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ニコマス昭和の日メドレー10~昭和を超えて10周年~

この企画の時に、毎回言い訳から入るので、大変申し訳なく思っとります。でも毎回楽しみにしていて、動画を拝見しておりまして。毎回上がってくる動画が楽しくて楽しくて、動画が長ければ長いほど、もっとこの時間が続け!と思うわけですよ。

それがね

動画見終わったら、そこからなかなかの試練が控えているわけで。この記事も毎年やっていて、クオリティは全く上がらないwww だけど読んだらもう一度動画を見直したくなるという“つぼ”だけは外していないと自負している。動画を見て、本記事をご覧になった方には、もう一度動画を見直してほしい。そんな気持ちで記事を書いているつもりです。

さて今回のお題はフリー。そして何より大きな問題としてのしかかっているのは、作品ピックアップ時間を1989年からさらに10年広げている。ついに「昭和」すら逸脱してしまったわけだ。まいった。これには恐れ入った。他に解説適任者がいることは、百も承知している。だがここは筆者のエゴを押し通そう。これまで連続で本動画の解説をしてきた自負を、いやらしいほどに押し出して、もはや誰にもまねできない不完全解説としたい(てへ)。それでは今回も、他人のふんどしで相撲を取る企画、始まりますw

まさか6月まで引っ張るとは思わなかった。当ブログでここまで時間が空くのは珍しいことで、記事をお待ちの皆様には、伏してお詫び申し上げます



2018.06.28追記
 Pさま方より多くのコメントを頂戴しております。コメント中で記事の間違いを指摘されておりますが、前後関係をあやふやにしないため、記事はそのままにします。ご迷惑おかけして申し訳ありません。

「20世紀フォックスファンファーレ」
 動画冒頭を飾るのは、映画ファンにはつとに有名な映画会社の作品にはかかせない、会社ロゴの映像のバックに流れるファンファーレだ。近年の同社作品では、ファンファーレの最後の部分が作品のテーマに直結したり、ロゴ自体にも何かしらの仕掛けが施されており、映画好きを楽しませてくれる。動画でもロゴに仕掛けがあり、前述のように今回の時代設定が西暦2000年まで広がったことを示しており、筆者はくすっとしたと同時に、戦慄に襲われた。筆者にとっては「スターウォーズ」シリーズや「インディジョーンズ」シリーズなどの大好きな映画作品とともに忘れえぬ会社ロゴなのだが、「スターウォーズ」のサントラ盤CDを買うと、もれなくこのスネアドラムで始まる軽妙なこの曲が収録されている。それが故かどうかはわからないが、この曲を聞くと、スターウォーズのメインテーマが流れてこないと、なんとなくしっくりこなくって、おしりのあたりがむずむずっとする。たぶん人によっては別の作品が思い当たる人もいるんだろうな。

オープニング「ゲバゲバ90分!!」(1969~70)
 オープニングに過去のOP映像を流しながら、バックに「ゲバゲバ90分!!」のオープニングテーマが流れる。最近では発泡酒のCMでも使われており、お若い人でも耳になじんだ方もいるだろう。大作曲家である宮川泰氏の手によるこのマーチ的な曲は、番組冒頭で、様々な場所を自身の名前の書かれたプラカードを持って行進する出演者の映像でスタートする。泰氏の実子・彬良氏は、近年「宇宙戦艦ヤマト2199」の音楽で注目を集めたが、氏が音楽監督を務めている「大阪市音楽団」では、この曲が十八番となっており、「題名のない音楽会」などでも披露されている。コント番組のメインテーマである本楽曲の要諦は、トランペットなどの金管楽器によるおどけた表現が随所に使用されていることだが、「大阪市音楽団」の演奏では、吹奏楽とTV劇伴の違いか、演奏家の斟酌の違いかわからないが、このあたりの表現が物足りないと思うのは筆者だけだろうか。
 動画はこれまでのニコマス昭和メドレー9作品のタイトルサムネを並べているが、間に挟まれるキャラクターについては、ぜひみなさんで調べて見てほしい。

並木路子「リンゴの唄」(1946)
 戦後日本のヒット曲第1号として知られるこの曲は、1945年に公開された「そよかぜ」という映画作品の主題歌でもある。現在でも愛唱されるこの曲は、戦後の復興の象徴のように扱われ、当時の映像と共に必ずといっていいほど背景で流れる曲として使われている。二葉百合子の「岸壁の母」などもそうだが、戦後の時代背景を歌詞にとりこんで聞く者の共感を誘うこの手の楽曲は、現在の時代を生きている昭和ヒトケタ生まれや、その直後生まれの人々にとっては耳にタコができるほど聴いた曲に違いない。曲が発表された当時は、ほがらかな並木路子の声が戦後の暗い影を落とす日本を隅々まで照らしていったであろうことは、容易に想像がつくが、戦争の中で恐怖体験の中、死ぬような目にあった人や、肉親を失った人の悲しみまでは感じようがない。だが歌はこうして残ってゆく。どんな形であれ、後年になってまで残っていく作品という物は、原体験以上のものではないにせよ、その片鱗を表現してくれているようで、戦争を知らない世代としては、こうした曲を聞くと背筋が伸びる思いである。(あれ?)

映画「この天の虹」(1958)
 動画で使われているベース映像(予告編映像)でも説明されているが、名匠・木下惠介監督による劇場用作品。当時東洋最大と歌われた北九州は八幡製鉄所。ここを舞台に繰り広げられる、製鉄所で働く人々やその家族、製鉄所傘下の工場で働く人々の群像劇。若い作業員が慕う人々の、身分違いの恋の顛末や、一度はあきらめかけた人生を再び歩き出そうとする若者の姿を描くドラマだとのこと。
 木下惠介監督といえば「カルメン故郷に帰る」(1951)、「二十四の瞳」(1954)、「喜びも悲しみも幾歳月」(1957)、「楢山節考」(1958)などの数々の名作で知られるが、筆者はほとんどの作品を昭和50年代以降のリメイク作品で知っているだけで、元の作品は見た記憶がないので、なんともいえませんです。ちなみに木下惠介監督自身がリメイクした「新・喜びも悲しみも幾歳月」(1986)を昔見たが、劇中で起こるドラマ上の起伏を、ものすごく抑えた抑揚で丁寧に描かれた映画であったことに感心した記憶がある。画面の中のドラマがごちゃごちゃっとするほど、音楽やカメラアングルなどに頼らずに、俯瞰するような位置にカメラを置くことなく、人の視線を大事にしたアングルで映していく映像は、現在の映画ではめったに見られない、浮ついたところの一つもない映像体験であった。

美空ひばり「王将」
 美空ひばりという歌い手は、まさに昭和そのものであった。1937年に生を受けた本名・加藤和枝という女性が、惜しまれつつ亡くなったのは1989年6月。平成最初の年のことである。筆者は大学に進学し、高知の空の下で彼女の訃報に接したとき、美空ひばりが好きな母親の影響かもしれないが、まるで母親を亡くしたかの想いで、涙が止まらなかったことを、今でも覚えている。
 子供時代よりその才能をいかんなく発揮しながらも、「子供らしくない」という理由で、決して平坦な道を歩んできたわけではないひばりが、いわゆるステージママだった母親と二人三脚で少しずつスターへの道を切り開いていく立身出世物語は、舞台やドラマへ材料を供しても収まりきらない人生ドラマだ。1950年「悲しき口笛」という映画に主演。日劇への出演やレコードデビューなど経て徐々に盛り上がりを見せるひばり人気に火がついたのはこの時だった。わずか12歳で見せる圧倒的な歌声と下積みを経た自信、そして大人顔負けのパフォーマンス。瞬く間に時代の寵児となっていくひばりは、同年の映画「東京キッド」への主演でスターダムへと駆け上がる。東映の時代劇映画に出演し、多くの時代劇スターを輩出する一方で、後の萬屋錦之助と浮名を流す。この頃、ひばりの母が彼女をして「お嬢」と呼び、それが長年の彼女の業界でのニックネームとなっていく。とんねるずの2人が生前の彼女を「お嬢」と呼んでいたが、これはこの時の慣習の名残である。

