「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防」~見えざるものとの闘い~

 いつもなら喜び勇んで劇場に足を運ぶところであったのだが、身内の体調不良によって今回はどうしても見ることがかなわなかった。しかたがないのでDVD発売までジリジリしながら待ちわびた。いやもうそれは本当に待ちわびたのである。ネット上で公開されていた予告映像をどれだけ繰り返し見たか。本章冒頭部分のガミラスとガトランティスの戦闘シーンの心躍ること!しかもたった1隻ではあるが次元潜航艇によってヤマトが攻撃されるシーンなど、どうしたって盛り上がり必至のシーンが連続している。これを劇場の大スクリーンで見られなかった自分が恨めしいと思いつつ、とりあえず本章のレビューをしておこうと思う。
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(2013/02/22)
菅生隆之、小野大輔 他

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<驚愕の物語>
 前章の最後で生き残ってしまったガミラス人のメルダは、ヤマト艦内で拘禁されていた。佐渡の検診によって、メルダたちガミラス人が、肌の色以外地球人と同じ人種であることが確認される。そしてメルダが放った「先に仕掛けたのは地球人だ」という言葉が、艦内に波紋を広げていく。島の父親は最初にガミラスの攻撃の犠牲となって死んだ。そんな島の動揺をおもんばかって、山崎が島に真実を話す。最初のガミラス攻撃時、島の父の戦艦で働いていた山崎は、唯一の生き残りだったのだ。そして山崎の口から語られた真実とは、自身の信念を貫けずに上層部からの命令に屈して戦端を開いた、島の父親の話だった。その事実を島は受け入れられずにいる。そして沖田はその時、自身の信念を貫いた結果、指揮権を剥奪されていたのである。そんな時、ガミラスに兄を殺された山本は、メルダとドッグファイトに臨むため、メルダを解放し戦闘機で発進する。戦闘機による一騎打ちは、山本機の整備不良により打ち切られてしまう。自機から脱出した山本を助けたのは、敵であるはずのメルダだった。そしてヤマトが銀河外縁部に達したところで、メルダは解放された。その後メルダの行方は誰も知らない。(11話)
 そのころガミラス本星では、小マゼラン銀河の外縁部で敵と交戦していた勇将ドメル将軍が帰還し、ガミラスは歴戦の勇士の叙勲を祝うムードにわいていた。だがその勲章授与は、デスラー総統による新たな命令を受けるためのもの。それはヤマト撃滅のために銀河方面指令として赴任する命令だった。ドメルは銀河方面に出征するまでのわずかな間に、妻と今は亡き息子の墓参りをする傍ら、上官であるディッツ提督に直訴してある特殊な願いを持ちかける。
 一方ヤマト艦内では、古代と島が艦内会議の席上で激しく対立していた。見かねた沖田は二人に艦内清掃のバツを命じる。そして彼らが艦内を巡る中で、想いを同じくする者、後悔を隠して旅する者、そして決意してこの旅に臨む者の姿を通じて、島と古代は和解する。だがその直後、ヤマトは謎の敵に強襲される。(12話)
 それは突然だった。まったく何もない空域から突然ミサイルが命中し、ヤマトは小惑星帯を逃げ惑うことになる。これこそガミラスを出立する前のドメルが、ディッツ提督に願い出ていたことである。ドメルはディッツを動かし、総統直属である次元潜航艇1隻を、ヤマト追撃に向かわせたのだ。亜空間に忍び敵からの目を逃れて攻撃を一方的に仕掛ける次元潜航艇。難を逃れるために大きな小惑星を影にして隠れているヤマト艦内では、この謎の攻撃に対する対策が検討されていた。そんな折、持病を悪化させて沖田艦長が倒れてしまう。佐渡の執刀によって緊急手術が行われる中、副長の真田が艦の指揮を執る。アクティブ・ソナーによって亜空間探査を進言する新見は、敵からの逆探知による再攻撃を懸念する古代と対立。代案としてコスモシーガルに搭載されている亜空間ソノブイによる索敵を進言するが、真田は新見の意見を採用する。アクティブ・ソナーの製作時間の内に、沖田の手術の成功を確認した古代は格納庫へと急ぎ、コスモシーガルにソノブイの搭載を指示する。だがその時すでに、榎本の機転によってソノブイもシーガルも準備が完了していたのである。新見の指示でアクティブ・ソナーによる探査を行ったが、やはり敵次元潜航艇は攻撃を仕掛けてきた。それはソナーによるピンガーが逆探知されてしまったためだ。敵はヤマトの作戦行動を逆手に取ってきたのである。だが古代と榎本によって発艦したシーガルのソノブイによって、敵ミサイルの出現位置を測定。ミサイルを迎撃したヤマトは、続いて敵の潜望鏡を発見し、ついにこれを撃破する。これによって目をつぶされた次元潜航艇は、攻撃を断念し戦場を離脱する。ヤマトは謎の敵からの攻撃を逃れたのである。(13話)
 順調に旅を続けるヤマト。銀河系を脱出しマゼラン銀河を目指して進むヤマトの現時点での目標は、両銀河の中間地点にある惑星バラン。だがそのバランの赤道上に設置されているのはガミラスの銀河方面司令部であり、ドメルはいままさにバランに到着する。
 その頃ヤマトは、完全に自身の行く道を見失ったかのように沈黙していた。索敵行動に出ていて難を逃れた古代と雪は、照明すら消えた艦内で、視点すら定まらないクルーを発見する。そしてヤマトの操縦系統すら動かせなくなっている事実を知る。これをリセットするために、波動エンジンのコアを抜くために行動を開始する古代と雪であったが、何者かの精神攻撃によって、自身の過去と向き合っていた。だがその幻影を振り切り、ヤマトは正常化した。不可思議な精神攻撃を受けたヤマトではあったが、古代と雪の機転によって難を逃れたのである。そしてその精神攻撃を行ったものこそ、デスラー総統府の女性閣僚であるセレステラと、彼女と同郷のミレーネルであった。二人の祖国はすでに失われて久しいが、バランで発見された超古代の遺跡によって、ミレーネルはヤマトに精神攻撃を仕掛け、ヤマトを拿捕しようと企んだのだった。だが古代の機転によってミレーネルの精神は波動エンジンのコアシリンダーに挟まれて死んでしまう。セレステラはたった一人の同胞を失ってしまったのである。(14話)

