2012年を振り返る~今年のアニメ・特撮・マンガなど~

 当ブログをごらんの皆様におかれましては、日々お忙しいことと存じます。年末も押しせまり、年末進行で忙しさにさらに拍車がかかっているにおよび、それでも本ブログをご覧の皆様には、感謝の言葉しかございません。こんな僻地の文字しかないブログに、おいでいただき、誠にありがとうございます。更新頻度は適当で、なかなか更新もできないでおりますが、来年も様々な映像作品を取り上げていきたいと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。
 さて今年最後の更新は、2012年という年を振り返ってみたいと思います。例によって波のまにまに☆個人の戯れ言ではございますが、お付き合いくだされば幸いです。

<アニメ>
 2012年も深夜アニメを中心に見ておりました。例年約30本のTVアニメを見ていましたが、どういうわけか今年はその倍近い数の作品を見ておりました。10月スタートアニメの最終回特集は改めて年明けにまとめますが、これまで筆者が視聴した作品については、過去の記事をご覧下さい。
 今年のアニメも様々な話題を振りまいたと思いますが、こういってはなんですがあまり良い話題ではなかったように思えました。特に「ココロコネクト」の件と「さくら荘のペットな彼女」の二つについては、作り手や送り手の意図を逸脱してネットが暴走したような感慨を受けました。その反面、個々の作品自体の良さや面白さはあるのですが、大きく話題になったり、アニメファンの共通したムーブメントに至る作品までには至らなかったようです。それゆえに今年の作品は全体的に小粒な印象でした。
 当ブログでは筆者の好みで「謎の彼女X」をクローズアップしてみましたが、今年の作品で印象深かったのは、「偽物語」、「モーレツ宇宙海賊」「這いよれ!ニャル子さん」「人類は衰退しました」「中二病でも恋がしたい」といったところでしょうか。その一方で「聖闘士星矢Ω」「ルパン三世 不二子という女」「ガンダムAGE」「アクエリオンEVOL」「エウレカセブンAO」など、かつての人気作の後続作品が登場していることは2012年のトピックでしょうか。それは端なるパート2でもリメイクでもないし、はっきりとした作り手の意図がある後続シリーズとして作られている。筆者個人としては「星矢Ω」と「不二子という女」のアニメとしての出来の良さが気に入っています。
 今年は劇場用アニメも熱かった。特にこの年末にいたる「ヱヴァQ」の大攻勢にはやっぱりやられた感はありましたが、「BLOOD-C」「ゴティックメード」「009:RE CYBORG」など劇場用新作、TVのスピンオフ、完全新作と様々な作品があって面白かったし、「宇宙戦艦ヤマト2199」の個人的な盛り上がりはやはりトピックでした。これは来年まで続きそうです。
 とはいえ、気になるのは「ヤマト」「ガンダム」「サイボーグ009」「ルパン三世」そして「星矢」に「アクエリオン」「エウレカセブン」と、気になった作品はほとんど過去の作品のリメイクだったり後日談だったりと、なにかこう引っ張ってるんですよね。それが個人的には直撃世代だったりして。そろそろ新しいムーブメントがほしいかなとは思うんですけどね。

<特撮>
 2012年の前半は「海賊戦隊ゴーカイジャー」が思い出深く、いっそ後進の「特命戦隊ゴーバスター」がいまだに霞んでいる感じ。ライダーが「フォーゼ」から「ウイザード」に変わった途端にまた放送時間にテレビ前におらず、いまだに1話以降を見ていないまま半分が過ぎようとしています。逆に「ウルトラマン列伝」、特に「ウルトラゼロファイト」や劇場用作品の分割放送の妙をおもしろがっておりました。
 CSだと去年末から放送していた「メガロマン」や「トリプルファイター」、「スターウルフ」「コセイドン」「アステカイザー」など、チャンネルNECOにはだいぶお世話になりました(笑)。
 筆者的な今年のトピックとしては、DVD「シルバー仮面」を見始めたこと。そして「宇宙刑事ギャバン」の劇場版がずいぶんと残念だったこと、そしてライダー映画に登場したかつての石ノ森ヒーローのリメイクキャラクターたちの登場といったところだろうか。それもまた悲喜こもごもで、なんとも形容しがたい想いにかられている。特に「宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE」は、筆者にとっては今年最大のトピックでした。これによって東映は「ライダー」「戦隊」以外の選択肢を再び持つことができたと思っていたのだが、映画自体は実に残念だった。でも東映がその気になれば、あのキャストでさらに素晴らしい映画を作ることもできるだろうし、どこかで新しい番組枠ができる可能性だってあるだろう。それは「キョーダイン」や「アクマイザー」、「イナズマン」も同様だし、PS3のCMに登場した「キカイダー」だってこの際はアリだろう。今のところ東映は資産を食いつぶしているようにしか見えないのだが、いつかこの資産をどうにかしたいと願うプロデューサーの登場を期待してもいいだろう。それが希有に終わったとしても。
 外に目を向けても、「アベンジャーズ」や「バットマン」映画、「プロメテウス」などの劇場用映画の話があってもなかなか劇場にかけつけるほどでもなく、つい見過ごしてソフト待ちになっていることぐらいでしょうか。いやもう個人的には、ゴーカイジャーとフォーゼ、そしてギャバンの年でした。