50年代には江利チエミ、雪村いずみとともに「三人娘」の時代を迎えるが、その一方で東映映画への出演は引きも切らず、その結果ひばりの生涯で150本を超える映画に出演を果たし、そのほとんどに主演するという、戦後を代表する映画女優の側面をもっている。1960年、「哀愁波止場」で第2回日本レコード大賞歌唱賞を受賞。これ以降「歌謡界の女王」として芸能界を牽引していく。62年に小林旭と電撃結婚するも、64年に理解離婚している。ひばりが芸能活動を続ける以上、幸せな家庭生活とは相いれなかったようで、互いに本意ではなかったという。65年「柔」66年「悲しい酒」が大ヒット。ジャッキー吉川とブルーコメッツとの共演と赤いミニスカートのワンピースが衝撃的な「真赤な太陽」(1967)も大ヒットを記録する。その後も歌謡界の牽引役であったが、実弟の起こしたトラブルや暴力団との関連性、身内の不幸など、70年代はひばりにとって決して幸せな時代ではなかったし、楽曲に恵まれなかったのか大きなヒットには至らなかった。だが幅広いジャンルの歌い手やクリエイターとの交流の中で、歌謡曲とは異なるジャンルの楽曲を歌いこなす実力が徐々に認められ、80年代は歌手として再評価されていく。

だが彼女の癒えない悲しみは、同時に酒とたばこの量を増やすことで、彼女の体を蝕んでいく。最初のきっかけは1985年。ゴルフプレー中にひねった腰の痛みが治癒しない。痛みに耐えかねての入院の結果は「肝硬変」。80年代に入ってのライバルや友人の死、そして87年に相次いで亡くなった鶴田浩二と石原裕次郎という、時代を作った人びとの相次ぐ逝去報道が彼女を揺らがせる。だが歌うことへの執念を燃やし続けたひばりは、その全身に至る痛みに耐えながらも、あの伝説のステージ「不死鳥コンサート」東京ドーム公演を成功に導くのである。きらびやかなステージ、ひばりの存在感をいや増す衣装の数々。その背後に控える様々な医療機器。一曲ごとに命をくべてくようなステージに耐え続け、ひばりはもはや生ける伝説となる。その後も入退院を繰り返しながら迎えた平成の時代。それでも彼女はステージ立ち続け、TVの前では笑顔を見せる。だが忍び寄る病魔には勝てず、ついに1989年3月に予定していたすべてのライブを中止し再入院。すでに歌える身体ではなくなっていたという。享年52才。まだ早すぎる伝説の歌姫、死す。彼女が生前残した楽曲は今でも歌い継がれ、その楽曲の幅広さ、抑揚の素晴らしさ、表現の豊かさなど、評すればどんな表現でも当てはまるようでいて、その言葉の枠に収まりきらない巨大な才能だったと思う。

ところで動画で歌われている「王将」は、そも村田英雄さんの大ヒット曲なのであるが、何ゆえひばりがこの曲を歌うことになったのか、どう検索しても周辺事情が見当たらない。歌謡界では他人様のヒット曲も普通に収録してアルバムを出してしまう慣習があるし、ひばりさんのアルバムには作曲家・船村徹さんの作品集というのがあるので、その関係で歌った可能性がある。将棋といえば昨今藤井聡太六段が将棋界の話題をさらったが、去年その口火を切ったひふみんこと加藤一二三さんが、現在メディアにひっぱりだこであり、才能というモノはどんなところにも隠れているのだなと感心する。
あ、動画のこの衣装がド派手ですな。Pさまのお財布が心配になったりして。

植木等「無責任一代男」(1962)
 当時の人気グループ「ハナ肇とクレイジーキャッツ」。彼らが主演した映画第1号である「ニッポン無責任時代」(1962)の主題歌であり、その後の植木等やクレイジーを方向づけた1曲でもある。「ニッポン無責任時代」のあらすじがひどい。主人公・平均(たいらひとし)の立身出世物語ではあるが、ひとしくんは真面目に働く気がない上、トラブル体質。会社の乗っ取りの話を聞いては、その話一つでコネをつけてその会社に入り込む。そこから始まって会社の裏工作や物資の売買などで成功し、出世するのだが、そのやり方があまりに派手なために反感を買い、出世したと思ったらすぐに降格させられたり放逐されたりと、必ずひどい目に合うわけだ。その手練手管はまさしく真っ当な会社員のすることではなく、どちらかというと映画の中の暴力団まがいの仕事の範疇だから、会社にとっては鼻持ちならないことだろう。成功の後で大手を振って会社を闊歩する姿は、律儀に蜂や蟻のごとく働く不誠実な大人たちへのカウンターとして誇らしく見えたことだろうが、その後必ず痛い目を見る辺りは、まだしも現実への回帰といった風情かもしれない。しかしどんな時でも快活に笑い飛ばす植木等演じる男の活躍譚は、当時の社会に閉塞感を感じていた若者にとっては爽快な映画だったろう。んで、これまでの動画同様、なぜかクレイジーや植木等の曲には、慣例的に木星の皆さんが担当されているのだが、これもまた世の倣いなのか。

岡晴夫「憧れのハワイ航路」(1948)
 衣装のセーラーとイルカがかわいいこの動画。この曲で歌われているハワイ航路とは横浜―ホノルル―サンフランシスコを往復する航路のことで、日本を離れて南国のハワイへと旅立つ高揚感を歌にした作品だが、本曲の作詞家は実際にハワイ航路に乗船したことがなく、故郷の山から見える瀬戸内海の商業航路を見ながら作詞したという話が残っている。出だしから最後まで一点の曇りなく朗らかな楽曲であるので、戦後歌い継がれた1曲でもあるが、1950年にはこの歌をモチーフにした映画まで作られているから、その人気のほどがうかがえる。しかもこの映画、前述の美空ひばりも出演している。

「カリキュラマシーン」(1974)
 筆者の子供のころの教育番組の礎の一つ。とにかくインパクトがすごい。スタッフが「巨泉・前武のゲバゲバ90分」のスタッフがスライドして作っている15分番組であるだけに、コント番組としての作りこみはすごいが、その上で子供に伝えるべきはきちんと伝わっている(筆者にね)という前代未聞の番組で、短いコーナーと音楽にインパクトある映像を時間いっぱいにできるだけつなげていくこの番組のスタイルは、現在のお笑い番組のネタの短さと羅列にも通じる作りで、いまさらに早いなあと思わざるを得ない。この番組に関しては以前どこかで書いたはずなので、今回は思い出の単語だけ羅列していこうと思う。
 「♪あいつのあたまはあいうえお、肝心かなめのかきくけこ」
 「♪ねじれて、ねじれて、にゅ、にゅ、にょ」
 「くっつきの、を」
 「ちやーしうーめん、ください」
 「2001年生まれのフランケンシュタイン」
さ、気になった人は検索、検索!

