いていたが、個人的には間で放送されていた「グランゾート」が大好きです。
 曲は双子のユニット「a・chi-a・chi」が歌う元気な曲。ワタルシリーズのほとんどの楽曲を手掛けているユニットであるが、最近の活動はどうなんですかね?

「太陽戦隊サンバルカン」
 1981~82年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第5弾。それまで5人を基調としていたシリーズに、初めて3人の体制で制作された本作。前作デンジマンからの引き継ぎ要素(デンジ星人の血統、へドリアン女王)や主役交代劇(レッドの交代)、敵幹部の増員など、いくつもの要素をつぎ込んで、世界征服を狙う機械帝国ブラックマグマと戦う地球守備機構の精鋭部隊サンバルカンの活躍を描いた。当時「富士サファリパーク」の人気にあやかってか動物モチーフの3人ということで、精緻に作りこまれたマスクも印象的。
 主題歌を歌う串田アキラの代表曲の一つ。筆者的には作品に登場する岸田森演じる嵐山長官が活躍するエピソードは、ハートフルで好きでした。あ、スナック「サファリ」はこの作品が出自です。

EC「FMラジオの時報?」
 私はFM放送に余り馴染みがない。「トリオ」のCMなのはわかるのですが、このアイキャッチでつかわれている音源はなんなのでしょうか? 何か特定の番組前のCMのようにも思えるのですが。情報求む!

 情報いただきました!
 日曜午後2時から放送されていたグリコ提供の「ひとつぶの青春」という番組前の、トリオ(現ケンウッド)提供の時報だそうです。筆者はスジャータはよく知っていましたが、こちらは存じ上げませんでした。
 ぴっかりPさま、ありがとうございました!


「仮面ライダースーパー1」
 宇宙開発用サイボーグとして自らの意志で改造を受け、ファイブハンドと呼ばれる多用途の機能を持つ5つの腕と拳法の技をもって、悪の帝国の建設を目指す「ドグマ」「ジンドグマ」と戦う沖一也=スーパー1の活躍を描く、仮面ライダーシリーズ7作目の作品。1980年~81年に放送された。
 現在発売中の「新仮面ライダースピリッツ」では、バダンシンドロームで変身能力を失ったスーパー1が、拳法の仲間たちを失いながらも変身能力を取りもどし、逆襲に転じる熱い物語が紡がれている。その舞台が青森なわけです。ちゃんと読んでいらっしゃるのですねえ。動画を見ると、ちゃんとファイブハンドがイメージでつくられているのが微笑ましい。

「ミクメドレー」
 なぜミク?とは思いはしたが、ここからはボカロ音源でのソングメドレーとなる。
順に「ガッチャマン」→「キャシャーン」→「マジンガーZ」→「ヤマト」→「バビル二世」→「ズバット」→「キョーダイン」→「イナズマン」→「キカイダー」→青い三角定規「太陽がくれた季節」→あしたのジョー「美しき狼たち」→Zガンダム「水の星に愛をこめて」である。全体的にアニメ特撮ドラマの主題歌が、時代も区別せず混在しているのが面白い。
それぞれの作品について解説するよりも、ここはひとつトピックを。まず前半の楽曲は70年代を主体とするアニメ特撮で占められているが、これらの楽曲の作曲家のバラエティに注目してほしい。菊池俊輔、渡辺宙明、ボブ佐久間、宮川泰、京健輔と、昭和に活躍されていた作曲家が顔を並べているではないか。こういう楽曲に耳をなじませて大人になったんだなと心から思う。選曲でちょっとだけ特殊なのは「太陽がくれた季節」だ。これだけがなぜかドラマの主題歌であり、しかも村野武範が主演した「飛び出せ!青春」(1972)という学園ドラマの主題歌である。「美しき狼たち」は映画「あしたのジョー」の主題歌で、映画冒頭に使用された。映画の後日談として制作されているTV「あしたのジョー2」でこの曲を歌う「おぼたけし」が「2」の主題歌を担当したのは、この縁と言っていい。キング・カズこと三浦和良がこの曲が好きだそうで、とあるバラエティでこの曲をカラオケで歌っていた。「水の星に愛をこめて」は「機動戦士Zガンダム」の2つめの主題歌。歌う森口博子はこれがデビュー作。バラエティ番組で語ったところによれば、ガンダムについて全く知らないデビュー当時の森口に、ガンダムの作品内容について質問攻めにしたファンがおり、辟易したとか。

「ダーティペア」曲:ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット
 いまでは魔法少女もの以外で女性が主役のアニメなんか山のようにあるが、80年代当時のアニメ界において、SFでアクションというジャンルで女性が主役を張るアニメなんて少数派だったはずだ。つまり今に至る「萌え文化」の形成に一役買った作品があるとすれば、「ダーティペア」(1985)や「うる星やつら」、「プロジェクトA子」なんて作品群は、まさにこれに相当するだろう。未来の宇宙であらゆるもめごとを解決するWWWAのエージェント「ラブリーエンジェル」の活躍を描くSFアニメ。なぜ「ダーティペア」と呼ばれているかは、彼女たちの解決結果が常に破壊と隣り合わせだからであり、一度として破壊や崩壊が起きなかった事件はないと言われている故。大は星の崩壊から小は人間関係の崩壊まで、彼女たちの事件解決後になんらかの変化が生じていることは間違いない。TV版は土器手司によるかわいらしいデザインが魅力の本作だが、原作小説では御大・安彦良和がイラストを手掛けている。この安彦絵のダーペが映像化されたことが1度だけある。それは安彦自身が監督となって制作した「クラッシャージョー」の劇中映画である。
主題歌とEDを担当した中原めいこは、「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね」のスマッシュヒットで知られるシンガー。1992年に活動を休止しているのが惜しまれる。それにしてもこの動画、作画の書き込みがすごい。ユリの銃を撃つようなふりをする時の表情が、原典そのままでびっくりさせられる。