<様々な見えざる敵>
 今回の4話の内、原典にあるのは13話で明確になる「ガミラス人も地球人も肌の色以外は同じ」という件と、ガミラス人捕虜を解放する件、そしてドメルがガミラス本星に一端戻って、ヤマト撃滅のために再出撃するという件以外は、ほぼオリジナルの話となっている。
 さて、今回の4つの話については一つだけ特徴を同じくするテーマがある。それは「見えざる敵」である。11,12話では「地球が先に戦端を開いた」という話がヤマト艦内に波紋を広げる話で、「噂」として拡散し蔓延する艦内不和と戦う話だと言えるし、13話は次元潜航艇、14話では精神攻撃と、いずれも見えざる敵との直接間接の攻撃にさらされるヤマトの闘いを描いている。
この中で艦内不和については島大介という個人や、山本玲という個人の中で解決されてはいるが、ヤマトが大人数で運営されていることを考慮すれば、この艦内不和の種は、これからもどこかで芽を出す可能性があるということであり、全く解決している訳ではない。しかもこの話の背後に、新見という不確定要素が潜んでいることは想像に難くない。今のところ古代や藪を除けば、沖田艦長に明確な叛意を持っていると表現されているのは新見だけとなる。しかも藪のカウンセリングと偽って、藪から艦内の情報を聞き出している素振りは、伊東以上の危険要素として新見を実感させるに違いない。新見一人では何ができるわけでもなさそうなので、ここは新見と伊東、そして藪といった面々を注視していきたいところだ。