EC「巨人の星」(1968)
 「明子姉ちゃん、俺はやるぜ! 必ず巨人の星になって見せる!」「ひゅうま!」というやり取りがあったどうかは記憶が定かではないが、1968年に放送開始されたアニメ版は、漫画自体の作品人気も手伝って、すぐにヒット作となる。筆者は思うのだが、「宇宙戦艦ヤマト」が最初のアニメブームのけん引役だったとしたら、それ以前にヒットしたアニメである「巨人の星」や「あしたのジョー」などは、どう扱ったらいいのだろうか? 先述の2作品は社会人が漫画雑誌を読む日常が常態化した時代の作品であるし、「あしたのジョー」では力石徹の葬式が行われたこと(漫画原作の彼の死がベース)が社会現象にまでなった時代である。漫画雑誌が威光を示していた時代に追随するようにアニメは人気を博したけれども、「スポ根ブーム」的な扱われ方の中で埋没している感が否めない。これに「エースをねらえ!」を加えると、いずれの作品も80年代になって続編が製作されたり、仕切り直されたりして作品が作られるし、再編集版の劇場公開作品まで登場する。これは明らかに80年代のアニメブームの中での再放送と再評価によって展開した出来事だ。子供向けコンテンツとして出発した本邦のTV用リミテッドアニメは、モノクロの時代から大人向けに製作された作品もある。「佐武と市捕り物控」なんかはむしろ大人向けに作られているし、「カムイ外伝」などもそう。60年代末の「ルパン三世」や「キューティハニー」なぞは、大人向けと子供向けのアニメの結節点だとすれば、「巨人の星」や「あしたのジョー」もこの列に並ぶ作品ではなかろうか。だとしたら、現在のようにプライムタイムに放送するアニメと、深夜枠で展開するアニメへの分岐は、原点回帰とも取れる現象なのだ。

「ラ・セーヌの星」(1975)
 この作品、当時雑誌連載中の「ベルサイユのばら」の影響下で作られてはいるが、そもそもは「ベルばら」のアニメ化企画が変更となりこの作品となった。ちなみに「ベルばら」の漫画連載は1972~73年、アニメは1979~80年である。ついでにいうと「円卓の騎士物語 燃えろアーサー」が1979~80年である。「ラ・セーヌの星」は、フランス革命期を背景とした美少女騎士の物語であるが、これに類する作品で先行するのは「リボンの騎士」(1967)ぐらいしかない。「リボンの騎士」は架空の世界の物語であるが、「ベルサイユのばら」も「ラ・セーヌの星」もフランス革命期のフランスの舞台としている上、史実の人物も劇中に登場する。「ラ・セーヌの星」といって思い出すのは、この作品の後半3分の1は、あの富野由悠が「善幸」時代に監督を務めた作品でもある。制作会社はサンライズの前身となる創映社。この動画を始め、去年の動画あたりからアナスタシアが好きになりました(はーと)。ついでにすみぺが可愛いと思います。

「AM3:00の恐怖」(1987)
 この番組を知っている人って、この時間にTVを見られる環境にあったってことだから、それはそれでうらやましいかもしれないが、この番組は怖かったんだわよ。ふとしたタイミングでうっかりTVを見ていたらやっていた、なんて遭遇の仕方をすると、あまりの内容の気味悪さに、寝付けなくなる気がする。「AM3:00の恐怖」はフジテレビ系列の深夜に放送していた番組で、製作していたのは天下の円谷プロである。手持ちの資料をひっくり返すと、「ウルトラマンAGE」Vol.6(辰巳出版)に記事があった。それによると、フジテレビが夏に放送した「一億人のテレビ夢列島」という、今で言う「27時間テレビ」のような番組の成功を受けて、深夜枠の開拓を始めたのだそうだ。「JOCX-TV2」と呼ばれたフジテレビの深夜枠でさまざまな実験的な番組が放送された。たとえば「カノッサの屈辱」や「19XX」、「やっぱり猫が好き」「カルトQ」などといった番組が放送されていた枠である。その時間枠の中、火曜から木曜の深夜に5分間放送されていたのがこの番組である。
 「怪奇大作戦」にしても「恐怖劇場アンバランス」にしても、円谷プロってウルトラシリーズやヒーロー番組の技術的フィードバックとして、こうした怪談モノや怪奇ドラマを作るサイクルがあるようだが、このとき円谷プロが作り出したのは、根本的に動かない絵や写真、時には彫刻などを撮影した映像に、声優によるナレーションをかぶせる手法で作り出された映像で、言ってしまえばまったく円谷プロらしさはない。だがその演出の怖さは筆舌に尽くしがたい。とにかく怖いのだ。絵が怖いのもあるあし、ナレーションや音響効果が怖いのもあるが、このイラストや彫刻類を製作していたのは、当時の美術大や専門学校生だったそうだ。なんでも円谷プロの怪獣倉庫で撮影していたとかで、映像に人の影が映りこんでいたりしていたらしい。余計に怖いがなw 
とにかく一瞬見ただけでぎょっとし、怖いもの見たさで目が離せなくなり、それでも見ていると怖くて仕方がない。いっそテレビを消せばいいのに、消すこともできない。そんなテレビのブラウン管に引き込まれるように見てしまう番組でもある。5分間という短さもその所以だろう。筆者はフジ深夜枠の番組を録画してみていた時、うっかり録画してしまい、昼間に見ても背筋がぞっとする体験を何度かしたことがある。前述の「ウルトラマンAGE」には番組で使用されたイラストのいくつかが掲載されている。残念ながら関東地区だけの放送だったそうで、地方の方にはナノコッチャって感じの話だろうが、昔テレ東で放送されていた「猫目小僧」とかを思い出させる作品だった。

「欽ドン!良い子 悪い子 普通の子」(1981)
 本作の前身となる「欽ちゃんのドンとやってみよう!」がフジテレビ系列土曜の夜に放送されていたのが1975年から80年のこと。お題を提示して、毎週視聴者からのハガキを紹介することによって番組が成立しており、そのネタやゲストをイジる形で番組が進行していく形は、80年代の笑いの寵児・萩本欽一のスタイルであり、よくよく考えてみれば、それ以前の深夜ラジオの形態とよく似ているのだ。事実、この番組の前身もラジオであり、それをテレビにスライドして放送していたといえばいいか。この時間枠は後の「おれたちひょうきん族」へとシフトしていく。そして月曜夜9時に時間枠移動をしてきて再開したさいにリニューアルし、3段落ちのスタイルとなる「良い子悪い子普通の子」となる。この番組といえばイモ欽トリオや松居直美、柳葉敏郎といった、いわゆる欽ちゃんファミリーを超えた活躍をするスターを輩出した点が突出している。良くも悪くも、お客さんを入れてステージ上でネタを披露するため、収録前のリハーサルが入念に行われたことはつとに有名な話であり、そのリハーサルのしつこさはもはや伝説でもある。だが収録時はそのリハーサルをさらに超える欽ちゃんのイジリや、お客さんの反応をその身で感じながら進行する上、常に舞台の中心にいる欽ちゃんが、より上位の笑いを追究することを怠らない人であったため、演者は極度の緊張に襲われたという。ところがよくしたもので、そういう空気を全く読まない素人というのがいるのである。本作のフツオ・長江健二や「欽どこ」の見栄晴といった絶妙ともいえる欽ちゃんのキャスティングは冴えわたる。ベテラン、中堅、若手、素人ががっぷり四つで組んだ上、至高とも思える萩本欽一のイジリ芸の極地、それが80年代の欽ちゃん番組のつるべ打ちの実体なのである。

尾崎亜美「マイ・ピュア・レディ」(1977)
 懐かしい資生堂化粧品のCM。キャンペーンソングであった本曲を歌ったのはデビュー3作目の尾崎亜美である。本人のご活躍もさることながら、松田聖子「天使のウインク」や杏里「オリビアを聴きながら」、観月ありさ「伝説の少女」「風の中で」、松本伊代「時に愛は」、岡田有希子「二人だけのセレモニー」などの楽曲提供などでも知られる。
 資生堂のキャンペーンソングといって思い出す曲は、その人の生きた時代によってそれぞれ異なるだろうが、その時代のヒットソングとしてレコードセールスに直結することであったから、現在よりも昭和の時代にはレコード会社にとっては重要な関心事だった。矢沢永吉の「時間よ止まれ」、堀内孝雄「君のひとみは10000ボルト」、竹内まりや「不思議なピーチパイ」、後述するナイアガラ・トライアングル「A面で恋をして」などもこれに類する。