<マンガ>
 今年も「このマンガがすごい!」を読んでいる。そこで感じたのは、やっぱり今年は小粒だったねってこと。例によって変動の激しい男性漫画の世界ではずいぶんと衝撃的な内容の漫画がトップに輝いているが、それをだれもが楽しんだとは言いがたいと思うのだ。その一方で女性漫画にしたところで、トピックに恵まれているとはいいがたい。女性漫画の1位となった作品は、1巻発売時に新聞書評でも話題になってはいたので、筆者も読みまして、それはそれで大変面白かったのだが、漫画界的にそれほどのトピックとはならなかったようだ。んで、全体的に小粒だねってこと。
 個人的に見ても、「ゴティックメード」やリブートシリーズのおかげで今年は「ファイブスター物語」をひさしぶりにきちんと読むことができた。漫画原作のアニメは後を絶たないので、「うぽって」とか読んじゃったし、途中でほったらかしていた「となりの怪物くん」なんかも掘り起こしている。そうそう今年は「けいおん!」シリーズの原作が終了した年としてメモリアルな年でもあった。また今月最終巻が発売された「ガンスリンガーガール」も再び掘り起こしてきて読み始めている。「謎の彼女X」はブログの記事の関係でずいぶんと読み返したが、同じ作者の「ディスコミュニケーション」が新装丁版として発売されたため、久しぶりにその不可解さを堪能している。そんな感じで旧作の掘り起こしが多かった気がする。こんな感じで読んでいれば、やっぱり今年的なトピックには疎かったりするのもうなずける。
 とりあえずこの年末に来て面白かった作品を挙げてこの項を終わりにしようと思う。それは大和田秀樹氏の「ムダヅモ無き改革」と「風評破壊天使ラブキュリ」だ。前者最新9巻では、小沢イチロー氏のセリフ「俺は「政策」がやりたいんじゃない、「政局」がやりたいんじゃー!」はあまりにも名台詞過ぎて、一瞬神が降りてきたんじゃないかと思うほどの衝撃を受けた。これなら池上さんも笑ってくれそうだ。そして後者は原発と放射能による風評被害をただしていくプリキュア的な美少女戦士の闘いを描くバカマンガ。しかしその科学的根拠の提示と示唆は非常に真っ当であり、無根拠に風評を信じたり否定したりする方々にとってはちょうどよい材料を提供してくれる。それいじょうに大和田氏による抑制の効いていない暴走っぷりが十分に楽しめる漫画であるから、そう固く考えなくても素直に理解が促されるので、店頭で見たときの胡散臭さが気になった人はぜひとも手にとってもらいたい。

<ラノベ>
 ラノベは「豚は飛んでもただの豚」「ココロコネクトシリーズ」「東雲侑子シリーズ」「人類は衰退しました」などを読んでいました。やっぱりこちらもアニメ化作品が中心。特に「ココロコネクト」は今年に入ってアニメがスタートするまでに集中的に読んでいたし、その前は「豚は~」と「東雲侑子~」を集中的に読んでいた。あとラノベ以外ではあいかわらず食に関するエッセイやビジネス新書が多かったですね。毎クールで気になったアニメ作品はムック本を買うのだけれど、今年はあまり気に入った作品がなかったせいもあって、あまりムック本を買う機会に恵まれなかったような。
 アニメの項であまり書かなかったが、ラノベ原作のアニメに関しては「ココロコネクト」関連の事件のおかげで、あまり良い感触は残っておらず、むしろ後味の苦いものに。とはいえ作品とは異なる話なのでまあどうでもいいかと思っていた矢先に、「さくら荘のペットな彼女」のサムゲタン事件に遭遇し、原作改変云々以上に、「嫌韓国」の方向で流れているネット住民の過剰な反応が怖かったのを思い出した。筆者にはあのサムゲタンにそれほどの演出意図を感じられず、ああレトルトのサムゲタンでもいいかなと思っていた程度で、たしかにおかゆ→サムゲタンの流れに疑問は感じなくもなかったものの、あの過剰な反応に面食らった。その一方で「人類は衰退しました」にある独特の時間の流れや空気感、終盤における人類の仕舞い支度としてのうら寂しさの演出や、その寂しさに左右されている人間の悲喜こもごもに、素直に感服していた。また未読ではあるものの「アクセルワールド」や「ソードアートオンライン」の大量の人物と設定の数々を、物語の寄せ引きの程度でうまく仕分けて混乱させない作りに好感が持てた。これを見ていると「ファイブスター物語」の難解さや面倒くささが顕著になるという感慨も持てた。どちらがイイとか悪いとかではなく、何を見せたいのか、何を語りたいのかの着眼点の差だし、わかりやすい物がいいという話ではないだろうが、こういうさわり心地のイイ作品ばかりでも、老化していくばかりの年老いた私の脳には、必要な刺激だと思いたい。
んで「サクラダリセット」のアニメ化は進んでいるのか?