「キーハンター」
 最後の参加Pさまがたのスタッフロール的動画は「キーハンター」。「キーハンター」は1968年から73年まで放映されていたTBS系列土曜夜9時のスパイアクションドラマだ。私たちの時代だと土曜日は7時からTBSつけっぱなしの時間が続く。たとえば「まんが日本むかし話」→「クイズダービー」→「8時だよ!全員集合」→「Gメン’75」という流れが多かったのではないだろうか。全部で300話近くのエピソードがあり、同じ時間枠で後続の「Gメン」などではリメイクされている物語もあるという。野際陽子と千葉真一が結婚したきっかけとなった作品としても記憶しておきたい。
 動画で使われている曲はインストの方だが、野際陽子が歌唱する「非情のライセンス」という曲が存在するが、これの千葉真一歌唱バージョンも聞いた記憶があるのだが。

・・・・終わった。やっと終わった。
今回は多かったなあ。執筆にほぼ3日かかったですよ(笑)。
とりあえず今はこのヴァージョンでアップしておきますが、まだまだ書き足りない部分もありますし、調べが足りていない部分もありますので、5月内にはできる限りの修正・訂正をした上で、最終版にしていこうと思っております。動画自体に触れていない記事も多いですし、1こ1この記事がやや薄味な印象もありますので。

なにより、今年もこれらの素晴らしい動画を制作なさったPさまがたに、熱く御礼申し上げます。いやもう、昭和はすばらしい。

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コメント

非公開コメント

期待してます(〃▽〃)

毎年お世話になってます。
昭和メドレー4の制作・総指揮をつとめさせていただいたGたまです。
今年も解説をしていただけると聞き、参加者一同とても期待しております♪
よろしくお願いいたします。

お世話になります

編集担当のぴっかりPです
毎年お世話になります
挿入画像ですが、もしわからないのがあればいつでもお答えします
全部先に答えを言うと楽しみがなくなるかもしれないのでw
本編コメントで正解の出ていない2パートだけ・・・



かわいい魔女ジニーの直前のアメリカのドラマはSOAP
プロレスは全日本プロレスのアブドラ・ザ・ブッチャーvsテリー・ファンクです

よろしくおねがいします

wktkして待ってます♪

3からの参加なので2度目のお世話になりますです。
何故自分のパートがバレたし!昭和メドレーちーちゃん担当の猫・・・おや、誰か来たよう(ry

よろしくお願いいたします。m(__)m

感激!ありがとうございます。

Gたま(ネコ系)Pさま、ぴっかりPさま、猫ジーナさま

 まだ未完成の記事にコメント頂戴し、感激しております。
 あいかわらずつたない文章ではございますが、おつきあいくだされば幸いです。
 がんばります!

No title

前回に引き続き参加してます。紅狸でございます。
ようやく半分と言ったところですが、完遂楽しみにしてますw
ふぁいと!

ありがとう

紅狸Pさま

 コメントありがとうございます。
 やっと半分近くまでたどり着きましたが、まだまだ先は長いです。
 項目が多いため、一記事がやや薄味かもと思いはしても、まずは先を急いでおりますので、なんとも難しいです。
でもどうにか完走しますよ!

誰も言ってないので

毎度、趣味の動画に細かい解説有難う御座います。
誰も言ってないようなので「?」の部分にヒント。
ティッシュのCM、東京ボンバース。SOAPは・・・ぴっかりが言ったか。
あとはググって下さい。
・・・調べるのも、また、楽し。

解説おつかれさまです

(-@e@)/ イィーッ! 昭和メドレー戦闘員その1参上!

と言うわけで、初めまして、今回いちばん新人の吠鳥です。メドレーでは「銀座カンカン娘」を担当しております。
作品の解説ありがとうございます。自分も去年まではこちらのサイトを参考にして昭和メドレーを楽しんでおりました。

自分のパートは作品のつたなさとネタの古さにより
アイキャッチ以外ではおそらく一番わかりにくいものだったと思いますので、少々補足を。

まず、あのパートで取り上げたかったヒロインは、昭和を彩る大女優、高峰秀子です。
彼女のことは検索すればたくさん出てくると思いますので詳しい解説ははしょりますが
長じての大女優も、若い頃は歌って演技の出来るかわいい子役スターでした。
(カンカン娘の頃はすでに20代半ばではありましたが)
そして、その頃の彼女は、名前の「秀子」より「デコちゃん」と呼ばれ親しまれておりました。

そう、あのパートは実は昭和と平成のふたりのデコちゃんの共演だったわけです。

また、あのネタは「懐古」のつもりで選んだわけではなくて
(そうなる可能性はゼロではありませんが、古さから言ってごくごく稀でしょう。)
昭和メドレーのもう一つの側面「(再)発見」の面白さを感じてもらえればと思っての選択でした。
(こういうものを作っているものの業として「奇をてらいたい」という気持ちがあったのはもちろんですが)
まとめのGたまさんとぴっかりさんは、さぞ取り扱いに困ったのではないかと、今になって反省しております。
…少しだけですが(笑)。

では、解説の続きを制作メンバー一同楽しみにしております。
ありがとうございました。

(@e@-) …んぐぐ、自分のような雑魚をたおしても、あとからあとから大物Pが現れるぞ、覚悟してお…け……ぐふぅ

?の答え

プロレスの前は土居まさるの実況で一世を風靡した
「日米対抗ローラーゲーム」の東京ボンバーズです。
ミッキー角田、佐々木ヨーコなどのスターを輩出しました。
テイッシュのCMの元ネタはこれ
http://www.youtube.com/watch?v=h7rD9-EiCpg
今でこそメジャーなブランドになったエルモアですが、当時はネピアやクリネックスの後塵を拝しておりました。
そこで勝負に出たのがこのCM あまりのお下劣さに当時一部で話題となりましたが、世間の顰蹙をかってあえなく
放送中止になりましたw

No title

大量の作品への解説お疲れ様です。
私から解説への追記すべきところはございません。
そこで、制作に関するお話を。

黄金バット→ノノワット
当初はどんな順番とも決まらない中で作り始め、完成し提出後に、TOPに配置されたという感じです。
黄金バットは、去年から今年4月末まで、ニコニコ動画内のフルアニMAXチャンネルにて、配信され続けました。(現在も第1話は無料、2話以降は105円でアーカイブ配信中)
そのフルアニでの配信と、生放送での活発な交流のノリが印象深く、今回は黄金バットを使おうというきっかけになりました。コメントでの「っと!」「ビシッ」「※知りません」というテンプレは、フルアニファンの人たちです。
MMDでの再現を考えた時、春香さんを金色にしたらとても正視できないものだったので、これを乗り越えられるのは、ののワさんしかいない!と、このような配役になりました。アイマスのトップバッターがののワさんでは少々申し訳ない気持ちがありますが、ののワさんの可愛さに免じて、どうか。
背景は手書きです。稲妻等の演出も。本家動画の色合いというか、あの質感に近づけるために苦労しました。