 ガミラス側も今回は面白い。ガミラスの英雄であるドメルの登場によって物語は一気に加速し、ガミラスとヤマトの闘いは熾烈を極めるだろうことが予測される。その前哨戦はあくまで次回だろう。だが今回は、ガミラス側も1枚岩ではないことがはっきりとした中で、ディッツ提督の肝いりで派遣されたフラーケン提督率いる次元潜航艇UX-01、ディッツと対立するゼーリッツもまたなにやら画策しているようだし、セレステラは同胞の命を犠牲にしてまでヤマトに精神攻撃を仕掛けてくる。なおセレステラの失われた祖国については、「回遊惑星」「アクエリアス」といった名詞が登場してきた。言うまでもなく「完結編」に登場した美しき女神の住まう水の惑星アクエリアスの名前である。彼女たちはあの惑星で水没した一族の忘れ形見だったのか。ってことはディンギル星人の末裔?どうもこの辺りまでも積極的に取り込んできたようだ。この精神攻撃のシーンはどこか「少女革命ウテナ」っぽいなあと思わせる不可思議なシーンが連続する。「2199」という作品群は、ヤマト原典のみならず、1974年の「宇宙戦艦ヤマト」から始まったムーブメントであるアニメすべてを参照元として、2012年という年回りに誕生した作品と位置づけられるのかもしれない。この中で森雪のルーツに関する情報を得ることができるだろうが、まだまだ秘密を解くまでには至らない。
ともあれ、組織が大きくなることで多様化し、目的の異なる集団が併存することはよくあることだし、自身の座が安泰であればあるほど、私腹を肥やしたり自分の地位に固執したりするもので、ゲールとゼーリッツのラインは、地位によって腐敗する典型を見せられるようにも思える。それを統率するべきデスラーは静観を気取っているようだが、それとて歯牙にもかけない様子は、上に立つ者としての度量を感じる。今回ホットラインで何者かと話しているシーンでは、しきりと上の月を眺めて話していたが、まあそれが何なのかを知っていながら見ればどうと言うことではないが、デスラーが見上げるという行為自体に、意味があるようにも感じるシーンだった。
 さてもう一つ気になるシーンと言えば、ドメル夫婦の墓参りの件だ。パンフレットを見て初めてあれが亡くなった息子の墓だとわかったのだが、ドメルの息子はどういったいきさつで亡くなったのかが気になるところだ。何より冷え切った感じの夫婦仲もまた、この息子を失った事件に起因するとすれば、ここにもガミラス帝国やデスラーとドメルに関するエピソードが潜んでいるのではないかと気になるのである。原典では勇猛果敢な将軍であるドメルではあるが、その側面が強すぎるきらいがあった。本作におけるドメルには、どうもデスラーに対するわだかまりがあるようにも見受けられる。特に小マゼラン銀河での戦線から呼び戻されるシーンにおいて、口では戦線を離脱する将帥を否定する言葉を吐きつつも、本音がそこにはないようにも感じられるのだ。まるで「復活編」に登場した娘・美雪をほったらかしにしていた古代のようにも見える。さてドメルの屈強な体にはどんな感情が渦巻いているのやら。

<めくるめく戦闘シーンの魅力>
 さて本章でなんといっても魅力的に映るのは、物語序盤の白色彗星ガトランティスとガミラスの戦闘シーンと、次元潜航艇とヤマトの息詰まる戦闘シーンであろう。
 まずは物語序盤に見るもののドギモを抜いた、白色彗星とドメルの闘いを取り上げたい。かつて「さらば宇宙戦艦ヤマト」に登場した、「スタジオぬえ」がデザインを手がけたあの艦船たちが、よもやガミラスの艦艇に、まるで一方的に攻撃を受けているのである。劇中ではガトランティスの艦艇の約7割が、この戦闘で失われたようだ。白とくすんだ若草色のツートンカラー、360度回転しながら発砲する回転砲塔、ガミラスの艦艇群とは異なるミサイルでハリネズミのように武装されたミサイル艦、丸っこいシルエットが特徴のナスカ空母など、旧作を知るものには懐かしい面々ばかりが登場してくる。原典をよ~く見てみると、地球艦隊との激しい艦隊戦が繰り広げられているのは「ヤマト2」で、艦隊戦では地球艦隊に負けていたりする。「さらば」だと地球艦隊の拡散波動砲の一斉射撃によって敗走したバルゼー提督が描かれており、劇場版の大スクリーンにおいてガトランティスの艦艇があまり活躍していなかったりもする。ナスカ艦隊などはガトランティスの先遣艦隊として併呑する惑星に一方的に攻撃を加えるために、物語序盤に登場するだけだった。その意味でガトランティスの艦隊が本当に強かったかと言えば、実はそんなに強い印象がなかったりするのだ。あの素晴らしいデザインの艦艇群の活躍は、原典では大してみられなかったってことなのだ。「2199」のスタッフは、そんな想いがあったのかも知れない。負け戦とはいえ、派手にガミラスに負けてみせるガトランティスの艦隊は、実に威風堂々とした負けっぷりなのである(笑)。