斉藤哲夫「いまの君はピカピカに光って」(1980)
 80年代の青少年のリビドーを刺激しまくった伝説的CM。今ではバラエティにクイズに引っ張りだこの宮崎美子が、若かりし日に出演したCMである。一眼レフカメラ「ミノルタX-7」のCMであるが、何より木陰でGパンTシャツの宮崎が、下に身につけている水着に着替える姿をカメラで撮影している態のCMであったから、彼女のいる奴いないやつに限らず、そのシチュエーションに感激し、リビドーを刺激されては欲情したのである。CMのラストにカメラに気づいた宮崎がはにかむように微笑むのがまたたまらんのだ。こういういいCMが現在にはない。やーい、ざまあみろ若い衆w
 ちなみに、そもそもCMのコピーでしかなかった「いまの君はピカピカに光って」というコピーは糸井重里作。これがCMのヒットに宮崎美子の人気、映画「がんばれタブチくん」での一ネタ採用や、CMをマネする志村けんを経ての社会現象に煽られて、詩を補完して楽曲が作られるという流れで曲が出来上がった。

EC「ナイトライダー」(1982)
 人の言葉を解し、様々な装備を仕込まれた未来カー「ナイト2000」と私立探偵マイケルによるアクションドラマ。通称キットと呼ばれる人工知能とマイケルの軽妙なやりとりも魅力だが、吹き替えのささきいさおの野太く力強い声が、極めて感情がなく軽い声音のキットとの会話は、滑稽を通り越して気持ちがいいレベル。現時点で自家用車は自身の能力で衝突回避やら前の車を追従したりと、新しい機能が追加されてはいるが、車とお話しする機能だけはまだ見当たらない。一番近いのは常勤のオペレーターを呼び出す機能ぐらいで、人工知能はまだ実装段階にはないらしい。携帯電話の機能がSFよりも先んじてしまった時代に、はたして車はどこまで自動化されるのだろうか?

ザ・ブルーハーツ「リンダ・リンダ」(1987)
 「どぶねずみみたいに 美しくなりたい」と始まる、イノセントでエキセントリックな歌詞で始まる甲本ヒロト率いるTHE BLUE HEARTSのメジャーデビューシングル。ブルーハーツといえば「TRAIN TRAIN」(1988)「情熱の薔薇」(1990)などのヒット曲で知られ、1995年に惜しまれつつ解散。甲本ヒロト氏はその後もいくつかのバンドに参加しており、現在も活動している。デビュー直後の映像を見ると、髪を短く刈り込んだ甲本が、ヘドバンしたり、大きく前後に足を開きながらジャンプしながら歌う姿に、酒とタバコの匂いしかしなかったスカしたイメージの日本のロックンロールが、やけに土臭く変革していった感じがして、不思議と誇らしく感じたことを覚えている。筆者の大学時代にはすでにカラオケの定番曲となっていたが、この曲を歌っているブルーハーツの姿を見たのはもっと後で、他人のカラオケで先に覚えた曲でもあり、筆者には懐かしい歌だ。
 さて甲本ヒロト氏といえば、どちらかといえばこちら側の人物だとかで、OVA「タイムボカン王道復古」では声優として出演し、2000年には「怪盗きらめきマン」のEDテーマ、2009年にはザ・クロマニヨン名義で「ヤッターキング2009」を歌っている。
 んでね、この動画見て、だれも「だじゃれかよ!」って突っ込まないのって、「愛」だと思います。

「時をかける少女」(1983)
 長崎県生まれの一人の少女が、角川映画のオーディションで特別賞を受賞する。いくつかのTVドラマで主演した後、1983年に公開された大林宣彦監督「時をかける少女」にて主演する。原田知世、15歳の出来事だ。その存在感、透明感、演技のつたなさよりも思春期のはかなさの方が勝ったような演技が好評を博し、「時をかける少女」という映画は劇場公開終了後、伝説となった。名匠・大林監督による尾道三部作の2作目と目される作品でありながら、日本が世界に誇るSF作家・筒井康隆氏原作のタイムトラベル小説を、日本の風土と郷愁を誘う尾道の風景、そして学校の理科室とラベンダーの香りというアイテムで、華美に走ることなく装飾された映画は、映画であり、SFでありながら、どこか少女・原田知世のメモワールであった。
 原田知世自身が歌った主題歌は、松任谷由実の手による楽曲で、後年自身でもカバーする。か細く、震えるような声で歌われるその歌は、ことさら寂しいとも会いたいとも言わずして、その切ない胸の内があなたに伝わってほしいと願いながらも、涙で潤んだ瞳で空を見つめながらすっくと立っている芯の強い少女の姿が目に浮かぶ。その姿はまぎれもなく原田知世自身なのだ。その後原田知世がさまざまなドラマや映画に出演し、多くの楽曲を歌っても、彼女はさびることなく原田知世のままでいつづける。NHKの朝ドラ最新作「半分、青い」でも母親役を演じているが、原田知世は原田知世のままである。ある意味でバケモノの域に達した驚異ですらある。これに類する人物を挙げるなら、松田聖子、小泉今日子だろうかw

「アリエスの乙女たち」(1987)
 「アリエスの乙女たち」はそもそも1973年より連載されていた里中満智子原作の漫画作品。これにアレンジを加えて大映がドラマ化したものが1987年に放送された。主演は当時「スケバン刑事II」で人気に火がついた南野陽子と佐倉しおりである。異母姉妹である主演二人。高校女子の2人は、同じ男性を好きになる。この時点でストーリーテラー・里中満智子の独壇場であり、ぐんずほぐれつの修羅場が展開する。恋のさや当て、お決まりの妊娠、意図しない結婚、やがて男は陶芸を志し、愛する女のためにたった一つのツボを焼くことを決心するが、さらなる悲劇が彼らを襲う、といった内容。詳しく書けば当ブログの記事1本分。どうぞ調べてみてください。間違いなく80年代大映テレビらしい中毒性の高い1本である。ちなみに「スケバン刑事II」でも登場した相楽ハル子も出演している。
 それはそうと、動画中にたびたび登場する踊るレオタード姿の女性。その珍妙なダンスにやぼったいグリーンのレオタード。井森美幸とは、ズルいw

2018.06.28追記
 上記記事末にある井森美幸のダンスが入る動画。その背景にかかる曲が「Celebrate」です。


CM「禁煙パイポ」(1984)
 「私はコレで、会社を辞めました」というオチがあまりにも有名だった昭和の名CM「禁煙パイポ」。商品自体は今でも形や値段を変えながら健在で、タバコを吸わない筆者でも、吸ったふりが気持ちよくなるアイテムである。1985年には流行語大賞に選出されている。
 このCMが放送していた当時、発生した有名な事件に、「グリコ・森永事件」がある。江崎グリコの社長誘拐事件を皮切りに、食品会社が次々に火災や脅迫を受ける。「かい人21面相」を名乗る人物より「毒入り危険、食べたら死ぬで」などといった脅迫文とともに、小売店に青酸入りの商品を置き、日本中を大混乱に陥れた、いわゆる劇場型犯罪である。いまもって動機や犯人像が謎に包まれた事件ではあるが、この事件に登場する犯人像の似顔絵が、CMのオチに登場する人物とよく似ていて、事件とCMをセットで思い出す。ちなみにこのオチの人物は手塚和重氏という人物で、事件とはまったくの無関係ですので。