月光仮面→面妖仮面
当初、黄金バットだけ提出の予定でしたが、作品リストを見ながらみんなと話していて、「アレが足りない、コレが足りない」という言葉が結構出てきていたので、手が開いている自分がちょっとやってみようと、追加してみました。正面だけのカットというのもあり、半日ぐらいで完成。本家のOPもずーーっとバイクで走る正面カットだけなので、あえて再現w

ナウシカ
これも、突貫工事で。MMDモデル改造、背景モデル作成を含めて3日ぐらいかな。参加作品の一覧を見て、「雪歩がメインの動画がない」とのことから。雪歩のMMDモデルから、手数をかけずにアレンジして再現が似合いそうだなということで。背景モデルがあっさりしているのは、時間をかけられない中での苦肉の策です。主体である雪歩のほうに力を注ぎました。はいてない(?)ような感じも、当時のオタクにひっかかるようにという計略です。

サンバルカン
戦隊物が無いじゃないか!とのことで。アイマスダンスPVでの表現は時間が最もかからないですね。で、バルパンサーのポーズはこう!なのですが、これは偶然だったのです!!
素材を3つぐらい撮影して、切り貼りしてという工程なのですが、撮影時になんとなく「あったほうがいいよね」、という気持ちであのポーズを撮影しておきました。コメントで指摘されて、ああ!やった!勝った!(何に)などと思いました。

あと、魔女先生のMMDモデルの一部をお手伝いしました。こういう合作の中で協力を惜しまないのが我々オッサンである!というところです。

今回は、MMDの使う人が多くなりましたねー。表現の幅が広がりつつも、手間も増えて苦労しますが皆楽しくやっていた印象です。今回がきっかけでMMDに手をだそうという人もいますし。

もう、あとは語ることもありませんw
みんな、あとはまかせたよ・・・

では、長々となりましたが、ありがとうございました!!

解説お疲れさまでした

まずは 完走おつかれさまでした

「ちょっとマイウェイ」を担当しましたAuraPでございます
昨年に引き続き解説いただき大変うれしくおもいます
膨大なネタの数に呆然とされたのではないでしょうかw

元ネタをご存じない? いえいえ 怒ってなどいませんよw
なにしろ私もほとんど憶えていませんからw
この作品を題材に選んだのは、サイト主様と同じく 曲を憶えていたからです
ポジティブな歌詞がとても印象に残っています
千早に「もう、私は大丈夫です」と唄わせたかったのです。

最後にこのネタを披露する場を与えてくれたGたまPをはじめとするPのみなさん
そして解説していただいたサイト主様に感謝したいとおもいます

ありがとうございました

感想の完走お疲れさまでした (。・x・)ゝ

今回も解説ありがとうございます。
昭和メドレー制作総指揮をつとめさせてて頂きましたGたま(ネコ系)Pです。
早いもので昭和メドレーもこれで4作目となりまして、
回を重ねる度にスケールアップしてきた本シリーズですが、
今回を一区切りとし、昭和の総決算的な内容として構想し企画を進めてきました。
※来年以降もこのシリーズが続くかは現時点では不明です。

ヒーローとヒロインの特集にしようというのは昨年の合作公開後すぐに決まりましたが
ヒーローとヒロインの定義部分がとても難しく、仮面ライダーなどの実写映像ベースですと
ニコマスで表現するにはやや難易度が高くなるのではないかという懸念もありまして
アニメのヒーローやヒロイン、スポーツや芸能で活躍してきた方々も含めるという方針としました。
企画当初はフルボリュームで提供したいという気持ちもあり「男の子編」「女の子編」のように
二部作での構成も考えてましたが、一本で一気に通す事でより幅広い世代、幅広い嗜好に応えられるのではないかとも考え
35分超という合作としても長めの動画時間として公開する事にしました。
できれば30分以内に収めたいなという葛藤もありましたが・・・
というのもニコニコ動画の仕様として容量上限100MBの壁というのがありまして、この容量以上は一度にアップロードできず
その結果、時間と画質はトレードオフ関係になってしまうのです。
とくに30分を越えると一気に画質は落ちていき35分ともなると細かい部分が潰れたり音質が悪くなったりとデメリットが増えます。
画質が落ちるというのはレトロな昭和映像に近くなるというのではなく、ブロックノイズのようなデジタルノイズが増え、
むしろデジタル感が増してしまい肝心の昭和の風味が打ち消されてしまいます。
加えて言うと、今回は編集段階で意図的にプチノイズやダスト(フィルムのゴミ)、ジッター(画面の揺れ)などを乗せたりしていますが、
実はこういうノイズというのは動画圧縮の敵だったりもします。
ノイズが混じる事で映像の情報量は増えてしまうからです。

このように動画時間が伸び、圧縮効率が落ちた状況下で視聴者にレトロ感を損なわずにいかに画質をキープするか。
これはとても悩みの種でした。
もちろん後に各参加者の皆様は各自高画質で単品を公開されていますから、よりより画質でお楽しみいただきたい方は
そちらをご覧になるという方法もあります。
ただ昭和メドレーは単品がそれぞれ集まっての作品ではなく昭和メドレーというコンセプトでまとめられた一つの動画ですから
そちらを映像的に蔑ろにはできません。

百聞は一見にしかず、というか既に何度もご視聴いただいてるはずなので画質については気になる所もあるかもしれないですが
このサイズ、この情報量としてはかなり頑張った画質になったのではないかと思います。
この画質も公開当日、ギリギリまでトライした結果為しえたものです。

さて、この一年でアイドルマスターを取り巻く環境は変化してきました。
昨年からの素材的な変化としては、やはり「アニメ版アイドルマスター」や
PS3向けにダウンロード配信されたキャラクター追加などが挙げられると思います。、
MMD素材も充実してきたという事で作り手側としては様々な事にチャレンジできるようになりました。