 もう一つのメカ戦である次元潜航艇による戦闘シーンも、見所が多い。原典は「ヤマトIII」に登場するガルマン・ガミラス帝国の東部方面軍司令部ガイデル提督の直属で、「ガルマン・ウルフ」と呼ばれたフラーケン率いる次元潜航艇部隊である。この時の次元潜航艇は数隻で船団を組み、亜空間に潜んでヤマトに潜水艦戦を仕掛けてくる。次元潜航艇は非常にシンプルなデザインをしており、いわば縦に長い直方体をベースにして後部に艦橋部などが配置されており、メカニック的な遊びもない。ところがこの無骨そのものの次元潜航艇が、派手で見た目のインパクトも大きいダゴン将軍率いる二連三段空母等の最新鋭の空母艦隊を破ったヤマトを窮地に陥れるのである。しかも潜望鏡によって現時空を偵察し、亜空間からの魚雷攻撃によって強襲するスタイルは、未知の強敵であるガルマン帝国の戦力の奥深さを垣間見せることになる。その機能的で無骨なデザインの艦艇がヤマトを追い詰めるのであるから、メカはデザインではなく演出であることを認識させるに足る、「ヤマトIII」屈指の名シーンなのである。
本作ではたった1隻、しかもデスラー総統直轄の遊撃部隊として登場する。注目のデザインは、より鋭角的なイメージで、かつての次元潜航艇よりもデザイン的なフックも多く、より大きくて船体が長い印象だ。潜望鏡や魚雷による攻撃はそのままに、たった1隻にもかかわらず、以前同様にヤマトを追い詰めていく。旧作での次元潜航艇は船体周辺に次元断層を故意に作り出して、その断層から亜空間に出入りするというシステムが説明されていたが、本作での次元潜行は、「多次元位相バラストタンク」や亜空間に潜行する際に使用するスクリューが存在する。まるで「亜空間」を物質化しているようなのだ。前章にも登場した次元断層から突入する亜空間の映像は、たしかに緑色の明るい海中をイメージさせるが、まるで亜空間が液状体によって満たされているようにも見える。例えて言うならば「エーテル宇宙論」のように、亜空間がなんらかの物質で満たされる空間だとガミラスがとらえているとしたら、このバラストタンクやスクリューにも、なんらかの説明がつくのかもしれない。「多次元位相」とわざわざくっつけているので、亜空間を満たす物質というのとはちょっと違うのだろうが、バラストタンクが複数の次元の位相差を認識、バラストタンクの外周に位相差空間を現出させて、その時々の位相差空間の境目を出入りできるとするならば、このバラストタンクはあらゆる空間を出入りすることになる。これではまるでドラえもんの四次元ポケットやどこでもドアにも等しい。うお、これで時間の移動ができたらドラえもん超えるな、こりゃ(笑)。
これに対しヤマト側の対抗策は、原典通りにソナーをつくって亜空間に潜む敵を探査する方法がとられているが、原典と大きく違うのは亜空間ソナーがあくまでピンカーによる探査であり、探査自体でこちらの位置も知られてしまう危険性が潜んでいることだ。これは宇宙で潜水艦戦をやっているようなもの。おまけにヤマトには波動爆雷はまだついていないので、亜空間に潜む敵に対しては攻撃手段がまったくないのである。結果的に敵の”目”である潜望鏡をつぶすことによって、敵に撤退を強いることに成功する。だが亜空間探査の過程で、古代と新見の意見対立が発生する。結果的に新見発案のソナーは逆にヤマトをピンチに陥れてしまう一方で、古代は独断専行でコスモシーガルを使ってのソノブイ探査によって危機を脱してみせる。前話で見せた「自分の信念を貫き、全力を尽くす」という沖田の言葉のフラグを回収し、同時に新見と真田が古代の兄・守の存在ゆえに古代弟を見直す件は、やがてくる古代の艦長代理昇格への伏線であると思われる。また新見の古代守への想いは、もしかしたら後の離反のきっかけになる可能性もあるかもしれない。メカニックが緊張を生み、それがドラマを産んでいく。実に見事な伏線の張り方と回収の仕方を見せてくれる、見所いっぱいの充実のエピソードとなった。

さて次章は4月。ドメルはバランに赴任し、シュルツを見殺しにしたゲールは、ドメルに軽くあしらわれていた。そのドメルは次章でヤマトと相まみえるだろうし、バラノドンは、ビーメラ星は、バランの人工太陽はどう扱われるのか? いまから楽しみで仕方ない。物語の本筋としてはすでにわかり切っているにもかかわらず、ドキドキもワクワクもまだ止まりそうにない。おじさんの血をたぎらせる、ニクいぜ、「2199」!