「超時空要塞マクロス」(1982)
 動画は最初のマクロスのOP映像を模したもの。「超時空要塞マクロス」は80年代の「機動戦士ガンダム」以降のロボットアニメブームの中にあって、新たなワンジャンルを切り開いた名作であることは、いまさらここで語るまでもない。宇宙に跋扈する巨人族。文化を失っても戦争するためだけに誕生した巨人族と、太古の人々が残した遺産としての地球人類。その対立の中で文化を取り戻そうとする巨人族と結託した地球人類は、文化を脅かすものに対抗し、失われた文化の種を再び宇宙へと広げるために、新たな地平へと漕ぎ出していくという基本フォーマットを持つ骨太の物語を背景に、「メカ」「歌」「三角関係」という俗なタームを目いっぱい取り込んで作品化に成功した作品で、物語の根幹を作ったクリエイター河森正治の持ちネタの一つ。82年のTV版を踏襲した84年の劇場版「愛おぼえていますか」は80年代の記念碑的作品である。また90年代にはOVA「マクロスプラス」、TV「マクロス7」、2000年代の「マクロスゼロ」や「マクロスF」など、各年代で新しい物語が紡がれ続けていくのも、マクロスシリーズの強みである。2018年にはTV最新作「マクロスΔ」を踏まえての劇場版最新作が控えている。ガンダム作品が正史以外の時間の枠組みがある一方で、マクロスは一部作品を除けばそのほとんどが正史である点は、マクロスシリーズの特徴でもある。

EC「タイムボカン」(1975)
 老舗タツノコプロが、得意のギャグものにメカアクションを足すような形で生まれた「タイムボカン」は、行方不明になった博士の捜索、博士が求め続けたダイナモンドという宝石探しが一つとなることで、物語が展開する。博士を探す少年少女たちは、博士になついたオウムによってもたらされるガセ情報をもとに、愛機タイムボカンを駆り、様々な時間と空間へと移動する。その情報を得た悪者が、博士のいるところにダイナモンドありと決め込んで同じ時と場所へとタイムワープを行い、そこで対決することになる。

シリーズはその後展開し作品数を増やしていくが、シリーズ2作目の「ヤッターマン」を除けば、おおよそこの枠組みの物語がフォーマットとなっている。そして物語の最後には必ず真実が隠されており、善悪ともにガッカリというオチを迎える。この物語フォーマットがいかに素晴らしいか? それは物語冒頭にもたらされる情報には必ず別の側面があることを最初に提示し、善悪双方が別の目的を持っていながら行動しているのに、必ず最後には鉢合せをして戦わざるを得ない状況に追い込まれる点にある。物事の表裏一体、一つの出来事には必ず別の側面の見方があることを、この物語は教えてくれているのである。もちろんメカニックの素晴らしさ、三悪のキャラ立て、複雑さをそぎ落とした見事な設定などが、物語を支えてこそ、タイムボカンシリーズは現在でも語り草となる作品なのだ。

「UFO仮面ヤキソバン」(1994)
 日清製粉から1975年から発売されたカップ焼きそば。現在も「一平ちゃん」などの様々なメーカーから発売されているカップ焼きそばは、本来日本発祥で、1974年に発売された恵比寿産業「エビスカップ焼きそば」が元祖なのだそう。これにならうように各社から発売されたわけだが、現在は関西以西の「UFO」、関東の「ペヤングソース焼きそば」(まるか食品)、東北の「マルちゃん 焼きそばバゴォーン」、北海道の「マルちゃん 焼きそば弁当」というシュエアになっており、中でも全国トップは「UFO」なのだそうだ。
 「うまい、ふとい、おおきい」の頭文字をとって命名された「UFO」は、発売2年後の1977年にピンクレディーをCMに起用し、1978年「UFO」でピンクレディーは日本レコード大賞を受賞するにいたる。音楽セールスにTVのタイアップが強力な力を持ったことが証明された出来事でもあった。
 動画に登場する「UFO仮面ヤキソバン」はマイケル富岡がヤキソバンに扮し、デーブ・スペクター扮する悪人「ケトラー」の他愛もない悪事を懲らしめるという趣向のCMで人気を博す。1994~95年のことである。ちなみに続編に「UFOガール・ヤキソバニー」というのがあり、オスマン・サンコン扮する「ニセヤキソバン」を懲らしめる、松雪泰子扮する「ヤキソバニー」の活躍を描くCM。たぶん「白鳥麗子でございます」同様、彼女の経歴からは削除したい過去だろう。♪松雪泰子も佐賀、でも公表してねえ

獣神ライガー「奇跡の獣神」弘妃由実(1989)
 前年に放送されていた「鎧伝サムライトルーパー」の後を受けて放送されたアニメ作品。この作品の後が「勇者エクスカイザー」、つまり勇者ロボシリーズとなる。動画で使用されているのは番組後半で使用されたOPの曲。
 獣神ライガーといえばひさびさ登板の永井豪原作のアニメであるが、巨大ロボットものでありながら、ライガー自身は生体パワードスーツのような感じ(劇中ではバイオアーマーと呼称)で、主人公の少年がライガーの中で動くと、ライガーも同じように動く感じの操縦方法。永井豪原作らしく、作中にちりばめられる残酷描写が目立つらしく(筆者にはその記憶がないのだけれど)、おそらく現在では再放送不可だろうか。同時期に新日本プロレスでデビューした「獣神ライガー」というプロレスラーがいて、劇中ライガーがパワーアップすると、それにならって彼も「獣神サンダー・ライガー」となり現在に至る。フジテレビ「たけし逸見の平成教育委員会」で回答者として登場した際の、「獣神サンダー・ライガーくんの答え」という音声が、耳を離れない。そして今回の動画の替え歌大賞は、この曲に個人的に差し上げたい。なんか「課金」とか「ガチャ」とかちらついて、すごい納得力!

円谷優子「Please Please Me」(1989)
 80年代のソノラマ文庫といって思い出す作品がそれぞれ異なるのはいたしかたない。人によっては「吸血鬼ハンターD」だろうし、人によっては「クラッシャージョウ」だろうし、人によっては「ARIEL」だろうし。筆者にとっては「ヤマト」や「ガンダム」、「バルディオス」などのアニメ作品のノベライズで愛読しており、レーベルが無くなった今も愛着のある作品群である。そんなソノラマ文庫の1シリーズが「ハイスピード・ジェシー」である。斉藤英一朗氏によるスペースオペラで、宇宙豪華客船を襲った大虐殺の生き残りであるジェシーが、両親を殺された復讐と虐殺事件の謎を追って、旅をする物語としてスタートする。フォークとティアナとともに、ジェシーの身に降りかかる事件を解決していくことになるが、フォークはハートランド正教に殉じて悪人を駆る人殺し神父だし、ティアナは人工生命体で二酸化炭素を吸って酸素を吐く植物のような生命体。なかなかにパンチのある設定だ。この作品のOVA版における主題歌が「Please Please Me」だ。歌う円谷優子は、劇中ティアナの声優も務めている。

「リトル・マーメイド」(1989)
 ディズニー劇場用アニメ「リトル・マーメイド」は、実はディズニー映画最後のセルアニメでもある。原作はアンデルセンの「人魚姫」なのだが、ディズニーらしくアレンジが加わっているのは毎度おなじみのこと。そう考えると原作つきのディズニー映画ってのは、原作の童話が持つ牧歌的な空気感を継承しながらも、童話を知っている者が「なぜ?」と突っ込むあたりにちょっとだけ触れて見せながら、ミュージカル風に歌を挟んで中だるみさせずに、子供たちを飽きさせない工夫が盛り込まれていることがわかる。特に「アナと雪の女王」なんかはそれな!的な作り方だ。その一方で作品に主題曲として歌われる楽曲は、作品を離れてもヒットするほどの名曲ぞろいである。本作からヒットした「アンダー・ザ・シー」もそんな1曲だ。筆者的には「うる星やつら」のEDの曲を思い出すけど、まあいいやw
 筆者はディズニーの過去のアニメ映画がセルビデオとして発売された90年代に、初めて「ファンタジア」を見たが、アニメーションと音楽、それもクラッシクがこれほどの相乗効果を上げて見る者を圧倒するのを肌で感じたことはない。これを劇場にてリアルタイムで見た人はきっと度肝を抜かれたろうなあ。アニメと音楽の相乗効果はいまでは実に普通のことではあるが、アニメと音楽は常に蜜月だったといっていい。例えば「宇宙戦艦ヤマト」における宮川泰御大の膨大な楽曲群の調べ、「超時空要塞マクロス 愛おぼえてますか」のラストのミンメイ・アタックの正の感動、放課後と音楽と青春を描く「けいおん!」の音楽たち。こうしたアニメと音楽の蜜月の原点は、さかのぼればすべてディズニーへと集約される。音楽に心地よく酔い、アニメの物語に埋没するイントロデュースとなる。さすがディズニー。とかいいながら昨今のディズニー映画やそこから分岐したCGアニメは得意じゃないですw