参加メンバーは基本的には募集形式でしたが前回参加していただいた方々の多くが今年も参加してくれました。
また、MMD界で活躍されている実力者の方々にも参加していただきたく思い声をかけさせて頂きました。
こうして新しいメンバーが加わり総勢26名の大所帯での制作がスタートしたのがおよそ3~4ヶ月前でしょうか。
以前から参加されてる方々はまさに昭和世代という方々ばかりでしたが、
今回はどちらかと言えば平成世代の20代の方も多く参加されてまして、
平成世代が描く昭和ヒーロー・ヒロインという側面も持ち合わせた合作となっています。
動画のコメントを拝見していると「50代向けではないか」というような意見もありましたが、
実際に制作しているのは私を含めてナウなヤング(?)だったりもします。
ただ、やはり参加者の多くは昭和のど真ん中世代であり私のような小娘には到底理解できないような濃い会話が
合作部屋で連日連夜交わされてまして、その昭和に対する思いの強さはヒシヒシと感じました。


さて、今回は前回までと制作スタイルがやや違います。
今回、私は監督と指揮に徹し編集作業などコアな部分は昭和世代の代表格であろうご年配の方に委任しました。
とくに編集を担当されたぴっかりPさんは昭和世代向けの様々な映像試行で表現されまして、
おかげで私には為しえない独特の昭和臭を醸し出す事に成功したのではないかと思います。
またオヤジオナさんは他イベントで忙しい中、助監督として合作のフォローなどしていただきました。
他にも合作の進行管理をAuraPさんにやっていただくなど今までよりも分業化された合作となりました。

もちろんこのお三方以外にも本合作では参加メンバー皆が一生懸命取り組み素晴らしい作品を仕上げたり
また必要と思われる素材の制作・提供などしていただき、合作だからこそこれだけの密度、ボリュームをしっかりと詰め込み
4/29という約束の日に公開が出来ました。
参加された皆様には心から感謝しております。


本合作の見所というか肝としては、ぴっかりPさまの案によるブラウン管演出、テレビのザッピング演出が挙げられると思います。
これは私が指示したわけではなく、ぴっかりPさまが考え加工されたもので本合作のイメージを決定付ける
とても重要な演出ではないかと思います。
今回のメドレーはこのブラウン管映像を終始貫いています。
今までの昭和メドレーではアスペクト比4:3のいわゆる昭和テレビのスケールを動画の必須条件としてきました。
それが今回はこのブラウン管演出により更に色濃く打ち出されたのではないかと思います。
4:3の昔のテレビの縦横比というのは昭和世代にはとっても馴染み深いものでしょうし、
昭和メドレーを謳っているのに今どきのワイドサイズでは確かに違和感がありますから。
ぴっかりPさんがどのように考えこの演出を組み込んだのかはよくわかりませんが、
この演出によって4:3の必然性が俄然増しましたし、そのサイズで制作された作品がより昭和っぽく見えてるのではないかと思います。

この昭和サイズですが、簡単そうでいて案外難しいものです。
その一番の理由としてゲーム版アイドルマスターが16:9のアスペクト比、いわゆる今のHDテレビに合わせて画面構成されているからです。
例えばデュオユニットを2人カメラに入れようとすると現在主流のワイドスケールから昭和世代のSDスケールにカメラのフレームを切ると
2人とも見切れてしまい映像的に違和感が出てきます。
アイドルマスターL4Uであれば手軽にブルースクリーンによる合成もできましたが、
今のアイドルマスター2には標準でブルースクリーンを標準する機能はありません。
よって様々な工夫をして映像構成する必要がありここが意外と参加者泣かせになっていたようです。
そこで活躍したのがMMDです。
合作全体を通してご覧頂ければわかりますが今回はとてもMMDを使用したパートが多いです。
今までMMDを使ってこなかった作者さまも今回はMMDを導入してみたりと全体的な比率としてMMD成分は大きく増してます。

MMDと言えば今回新たに参加されたポンポコPさまとストリークPさまの二名はMMD界では大物中の大物です。
インディーズライブにミスチルとB'zが来てくれちゃったみたいな感じでしょうか。
ポンポコPさまは過去何度もMMD杯で表彰されてますしストリークPさまは昨年のニコニコ動画年間アワードの受賞者です。
また同じくMMDを扱っているニコマスPのベテランとしてcyanPさまも新たに参加されました。
更に最近大活躍されている妖狐Pさまも加わり、おかげさまでMMD映像担当の層はとても厚いものとなりました。
もちろん他にも、むらたんPさん、遠心力Pさん、黒澤Pさん、猫ジーナPさん、ぱるぷんてPさん、仮面PさんなどもMMDを使用されました。

今回もざっと全体の説明をしていきますが、
まず冒頭の電人ザボーガー、ここはcyanPさんが手がけてます。
しかもアフレコで声も入ってますがこちらはあふぅさんという方が声をあててくださってます。
あふぅさんは美希の声真似などされてまして、後に出てくるミキミキでもとても素晴らしい声優ぶりを発揮されてます。
この冒頭部分から既に今までの昭和メドレーとは大きく違ってる事が分かると思います。
曲PVではなく、ヒーローして"演じている"という昭和メドレーとしては新しい表現手法で視聴者の皆様をぐっとこの動画に引き込む魅力に満ちた冒頭シーンです。

そしてすかさず出てくるタイトルロゴ、これは機能美Pさまが制作されてます。
昭和の古さを感じさせず、今の子供達にも親しみが持てるようなロゴデザインになってると思います。
間髪入れずにチャンネルを変え出てくる映像は黄金バットをモチーフにした、ののわっと。
ここは仮面Pさんの担当です。
仮面Pさんは他にも数多く担当されてまして今回は大活躍です。
チャンネルを変えると今度は仮面ライダーです。
担当はむらたんPさんです。
※むらたんPさんは先日開催されたニコニコ超会議内のイベント超ノベマスで見事に受賞されました。
格闘アクションをしっかりとモーション付けされていて見ていて圧巻の出来です。
ここまでずっとMMDで続いてますしてPV風の演出などはありません。
まさにヒーローもののオープニングやエンディングが続きます。
と、チャンネルを回す(?)と別の番組やCMがチラっと出てきます。
この演出もぴっかりPさんの考案です。