<音楽とか>
 あいかわらずサントラ盤ばかりで申し訳ないのだが、「ヤマト2199」「009:RE CYBORG」「ヱヴァQ」「孤独のグルメ」などなど。また水樹奈々「THE MUSEUM II」、堀江由衣「BEST ALBUM」、ClariS「BIRTHDAY」などをよく聞いていた。そんな中、中古屋さんでふと見つけた戸松遥「Rainbow Road」でプチ戸松ブームが来たのが今年の秋だった。ほんの出来心だったんだ、いやホント。そしたらアニメ「となりの怪物くん」のEDが戸松遥の「Q&Aリサイタル」。しかも「リスアニTV」でそのPVの撮影裏の密着しており、そのPVの内容にとても好感を覚えたために、今度発売される戸松のニューアルバムにも勝手に期待している次第。あとリスアニで特集していた喜多村英梨に関してもプチブームが来ていたが、本人のハジケが好きなだけで楽曲までは手を出さずじまいでした。
 サントラの話に戻るけど、今年のサントラで聞いていて本当に面白かったのは「ヤマト2199」と「孤独のグルメ」だった。「ヤマト2199」に関しては、故・宮川泰氏の実子である宮川彬良氏による耳コピだという。この耳コピというのが曲者で(笑)、かつての「ヤマト」音楽を聞き慣れた人間にとっては、「あれ?」と思わないでもない。この「あれ?」はきっと人それぞれで、個々人でずいぶんとレベルが違うはず。曲のスピードから音の入るタイミング、果ては音の質から楽器の編成自体にまで、つける文句は枚挙に暇がないだろう。ところが「耳コピ」である。これはもう聞いた本人の資質によってどうとでもなるもので、その再現性は本人しかあずかり知らぬ所。万人にとって万人が納得するとはとうてい思えないのだ。そこを勘案すれば、あのアルバムの趣旨が見えてくる。その上で彬良氏による新しい楽曲まで収録されていることを考えれば、オリジナルアルバムであり、コンピレーションアルバムであり、オマージュアルバムでもあるという多様な側面が入り乱れるアルバムだ。
 「孤独のグルメ」のOSTについては、原作の久住昌之率いるグループの手によるサントラ盤。TVで使われた楽曲を惜しむことなく1枚のアルバムに放り込んだ作品で、某密林で買うと高額で買わされるので、ご注意を。生音であり、小編成の少ない数の楽器によって奏でられる繊細でいて大胆な楽曲は、深夜の食テロ番組である「孤独のグルメ」という番組に破壊力を添えている。生音好きな筆者にとっては、ジャズっぽくもありゴンチチのような暖かみもあり、デパペペのようなキレもあるし、打ち込み系の曲もあるせいでバランスのとれたアルバムに仕上がっているから、インスト好きにとっても耳に心地いいアルバム。去年はまった藤本敦夫「どこにもないランド」のようなホッとする感じがとても気持ちがいい。
 反面「ヱヴァQ」のアルバムに関しては、ピアノ曲と「ナディア」の曲のリメイクと、こちらも聞いていて楽しいのであるが、劇場ではやたらと音楽ばかりがうるさかったし、アルバムで聞いていると音量のバランスがあまりにも過度についているせいか、なんとも耳に厳しい感じがした。これは主にスピーカーを通さず、ヘッドフォンで聞いているせいで、本来はコンポなどでスピーカーを使って聞くための仕上がりで、むしろクラッシック的な聴き方が似合いのアルバムだろう。それは確かにゴージャスで、まさにお金かけてます的な音作りだと理解はできるが。
 残念だったのは映画「ギャバン」と「ゴティックメード」のアルバムを買い損ねていることだ。あ、それと「009:RE CYBORG」の劇中で「誰がために」が使われるってツイートしたヤツ、出てこいや!(笑)
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「誰がために」の件

多分「誰がために」の件言ったのは私だと思います。
ネットのニュースで歌い手の方が30年ぶりにレコディーングだかスタジオで収録したかした
って記事を見たので。ただ見たのが大分前なのでどこのサイトだったか思い出せないのでURLは貼れませんが。

ただ収録しただけで実際には使われなかったんですね。
サントラに入るんでしょうかそれともお蔵入り?

No title

mineさま

おまえかーーーーーー!(笑)

結論から申し上げれば、この曲、劇場版のサントラCDには収録されておりません。
なお、もう1枚、赤いジャケットのCDがあるのですが、そちらは未確認。
もしかしたらこちらに収録されているかも・・・・・

とおもって調べてみたら、やはりこちらの
「ANOTHER SOUND OF 009:RE CYBORG」に収録されていることが判明。
http://www.amazon.co.jp/ANOTHER-SOUND-OF-009-RE/dp/B009CRA3DG/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1357260684&sr=1-1

なるほど、よくわかりました。
プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
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