「ハイスクールミステリー学園七不思議」(1991)
 「菜々」不思議ねw 学校の心霊現象や不思議、怪奇現象を扱ったアニメで、原作はつのだじろう氏の「学園七不思議」。つのだじろうさんといえば「空手バカ一代」が有名だが、つのだ氏原作の漫画がアニメ化されたのは「空手バカ一代」以来17年ぶりだったという。
 「学校の怪談」が94年にドラマ化したり、95年に実写で劇場版化していることを考えると、こうした怪奇現象ブームに先鞭をつけていた作品だとも思えるが、こうしたブームには必ず「ゲゲゲの鬼太郎」の出番となる。現在鬼太郎を演じる声優さんからとられたいわゆる「ゲゲゲの沢城くん」が放送中だが、96年から第4シリーズが放送していた。ちょっと遅いんだよねw この時の鬼太郎役は松岡洋子。主題歌は憂歌団が担当した。怪奇ブームはだいたい10年周期で巡ってくるらしく、鬼太郎さんの出番もそれに合わせておおよそ10年周期になっているあたりが面白い。筆者はノイタミナ枠でやってた「墓場鬼太郎」が大好きです。

「∀ガンダム」(1999)
 西暦2000年を目前に作られた、富野由悠季監督の手による、いわゆる正史のガンダムではあるが、「∀」という文字が示す通り、正史および別時系列のガンダム作品すべてを包括する記念碑的作品となった。先史時代の最終戦争によって地球の機械文明は滅び去り、残された人々の暮らしは15世紀の産業革命ぐらいにまで退行、一方月へ逃れたムーン・レイスは再び地球への帰還を夢見て地球に残った人間と接触し始める。先遣隊の一人であったロラン・セアックはいくつかの偶然から地球の人間たちの中で暮らしながら、月からやってきた月の女王ディアナ・ソレル率いるディアナ・カウンターと、地球の人間たちが組織した軍隊ミリシャの小競り合いに巻き込まれてゆく。ロランはディアナの真意を知り、平和裏にムーン・レイスの人々が地球に帰ってこられる道を探すが、ムーン・レイスの側も一枚板ではなく、地球帰還の反対派アグリッパ・メンテナーと結託した武闘派ギム・ギンガナムによって地球侵攻作戦が開始される。ロランはディアナ・カウンターとミリシャの連合軍の先鋒として、∀ガンダムを駆り、戦争に駆り出されてしまう、という話。

 物語全般にゆったりとした空気感が流れるのは、ロランたち主要キャラクターのデザインの柔らかさもあれば、菅野よう子の豊かな表現の音楽のせいもあるだろうが、何より設定上産業革命時点まで後退してしまった地球文明に大きく由来する。かつての戦争で黒歴史とされ、封印されたマウンテンサイクルの発掘によって掘り起こされた先史文明の名残として登場するMS群と、ミリシャの部隊が使う複葉機などが戦闘であいまみえる映像は、最初にこれを見た時にはこれが普通に当たり前にみられるとはとても思えなかったのだが、視聴し続けていくうちに富野マジックにでもかかったように、これもあり、になってくるから面白い。戦争の悲惨さを前面に出すのではなく、核兵器や現代兵器の危険性を声高に叫ぶのではない方法論の演出は、逆に戦争の無残さを見せつける結果となる。
 動画で使用されている楽曲は番組後半を飾った「CENTURY COLOR」。

「PCエンジンDuo」(1991)
 初代ファミコンのころからゲームにはうとく、ゲーム機自体に本気で興味を持ち出したのは初代プレイステーションの頃だから、それ以前に関しては全くの無知。ファミコン→スーファミ→64と、任天堂ゲーム機の変遷は知っていても、それ以外の機種については全く記憶がない。それでも友達の家に行けばゲーム機がなんらかおいてあるので、それがファミコンとはだいぶ違う機体なのに、こんなゲームもできるんだ!ぐらいな記憶しかないわけで。
 さてPCエンジンは1987年に発売されたゲーム機で、NECとハドソンの共同開発による家庭用ゲーム機。CD-ROMを採用したゲーム機としては国内初であり、当時はメガドライブ、セガ・マークIII、スーファミと競合したという。その「Duo」は1991年に発売された改良機であり、SUPER CD-ROM2と一体化したモデル。最近書店に並んでいる家庭用ゲーム機の本によれば、スペックは高いものの、任天堂に勝てなかった負けゲーム機として紹介されている(失礼な)。当時CMでCMソングを歌っていたのは4歳のCrystal Kayだという。あさりよしとおの漫画「宇宙家族カールビンソン」にえんじん昔ばなしってネタがあってね。筆者が知っているのはそのくらいって話(泣)

「17才」(1971、1989)
 どえらい再現度!森高千里が「17才」をヒットさせたのが1989年。同じ年アルバム「非実力派宣言」にも収録されている本曲は、金と青を配したド派手な衣装、むしろ横に広がったスカート、意図的に見せるパンチラに長い脚といったヴィジュアルで、たちまち人気者になっていく。その後、本来のシンガーソングライターとしての才能をいかんなく発揮し、CMやドラマの主題歌へと起用されてヒットメイカーとなっていく。
 その「17才」を最初に歌ったのが1971年に、この曲でデビューした南沙織である。「日本のアイドル1号」と称されることもあるが、同時期にデビューした天地真理や小柳ルミ子を含めての話であり、その称号のほとんどは天地真理による印象が強い。それほど天地真理の陽性の明るさがアイドルたらしめていたのだろうか。南沙織の健康美に裏打ちされた愛らしさには、どこか沖縄の影が付きまとう。ちなみに1号である理由は、デビューが一番先だから。この「17才」は森高によってリバイバルヒットしたが、「色づく街」は三田寛子によってカバーされ、ヒットしている。

八神純子「時代」(2012)
 「時代」は中島みゆきの作詞作曲の名曲である。1975年に「第10回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会」と「第6回世界歌謡祭」にてグランプリを受賞。その年にシングルが発売され大ヒットとなった。中島みゆきの代表曲の1曲であるから、ベスト盤にも何度も収録され、本人たっての希望で新録されたこともある。カバーされることも多く、耳になじんだところで薬師丸ひろ子によるカバー(1988)や研ナオコ(1978)などが有名だろうか。いずれのカバーでも大事にされているのは、どんな人にも訪れる深い悲しみの瞬間に、そっと寄り添って背中から抱きしめてくれるような暖かな歌詞である。そしていつかはその悲しみも癒えるというささやかで確かな希望なのだ。
 2012年、カバーアルバム「VREATH 〜My Favorite Cocky Pop〜」にて「時代」を歌ったのは八神純子。1978年「みずいろの雨」が大ヒットし、その後も「パープルタウン」(1980)や「Mr.ブルー~私の地球~」(1980)などをヒットさせた。86年に結婚後渡米し、しばらくは育児に専念していたが、2011年に本格復帰し現在に至る。先のカバーアルバムは復帰後の活動の一環による。