そしてその後、昭和メドレーの顔とも言えるオヤジオナさんのパート、悪役列伝となります。
この「ヒーロー&ヒロイン」というリクエストに対して悪役を出してくるあたりオヤジオナさんならではかなと思います。
このパートのラストで電波が乱れる演出もぴっかりさんが入れてくれました。
その後テレビを叩いて修復を試みるのも昭和時代ならではなのかもしれません。
チャンネルを変えると次は月光仮面(白黒)です。
ここは再び仮面Pさんです。
何とも言えないレトロ感漂う映像です。
そしてチャンネルを変えると遊星仮面です。
この一連の構成は"仮面"で繋いでみました。

この合作は35分超ととても長いので単調に繋いでいては飽きてしまいかねません。
そこで似通ったジャンル、テーマなどをなるべくまとめグループとして構成し
間にアイキャッチを入れていくというスタイルで編集をお願いしました。

アイキャッチはサムネとしても使われてる昭和王(元ネタは冒険王?という雑誌の表紙)です。
サムネについては公開ギリギリまで悩みました。
機能美さんのロゴはとても綺麗で見やすくてインパクトはあるのですが、昭和っぽさが足りません。
この動画のお客さんのメインは昭和を懐かしむ方でしょうから昭和臭漂う方が良いかなと思いまして
いくつかのアイキャッチの中からこれをチョイスさせていただきました。
実は当初このアイキャッチは春香さんではなく、豹マンにリボンをつけただけのものでした。
さすがにそれではアイマスなのか何なのかわかりにくいという事で急遽オヤジオナさんに修正していただきました。
オヤジオナさんには最後の最後までこのように負担かけてしまい申し訳なく思ってます。

さて、アイキャッチが入り次のグループに突入していきます。
まずはアパッチ野球軍です。
ここはMMD界の重鎮ともいえるポンポコPさんが担当してます。
見ればわかりますが素晴らしいモーション、カメラワーク、構成となってますが、
これは単品として比較版も投稿されてますのでそちらも見ていただけると良いかなと思います。
ただし比較版の方は本当に"裸のユニフォーム"になってるので閲覧注意ではあります (。・x・)ゝ
その次はタイガーマスクにフェードしていきます。
ずっとザッピング演出では見ていて疲れてしまうのではないかという事で適宜フェードなどの映像繋ぎもあります。
タイガーマスクは妖狐Pさんの担当です。
妖狐さんは帰国子女という事であまり昭和の事には詳しくないのではないかと思われましたが、
素晴らしいプロレスモーションが炸裂し、なかなか面白いタイガーマスクになってるのではないでしょうか。

その後、ニュース映像が割り込んだのちウルトラマンが来ます。
ウルトラマンも仮面ライダーのように現代でも人気のヒーローなので欠かせない存在ですね。
担当は遠心力Pさんです。
宇宙怪獣と戦うような映像はとても雰囲気が出ていていいですね。
こちらは単品でフルバージョンも上がっています。
次は女必殺拳でオヤジオナさん担当です。
そしてぴっかりPさんのアイキャッチ、伊勢崎町ブルースが入り一区切りとなります。

ここからは少し雰囲気が変わります。
ここまでずっとヒーロー色が強かったですが歌を聴かせるような構成になってます。
まずはAuraPさん担当の「夜明けのマイウェイ」です。
テレビドラマの曲のようですが全編手描きの映像となってます。
とても手間がかかってそうな映像ですが今回もAuraPさんの作品が一番最初に仕上がってました。
そのままフェードで今度は中森明菜さんの「飾りじゃないのよ涙は」
こちらは警部Pさんの担当です。
警部Pさんは合作後半から飛び入り参加されました。
その後に続く、タッチ、スケバン刑事、say yes!のショートメドレーは私が担当しました。
私は昨年同様になるべくメジャー曲を入れようという事で全部で20作品分入れました。
このあたりはアイドルゾーンのような構成になってます。

アイキャッチを挟んでそのまま歌謡曲が続きます。
次はむーくPさんによるピンクレディ「透明人間」です。
むーくPさんはこれで3回目の参加でして、オヤジオナさん、ぴっかりPさんとともに本合作の常連メンバーです。
歌謡メドレーはまだ続きまして、次はクラッシュギャルズの「炎の聖書」をデウPさんが担当されてます。
歌謡曲と言っても女子プロレスラーさんが歌ってるようで、このようにスポーツの分野のヒーロー・ヒロインも今回は取り扱っております。
次は少年隊の「君だけに」紅狸Pさんの担当です。
紅狸Pさんはこの他にも全部で3作品担当されてます。
前回の昭和メドレー3ではジュピターのおそ松音頭が一番インパクトがありましたが、今回は綺麗な役回りとなってますね。
これはジュピターならではの作品ではないかと思います。

ここまでが昭和歌謡、アイドルゾーンでザッピングを挟んで「可愛い魔女ジニー」を元としたcyanPさんの動画となります。
cyanPさんの動画はいつもとても緻密に作られていて小ネタも多くちりばめられてますが、今回も例外ではなくものすごい情報量です。
しかもアフレコまでされていて本当にテレビ番組を見ているような内容になってますね。
このミキミキはこの後もアイキャッチ的に続いていきますが、こういう構成は当初考えてはいたものの時間の都合で見送ってました。
しかしcyanPさんがそれを汲み取ってかわかりませんがとても素晴らしく仕上げてくれました。
(当初はミクさんにこういう演技っぽい事をさせて動画の橋渡しをさせようという構想がありました)

ここから先は年代が古くなっていきます。
レトロゾーンという感じです。
まずはザ・スパイダースの「フリ・フリ」で担当はプロフェッサーアンPさんです。
白黒の映像はいかにもレトロな感じで曲はグループサウンズ?という1960年代の楽曲のようです。
そして「銀座カンカン娘」と更に年代は遡っていきます。
こちらは吠鳥さんが担当されてます。
全編手描きという事でとても苦労されたようでギリギリまで制作されてました。
その後、遠心力Pさんによる「昭和枯れすすき」が入り、森江春策Pさんによる鉄人28号へと繋がっていきます。
このあたりはネタとしてもとても古いようなので若年層どころかもっとご年配の方向けかもしれませんが、
昭和という時代の幅広さを感じられるのではないかと思います。
このパートではアニメ版アイドルマスターのプロデューサーさんが出てきます。
アニメ版の素材があるのも今回のメドレーの特徴だと思います。