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 [Blu-ray]宇宙戦艦ヤマト 劇場版 [Blu-ray]
(2013/06/21)
納谷悟朗、富山敬 他

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テーマ : 宇宙戦艦ヤマト
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

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No title

第5章の冒頭9分間の公開が始まりました。それに第5章のPVも公開されています
4章を上回る戦闘シーンがあるようでさらにガミラス側の事情も色々あるのがさらに判ってくるようです。

旧作もそうですが、ガミラスはかなりナチスドイツを意識されていますね。
ドメルはまんまロンメル将軍のポジションみたいだし。

ドメルとデスラーの確執ってデスラーが原因で子供が亡くなったとかでしょうか?
何となくそんな気がした物で。
それにドメルに鳥がくっついていますが、あれはやはりハーロックの隠喩なんでしょうね。
最初のハーロックは政府が腐敗仕切っていても地球人のためにマゾーンと戦っていましたが
ドメルもデスラーに含むところはあっても、軍人としてガミラス国民のために戦うってスタンスのようですし。
ともかく来月公開の第5章が楽しみです。

No title

第5章の冒頭が公開されています様

 コメントありがとうございます。
 本文で私が指摘したデスラーとドメルの確執については、なんの確証もないのですが、たとえばデスラーが現在の覇権を握る段階で、帝国内の抵抗勢力を排除するために、その前線にドメルを使ったところ、抵抗勢力からの反撃によってドメル自身が暗殺の対象になり、その現場でドメルの息子が殺されたとか。ドメル自身は武人ですから、デスラーへの忠誠が先に立っている一方、ドメルの奥様はデスラーを恨んでいるとか。まあ、そんなあたりを想像してます。

 ドメルの鳥がハーロックの隠喩というのはどうでしょうか。原典のヤマトでは、ハーロックに相当する人物は古代守です。そのハーロックの方にいるはずの鳥が、ドメルの肩にいるということは、ドメルとハーロックの関係性を考えなければならず、ドメルと古代守の友誼が考えにくいので、どうかなと思う次第。

 いずれにしろ、まだまだ楽しませてくれそうです。ヤマトのTV放送もすぐに始まりますから、そちらもお楽しみに。

No title

『2199』ではかなりガミラス側の掘り下げが為されていますよね。寧ろ「地球側の方が悪なのだ!」と言わんばかりの展開になってきているようにも見えますが、さて(笑)。
出渕監督の趣味という側面もあるでしょうが、原典『ヤマト』の放送当時から現在に至るまでのフィクションでの「正義」「悪」「異星人」の扱いの変遷に則った改変というようにも取れるように思います。
『宇宙戦艦ヤマト2199』という作品は、そういった面も含めて「『宇宙戦艦ヤマト』の放送当時からアニメはここまで進歩(変化)したのだ!」と語りかけてきているような気がしますね。

ガミラス以外の異星人達の動向も気になりますし、ヤマト艦内での不穏な動きもどうなっていくのか。
バラノドンは、ビーメラ星は、そして相原の脱走(と森雪のネグリジェ)はどのような感じの改変になるのか(笑)。
TV放映も近いですが、5章も楽しみでありますね!

No title

飛翔掘削さま

 コメントありがとうござます。

 本文でも触れましたが、本作がこれまでのアニメの総決算とでもいわんばかりに、表現や物語に画面構成、設定などがきちんと練り込まれているあたりが、本作をして旧作ファンならず新しいファンを開拓する力を持っているのかもしれませんね。

 デスラーの様子を見ていると、積極的に外征に乗り出しているわけでもなく、強硬派と穏健派にはさまれて、真意を隠しているかのように見えるんですよね。いよいよ旧ドイツっぽい感じも醸し出しており、なんとなくデスラーを生き残らせての続編はないんじゃないかなあと感じています。

 さて第5章の冒頭部を拝見する限り、ビーメラ星にも若干触れているようですし、バラノドンもまた触ってくれそうな気もします。熾烈な闘いを続けるヤマトの旅路を、これからも楽しみにしたいと思います。あと、叛乱がやばそうで・・・
プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
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