イルカ「なごり雪」(1975)
 そもそもは「かぐや姫」のアルバム収録曲の1曲で、著名なイルカの楽曲はあくまでカバーなのだ。それでも早春のころの切なさがよぎる楽曲として、これからも歌い継がれてほしい1曲である。70年代フォーク・ニューミュージックの楽曲は、世代や世相を歌うもの以外にも、季節や情景を織り込む抒情的な物が多い。南こうせつとかぐや姫の「神田川」しかり、古館伊知郎に「青春の般若心経」と呼ばれた「精霊流し」しかり。
 補足しておきたいのは、フォークソングとニューミュージックの違いの話。本来反戦歌として誕生したフォークは、日本では反戦歌というよりも反体制の主張として歌われていく。だが徐々に抒情的な風景や風情を盛り込むようになり、フォークソングは分派派生していく。たとえば「神田川」は「四畳半フォーク」と呼ばれたように、歌い手の主義主張を盛り込むのではなく、より当時の世情に寄り添うように誕生したのが派生形のフォークなのだ。その派生フォークから主義主張を抜き去り、歌詞世界だけでなく音楽的にも飛躍を遂げたものが「ニューミュージック」と呼ばれ始め、当時の若者の等身大の事物を歌詞に取り込んで見せる。それゆえに恋愛や日常生活などが主に取り込まれていくこととなり、松任谷(荒井)由実はその旗手と呼ばれることになる。つまりフォークとニューミュージックは、作り手によって分類されるものではなく、本質的に歌詞内容と音楽性によって分類されるべきものであるから、レッテルとして歌手に貼り付けることはやりづらい。特に叙情的なフォークとニューミュージックを完全に区別することは不可能であり、所詮ニューミュージックはフォークからの派生でしかないので、如何にその曲の誕生経緯が戦後の闘争に結びついているか? 反社会性を含んでいるかを見極めるしかない。その意味ではJ-POPとしてひとまとめで括られてしまう現在では全く意味をなさない議論であり、こうした議論こそがまさに「昭和」そのものといっていい。

「Dr.スランプ アラレちゃん」(1981)
 1980年に週刊少年ジャンプにて連載開始された「Dr.スランプ」は、「ドラゴンボール」で有名な鳥山明原作の漫画。「ドラゴンボール」よりも先に本作を読んでいた身としては、あまりに格闘マンガにシフトした「ドラゴンボール」が受け入れがたく、いまでもどちらかといえば「Dr.スランプ」のコメディ漫画の方が好きだなと思ってしまう。それでも原作漫画にはトーナメント方式のバトル回があるので、今となっては「ドラゴンボール」の試金石だった可能性もある。ド田舎であるペンギン村に住む則巻千兵衛は自称天才科学者で、自身が作ったスーパーアンドロイド・則巻アラレと暮らしている。二人の日常と時折飛び出す冒険によって、彼らのはちゃめちゃな日常を描くスラプスティック・コメディだ。どっかから拾ってきた卵を孵化させれば、ガっちゃんは生まれるし、最強のロボットとしてDr.マシリトの作るロボット・キャラメルマンと戦ったり、せんべえさんは憧れのみどり先生と結婚するし、ターボくんは天才だし、中国人のふしぎな一家が落っこちてくるし、アラレちゃんの頭身は徐々に小さくなっていく。81年は「~アラレちゃん」と題してアニメ版がスタート。この放映によって作品は完全に火がついて大人気となっていく。水森亜土が歌う主題歌等も大ヒット。動画で使用されているのは「いちばん星み~つけた」という曲で、リリカル方面の曲である。これも動画のシンクロ率が高い。最後の手を振るところが、う~ん、たまらん。

「ティファニーで朝食を」(1961)
 オードリー・ヘプバーン主演の映画。自由気ままな暮らしをしているヘプバーン演じる主人公の女性が、金持ちとの結婚を夢見ながらも、日常の中で惹かれあう作家の男との恋の中に真実の愛を見つけるまでの物語。原作にもある通り主人公の女性は娼婦なのだが、この役に最初に抜擢されたのは、当時のアメリカのセックスシンボルだったマリリン・モンローだったという。原作者自身も主人公をモンローにあてることを条件に映画化契約を行ったのだが、セックスシンボルのイメージを嫌ったモンローに断られてしまい、ヘプバーンにと白羽の矢が立ったという。映画自体が評価されたことよりも、劇中でヘプバーンが身につけたサングラスがアメリカの女性の中で流行したり、ファッションブランド・ジバンシィの作ったドレスが人気を博したりと、まるで90年代のトレンディ・ドラマの走りのように、劇中で使用されたプロップが注目を集めた映画かもしれない。この作品が人気を博し、ヘプバーン自身が主人公と同一視されると、彼女はそれを否定したという。
 彼女は1993年にこの世を去ったが、生前最後に出演した映画「オールウェイズ」を筆者はリアルタイムに劇場で見た記憶がある。恋人を残して死んだ森林消防士に、自分が死んだ後の恋人の姿を見せる神様役を演じたのだが、そのやわらいオーラのある神様然とした神々しい演技のオードリー・ヘプバーンは、映画を別にして素晴らしいシーンだったことを今でも覚えている。ユニセフ親善大使であった(だからどうしたw)。
 一応三村さん風にツッコんどくよ。「ダジャレかよ」w

「西遊記」(1978)
 筆者は子供のころからタレント・堺正章というひとが大好きだが、それはフジのかくし芸大会でのミスターかくし芸もそうだし、「天皇の料理番」「キッド」といった俳優の側面もだが、やっぱりこの番組にとどめを刺す。第1シリーズは日本テレビ開局25周年番組として製作され、中国ロケなども行われた。奇しくも日中平和友好条約が締結された直後の話である。なんといっても故・夏目雅子の演じる三蔵法師の美少年っぷりがいいのだが、これ以前の三蔵法師が役立たずの優男のイメージを脱して、役には立たないが美青年方向に舵を切り出したのは、この作品からかなと思わないでもない。そして堺正章・西田敏行・岸部シローの絶妙ともいえる台詞のパスワークには、ドラマの脚本かはたまたアドリブか、判別しがたいほどに素晴らしいものだ。DVD-BOXもあるので、ぜひ一度見てほしい。撮影が押して時間がない時に、メイクや衣装のまま撮影場所から外に食べに行った時の話はつとに有名。広大な風景の多くは冨士の裾野の自衛隊の所有地で行われているが、西田敏行が用を足しているときに、そのそばを戦車が入って入った話も面白い。たぶんキャストにインタビューをすれば、まだまだ楽しい話が聴けるはずであるが、いっそこうした古めの作品を深夜枠で再放送し、キャストインタビューをつけ足せば、なかなかに数字が取れるのではないだろうか?