ザッピング演出が入り、ここでひとまずレトロゾーンは終わりまして、
次はまたまた紅狸Pさんによる「この道の果てまでも」です。
西遊記というテレビドラマの曲のようですが西遊記には他にもモンキーマジックのようなメジャー曲もあったはずですが
あえてこの曲を選んだようです。
私は本合作開始時に参加者のみなさんに「昭和世代なら誰もが知ってるヒーロー・ヒロインを」とお願いしました。
確かに西遊記はとても有名なネタであり孫悟空は有名なヒーローなのでリクエストには応えてはいますね (。・x・)ゝ

このあたりから先はヒーローゾーンという感じで繋がっていきます。
けまり部Pさんによる「サイボーグ009」、これは映像的にかなりの力の入れようで本家OPの再現を試みたようです。
部分的にはMMDも使われていてなかなかのものです。
次がうしわかPさんによる「聖闘士星矢」で、これはDLCの衣装があまりにも聖衣に似ていてバーストアピールが必殺技という
本家が「やってください」と言わんばかりのネタをしっかりと作り込んでありますね。
このあと、先ほどのcyanPさんのミキミキの続きがアイキャッチ風に割り込んできたます。
ナレーションでは「まだまだ続きます」とアナウンスされますが、このあたりでようやく中間地点です。
そして猫ジーナPさんによる「夢戦士ウイングマン」
相変わらずの歌詞による千早イジメな動画となってます (。・x・)ゝ
ヒーローゾーンはまだ続きまして次は「北斗の拳」
ここは私が担当しましたが悪役風イラストはオヤジオナさんが描いてくれました。
その次の「キャプテン翼」も当初は私が手がけてましたが後からけまり部さんが映像を作ってくれまして、
ちゃんとサッカーしてる動画になりました(それまでは普通のダンスPVでした)
次のコブラ、これも私ですがバックの本物のコブラを入れてくれたのはけまり部さんです。
後で指摘され気付いたのですがこの一連の繋ぎは週刊少年ジャンプという雑誌の漫画で繋いでいただいてるようです。
恐らく編集のぴっかりPさんが考えて配置し直したのではないかと思います。

スポーツ映像のザッピング演出のあと、ストリークPさんによる昭和プロ野球名場面集のMMD再現となります。
もうこれは言うまでもなく素晴らしい再現となってましてバックに流れる曲もプロ野球を題材としたアニメの曲です。
世界の打撃王である王貞治さんとか長島茂雄さんなども当時の子供達にはヒーローだったのではないでしょうか。
ザッピングがまた続き、その後はジャッキーチェン主演映画「プロジェクトA」となります。
担当は炎のPさんです。
今回のテーマであるヒーロー・ヒロインは日本国内に限らないという事だったのでこのように
香港スターのジャッキーチェンさんももちろんヒーローとして問題はありません。
チャンネルを変えると「風の谷のナウシカ」ここもまたまた仮面Pさんの担当です。
映画の曲という事で、実はこのあたりは映画ゾーンとして構成されていたりもします。
という事で次に繋がっていくのは同じく映画。
「ドラえもん」です。
こちらは予告編的な内容になっています。
担当されたのは黒澤Pさんです。
これら映画ネタについては仮面Pさんが制作した劇場MMDステージを用いるアイデアもありましたが
時間などの都合で残念ながら見送らせていただきました。
せっかく作っていただいたのに申し訳ないです。

ここでまたミキミキのアイキャッチが入り「もうちょっと続きます」とアナウンス。
ここで残り10分。
ここで入る「キャンディキャンディ」「アルプスの少女ハイジ」は私の担当です。
少女漫画や名作アニメも入れたいなーと思いまして。
ここではDLCとして配信されている絵理も出てきます。
絵理は今まではDSの映像やMMDしかありませんでしたが今年に入ってアイドルマスター2の追加キャラクターとして
ダウンロード配信されステージで使えるようになりました。
もちろん、876プロの愛、涼も配信されています。
残念ながら三人全員で歌う事はまだできませんが今後はできるようになるといいですね。

続きましてはロッコツPさんによる「好き!すき!!魔女先生」です。
ロッコツさんもかなり苦労されていたようでこちらもギリギリまで制作されていました。
昭和メドレーは公開日を遅らせるわけにはいかないので締切厳守の合作ではありますが、
せっかく参加して頂いた以上できればリタイアせずに最後まで頑張っていただきたいと思い、
編集のぴっかりPさんにとても大きな負担となってしまいましたが各担当者の作品はギリギリまで待つ方向で調整していきました。
結果的に皆さん最後までやり遂げてくれて良かったです。

次はまたまた紅狸Pさんの「魔神英雄伝ワタル」です。
亜美真美のデュオですが、アイマス2での立ち位置がワイド向けのカメラになっているため
こちらも映像構成には苦労されたようです。
そして今度もまた仮面Pさんによる「太陽戦隊サンバルカン」です。
戦隊ヒーローも定番ですが、アイドル三人でそれを表現してくれました。
アイキャッチの後に今度は「仮面ライダースーパー1」
担当はしゅがPさんです。
仮面ライダーは今でも人気の定番ヒーローですがこちらは昭和でも新しい仮面ライダーのようです。
しゅがPさんには今回もデータを管理するデーターサーバーを提供して頂きました。
合作の動画を受け渡しする際、どうしても大量のデータを保存し共有する領域が必要になります。
しゅがPさんは過去2度の昭和合作でも快く施設を提供してくれました。
本当に感謝してます。

いよいよ合作も終盤。
ここから初音ミクによるヒットソングメドレーとなります。
ここも私が担当しました。
ご存じかわかりませんが初音ミクはPS3版アイドルマスターの追加キャラクターとしてダウンロード配信されてまして
ゲーム中のライバルになったりステージプロデュースが出来たりするのでアイドルマスターの一員と私は判断してます。
このボーカロイドメドレーはベースとなってるのはアニメタルというヒットソングのメタルカバーだったりしますが、
それをボーカロイドである初音ミクに歌ってもらおうという事で考えました。
初音ミクは恐らく平成時代を代表するヒロインとして後世に語り継がれるであろうキャラだと思います。
他で拾いきれなかった人気ヒーローもここでひとまとめにしてあります。
ここは実は二部構成だったりしますが、他に入れるところも無かったのでここでまとめてという感じになってます。


そして大トリ「ダーティペア」となります。
担当はぱるぷんてPさんで手描きアニメやPVやMMDなど様々な素材を駆使して作られてまして、
ラストを飾るに相応しいとても豪華な内容になってます。
途中の貴音のアニメモーションも本当にギリギリまで制作され追加された映像だったりします。

こうして合作は幕を閉じていくのですがエンドロールを担当されたのはぴっかりPさんです。
曲は「キーハンター」という番組のもののようですが、なかなか渋い演出になってます。
ぴっかりPさんには編集に関してあれこれ指示を出してしまって負担を増やしてしまったんじゃないかと
本当に申し訳なく感じてますがおかげさまで、とてもよい合作動画になりました。

最後に銀河鉄道999のオルゴールを入れようと決まったのは公開前日だったりしますが、
ここでもぴっかりさんにギリギリまで編集調整などお願いしました。
やはり35分超ともなると動画の出力やエンコード作業、動画自体のチェック作業なども時間を圧迫し
眠い目をこすりながらの連日作業で本当にご苦労様でしたとしか言いようがありません。
とても感謝しています。
ぴっかりPさんとは長い付き合いで合作でご一緒するのはこれで7作目(?)との事。
不甲斐無い監督である私の最良のパートナーであり最高のディレクターでもあります。(父娘くらい年の差ありますけどね)
もし次回昭和メドレーを企画されるようであれば是非ともぴっかりPさんに頑張っていただきたいですね (。・x・)ゝ

今回もちょっと長い説明になってしまいましたが、やはりこれだけの人数での合作となると私1人ではなかなか
全体を管理するのは難しく、助監督のお二方や書記担当のAuraPさんの助けがなければ
ここまでの事はできなかったと思います。
また、合作のために人脈を駆使して様々な方々を紹介されたターンKさんにも深く感謝しております。

参加メンバーが集まった当初はどうなる事かと不安だったりもしましたが、こうして完成したあと
何というか祭のあとの淋しさみたいなのも感じたりします。
「あー、今年もみんな頑張ってくれたおかげでなんとかやりきれたなんだなー」とホッとする一方で、
もっとこういう事も出来たんじゃないかとか後悔・反省してる部分もあったりします。
ただ私自身にとって昭和メドレーという企画はこれで一区切りとしたいです。
既に私の昭和スキルの範疇を越えてますし、もう昭和メドレーは私の企画ではなく
昭和メドレーという名のメディアになってるんじゃないかなとも思うので、
次回はこの意思を継いでくれる方にお願いしたいかなーと、現時点ではそう考えてます。


視聴者の皆様が昭和メドレーにどのような感想を持ったのかについては多数のコメントやツイッター上での反応でとてもよくわかります。
これはただの懐古主義ではなく昭和という一つの巨大な情報の塊を現代のフォーマットで再構築し新たな昭和のメディアとしていく事で
世代を超えて様々な人達が昭和コンテンツについて考える機会となり、温故知新といいますか今のコンテンツに無いもの、
もしくは褪せてしまったものが無いか再確認する恒例行事としての一面もあるからかもしれません。

昭和メドレーはこうして4年を嵐の如く過ぎていきました。
私にとって昭和メドレーは様々な思い出が詰まったとても大切なものです。
昭和メドレーが今後も多くの人々の記憶に残り、毎年4/29になると「そういえば昭和メドレーっていうのがあったね」と思い出す人が
1人でも多くいればいいかなと思います。
過去4作品の延べ再生数は28万くらいで、こんなに多く昭和を愛するニコマス民がいるんだなーと驚いてます。
そして、ずっとこの昭和メドレーを追い続け解説をしていただいた波のまにまに様には深く感謝しております。
今後、昭和メドレーがどうなるのかは未定ではありますが、もし来年も4/29にもどこかのおっさん・・・もとい昭和のヤングが暴走し
馬鹿で熱い動画を投稿するような事がありましたら何卒よろしくお願いいたします。

本当に長々となりましたが、今年も解説ありがとうございました。
それでは。








No title

すばらしい解説文ありがとうございました。
さて、時報の件ですが、トリオ(現ケンウッド)の時報CMはスジャータ並に有名で、1日に何度か流れてましたが、これは日曜午後2時、グリコ提供「ひとつぶの青春」直前のものです。パーソナリティーは世代によって違いますが、これは松田聖子の時のものです。その前は、まだ初々しくて髪の毛もあった松山千春でした。

みなさま、コメントありがとうございます!

オヤジオナさま
 毎度楽しい動画をありがとうございます。ヒントいただきましたが、お優しいP様方のおかげで、調べは簡単につきました。とはいえ、皆さんの知識量の豊富さ、脱帽です。

吠鳥さま
 高峰秀子さんに関する詳細なコメント、ありがとうございました。なるほど昭和と平成の共演とは、思いもよりませんでした。本文では笠置シヅ子さんに偏ったものだったので、本当に助かりました。

ぴっかりPさま
 情報ありがとうございます。本文にもコメント欄で詳細をお願いする旨、追記しております。

仮面Pさま
 ご自身の動画へのコメントありがとうございます。ナウシカですが、たしかにナウシカ、なにもはいていないように見えますが、原点でもそうでしたもんね。たしか当時発売されていたガイドブックにすら、そんなツッコミがあったような。しかし月光仮面の動画、半日で完成って、信じられません。なによりその手腕をこそほめられるべきでしょうね。

AuraPさま
 実はどうしてもわからなくって、いろいろ動画を探してみましたが、OPに至るアバンの部分の動画を見ることができました。この部分だけでも桃井かおりや研ナオコらの掛け合いの面白さが堪能できました。こんなドラマもあったんですね。今となっては、ヒットしていたとはいえ、曲だけ覚えたいたというのが謎な気もします。

Gたま(ねこ系)Pさま
 今回も詳細な制作裏話、ありがとうございました。また本編動画にもアドレスを置いていただき、感謝に堪えません。それにしてもたくさんの困難を乗り越えての動画の完成は、私などひとりよがりの文章を書いている人間にとっては、想像を絶する難事業だったことでしょう。みなさまご自身のお仕事もありますれば、暇にまかせて書いた駄文を、ここまでとりあげてくださるなど、望外の喜びです。
 実は今年はさすがに記事を書こうかどうしようか迷いました。出来上がってきた動画のボリュームもですが、ジャンルをまたがる熱い思いを、どうやってまとめていこうかと悩んだからでしたが、書き始めてみると脳味噌から変な汁出始めまして。気が付いたらあいかわらず思いついたことを列記しただけの記事になってしまったこと、お詫び申し上げます。
 次回の予定は未定とのことですが、制作されることを信じて、来年も4月末からスタンバっておきます。

解説お疲れ様でした

少し遅れましたが、私のパート二追加の補足など説明したいと思います。

・この道の果てまでも:堺正章
はい、堺正章孫悟空の西遊記で使われている劇中歌ですね。
もともと原典となる西遊記が好きと言うのもありましたが、ヒーローと言う枠に入れるならこの西遊記かなと思います。
解説されている通り、もともとの原曲はゴダイゴの『Thank You, Baby』でありこちらは英語歌詞。でも、なぜか日本語歌詞の方が頭に残っており何年か前に検索などをして見つけていました。
この曲が劇中で使用されるところはほぼ間違いなく悟空が悩み葛藤する場面であり、破天荒なヒーローが急に等身大になる様は子供心に印象に残る場面でした。
なのでゴダイゴの曲が印象強いこの作品から、あえてこの曲をピックアップしました。(オタクはひねくれてるんですw)
しかし・・・気づかない人もいるだろうからと西遊記セットを付けて登場させたのに『だっこちゃん』はひどいよw

・君だけに:少年隊
今回参加人数も多く1本作ってあれば大丈夫だろうと思っていたのですが、意外とアイドルの編成が偏っていってしまい急遽作ることになりました。(この時点で雪歩、亜美真美、木星の名前が上がっていなかった)
前回の『おそ松くん音頭』はかなりの障害(笑)で、出たら期待されるだろうなとは思いましたがあえてこちらは正統派アイドルで行くことに
というのも、木星が発表された時私は『たのきんトリオ』のような個性の強いアイドルをイメージしていました。ですがゲーム内で話を進めていくと、むしろ『少年隊』の印象が強くなりこいつらは手ごわいと思わされたのです。
今回ヒーロー&ヒロインのなかには超有名アイドルやスター選手などを盛り込むことはOKだったので、いまなお活躍している少年隊は誰もが知っているヒーローと言えるんじゃないかと思えます。

・STEP:a・chi-a・chi
先ほどもあったように、穴埋めように急遽製作したものです。
あの時期ショタ育成に一役買ったのは間違いないと思われる『魔神英雄伝ワタル』の最初のOPです
昭和63年とかなりギリギリの作品ですが当時の人気を知っている人にとってはこれはやはりヒーローではないかなと思います。なんせ救世主ですからw
楽曲を歌うa・chi-a・chiは双子のユニットと言うことでこの配役にピッタリはまっていると思います
また、劇中に出てくる虎王と翔龍子の関係を思い出し衣装を虎柄にしてみました。
急遽作ることが決まったとは言え、こちらの方も他の2作並かそれ以上の手間をかけて作っていますので十分楽しめるものになったと思います。

つたない文ではありますが、これで補足を終わりたいと思います














No title

う~ん、素晴らしい解説でした。
動画の良さをあますところなく伝える名解説、楽しませて頂きました。
私は75年生まれで時代背景については子供心に3割ほどしか把握できませんでしたが
それでも動画の中に漂う、昭和の空気を満喫できる稀有な動画だと思います。
同時代を過ごした人々の心のふるさとになりますように。
そして、平成生まれの子供たちにとって、平成が良い時代であったと言えますように。
先達の一人として、心から思います。ありがとうございました。

No title

?さま
 コメントありがとうござます。
 
 動画のすばらしさを伝えたくて伝えたくて、こうして書き始めたんですが、動画のすばらしさには遠く及びません。
できる限り視点を変えて面白さが伝わればいいなと、できる限り情報を詰め込んだつもりです(偏ってますが)。
 今後ともシリーズが続くかぎり、おいかけて不完全ながら解説をしてみたいと思っております。
 お楽しみいただければ幸いです。
 

No title

波のまにまに☆様
解説お疲れ様です。

No title

cyanさま

 ありがとうございます。少しでもお楽しみいただければ幸いです。

いえいえ、お気遣いなく・・・

フリツランさま

コメント頂戴いたしましてありがとうございます。本ブログですが、どの記事もほとんどリアルタイムではございませんので>、タイミングなど気にせず、どの記事にでもコメントいただければコメントをお返しすることにいsております。また情報の訂正を含め、批判意見などどのようなコメントでもお受けいたしますし、情報が誤っていた場合には、すぐに修正したいと思っております。どんどんコメントいただければ幸いです。

> 「帰ってきたウルトラマン」曲:戦え!ウルトラマンですが、正式に円谷プロに使用許諾を取らずにそのまま主題歌として使用したと記憶しています、その為販売開始から少したった頃に円谷プロが記念BOXですべての音源をいれた物をつくるという企画を始めた時に、無断使用が発覚、ゼネプロにクレームがきて急きょ「帰ってきたウルトラマン」のビデオ、LDなどがすべて回収騒ぎになったと記憶しています。

さて情報をお寄せいただいた件ですが、本作品が上映後にパッケージとして発売された当時、確かに回収騒ぎになったようですが、これは主題歌よりも作品そのものに対する円谷からのクレームだったようなのです。当然のことながら主題歌についても言及されていた可能性はありますものの、事の真偽は定かではありません。

私自身が知っている情報としては、庵野監督のインタビュー記事には、作品製作時にソノシートを所持したこと、上映に当たっては円谷の使用許諾をとったことなどです。つまり、上映に際しての主題歌に関しての許諾はとっていたものの、作品を「帰ってきたウルトラマン」というタイトルでパッケージして販売する事に対して、円谷からストップがかかったのではないかと思われます。

なお「円谷に正式に許諾を得た」というのはのはDVDが発売された当時の情報です。なんでも最初に発売された当時には「帰ってきたウルトラマソ」とか書かれていたようですが。こういうクスグリの部分が、円谷の火に油を注いだんじゃないかとは想像しますけどねw

こんごともよろしくお願いいたします。
プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
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