太川陽介「Lui-Lui」(1977)
 1976年「陽だまりの中で」という曲でデビュー。曲の最後の歌詞「ルイ・ルイ!」でポーズを決める、3曲目で発売したこの曲が大ヒットとなり、たちまちお茶の間の人気者となる。昨今の太川陽介さんは、蛭子さんと一緒に出演した「路線バスの旅」シリーズで名が知られた方であるが、この方のマルチな才能はデビュー当時より抜きん出ていたと思わざるを得ない。デビューした直後にサンデーズとして出演していたNHK「レッツゴーヤング」の司会に抜擢されたのは1979年。以降番組終了の1986年まで司会を務めており、歴代メイン司会者の中では最長を誇る。その後歌手業の傍ら俳優業に転じるのだが、ここで忘れてほしくない2作品に出演する。一つは水谷豊主演の「熱中時代」シリーズに、主人公・北野先生が下宿する校長先生(船越英二)の一人息子役で出演している。第1シリーズでは教育者として厳格な父親に反発する高校生であったが、第2シリーズでは親の庇護から脱しようともがきながら、それでも前向きに生きる浪人生を好演しており、年齢が近いせいか北野先生に夜中に相談する微笑ましいシーンが続出した。今一つはこちらも日テレ系で放送された「猿飛佐助」に佐助役で主演したことで、この作品自体が「西遊記」の後番組であるが故、記憶にある人もいるだろう。その後は舞台へと活躍の場を移し、活躍。大阪の舞台で出会った女優・藤吉久美子と結婚した。舞台は定期的に出演しており、10年来レギュラーとして出演した舞台では、初舞台以降体形変化なく、同じ衣装を着続けているという努力の人でもある。その一方で旅番組には継続的に出演。先の「ローカル路線バスの旅」のヒット以前にも多くの旅番組に出演したが、やはり日テレの「ぶらり途中下車の旅」ではほぼレギュラーとして最多回数出演を果たしている。つまり70~80年代の司会、90年代の舞台俳優、そして2000年代の旅番組レギュラーと、立場を変えて芸能界で生き延びてきた苦労人なのである。昨今奥さまの話題で賑やかせたが、インタビューを受けたバラエティ番組での話によれば、仕事に息詰まったら、太川さんご自身でTV局に売り込みに行き、これまでかかわった番組のスタッフに声をかけるのだという。そうした地道な活動が、現在の彼のゆるぎない自信と地位を築いているらしい。あら、ええ話w

尾崎紀世彦「また逢う日まで」(1971)
 おい、ひげ! 尾崎さんはクチヒゲもだが、むしろアゴヒゲの方なんだが、まあ言うまい(言っとるがなw)。2012年に物故された尾崎紀世彦。60年代はいくつかのバンド、コーラスグループを経て、70年代にソロデビュー。1971年に発売された本曲が大ヒットし、この曲で日本レコード大賞を受賞している。69年生まれの筆者にとっては2歳の時の話なのだが、筆者の母は口髭、顎鬚を蓄え、圧倒的な歌唱力でこの歌を歌う尾崎紀世彦が大好きだったという話を聞いたことがある。
 特撮好きにとって忘れがたいのは「宇宙刑事シャリバン」のゲスト出演回だろうけど、それ以前、「ジ・エコーズ」名義で「ウルトラセブン」関連の楽曲を歌っていることでもつとに有名な話。
 ここからはあくまで個人的な印象だが、「また逢う日まで」が一つ屋根の下で暮らしていた男女が分かれていくその日を、男性目線で歌にしたものであるが、これを女性目線で歌にしたものがキャンディーズの「微笑みがえし」なんじゃないかって思うことがある。

ナイアガラ・トライアングル「A面で恋をして」(1981)
 大瀧詠一・佐野元春・杉真理の3人のユニットからなる「ナイアガラ・トライアングル」によるシングル2枚目。そもそもはアルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」からの先行シングル。このアルバム、レコードですげー聞いたわ。
 ナイアガラ・レーベルといえばどうしても忘れがたいのは「NIAGARA CM SPECIAL」シリーズで、70年代から80年代初期にかけての大瀧らが関わったCMに関する楽曲だけを集めたアルバムで、こちらも本当に当時よく聞いたアルバムだった。筆者の中学ではお昼の時間に校内放送があったが、これとオフコースとアリスのリピート率が高かったのは、当時の放送委員のせいだ。筆者がこれらのアルバムを聴くようになったのも、このお昼の放送のおかげである。
 大瀧詠一が亡くなったのは2013年。彼の楽曲で思い出すのは松田聖子の「風立ちぬ」、小泉今日子の「快盗ルビィ」、森進一の「冬のリヴィエラ」、小林旭の「熱き心に」といった提供曲だろう。ハイトーンで耳になじみやすいメロディ、聴き続けていて決して不快にならない楽曲が特徴だ。ご本人の「幸せな結末」はドラマの主題歌だったが、このタイトルが自身が所属したバンド「はっぴい・えんど」に由来するとすぐに気づけたヤツは、間違いなく昭和の人だ!(どーん)

「ひらけ!ポンキッキ」(1973)
「おはようこどもショー」、「ママとあそうぼう ピンポンパン」「おはようスタジオ」と並ぶ、昭和の鉄板朝の子供番組(「ヤーレンソーラン北海道」で知られる「ジャンケンキッズ」は平成だ!)。この番組から生まれたヒット曲は多いが、「およげたいやきくん」や「いっぽんでもにんじん」を筆頭に様々な楽曲がこの世に誕生した。世代によっても認識している楽曲は違うだろうから、「パタパタママ」やら「空飛ぶ三輪車」やら「ほえろマンモスくん」やら「かまって音頭」やら「ホネホネロック」でもなんでもいいけれど、こうした楽曲で豊かな感受性を育てる一方で、ビートルズをはじめとする名曲の一部を使った短い教育的映像の数々は、現在の投降動画にも通じるものがある。特にビートルズの名曲を使ったものが多く、大人になってからポンキッキで使われていたあの曲がビートルズだったこと知る人は多かったのではないかと推測する。ちなみに動画でも使用されている曲はザ・ヴェルヴェッツの「Lana」。

ヴァン・ヘイレン「Mine All Mine」(1988)
 今回この記事を考えるまで、「ヴァン・ヘイレン」というロックバンドがどういうものか、全く知らなかった。OVA「トップをねらえ!」に登場する主人公ノリコがファンだったという情報以外、特にオタクシーンに登場する理由もなく、なんでこれほど彼らと彼らの楽曲が愛されるのか、その理由を考えても筆者にはよくわからない。
 ヴァン・ヘイレンのデビューは1978年。ヴァン・ヘイレン兄弟によって結成されたロックバンドであるが、デビュー以降何度かメインボーカルが交代している。動画で使用されている楽曲は2代目ヴォーカルであるサミー・ヘイガー時代の曲である。ええ、本当に洋楽に疎い筆者でごめんなさい。

EC「ハスラー2」(1986)
「トップガン」(1986)で好評を博したトム・クルーズが、若手ハスラーとして出演し、当時の日本にビリヤードブームを巻き起こした作品。物語は名優ポール・ニューマンが主演した「ハスラー」(1961)の続編である。ポール・ニューマン演じる凄腕ハスラーが、トム・クルーズ演じる若きハスラーと共に大会での優勝を目指す物語であり、クライマックスは二人の天才ハスラーによる大会準々決勝のゲームに集約される。筆者は1度しかビリヤードをやったことがないが、少し小金を持った高校時代の友人たちはこぞってビルヤード場でビリヤードの腕を競っていたが、東京の北の端に住む牧歌的な地方都市に住む少年にとって、ビリヤード場なんてボウリング場に割り当てられた1台しかない場所であり、どうにも映画のようなカッコイイ雰囲気には程遠かったので、ビリヤードには縁遠かった思い出がよぎる。筆者の記憶が正しければ、この映画のヒットにあやかって、週刊少年マガジンでビリヤードマンガが連載されていたと思うんだけど、なんてタイトルだったか思い出せない。曲はエリック・クラプトンの「It’s In the Way That You Use It」。

横浜銀蝿「ツッパリHigh School Rock’n Roll(試験編)」(1981)
 横浜銀蝿の正式名称を正しく覚えている人は、幸せである。80年代をおだやかに暮らしたであろうから。正しくは「THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL」という。1979年にメジャーデビュー。「つっぱり」や「不良」「暴走族」といった印象のタームや衣装などを前面に押し出し、そのスタイルや曲の歌詞にも反映させてトータルコーディネイトされたメンバーとその楽曲群は、「銀蝿一家」として一大勢力となる。ジョニー、杉本哲太、嶋大輔といったメンバーを擁し、さらには妹分・岩井小百合などもおり、ファミリーは拡大し続けたが、やがて収束。1983年に一度解散となるが、その後再結成し、現在もなお活動中である。
 メジャーデビューから2曲目の「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」(1981)がスマッシュヒットし、たちまち大人気となる。動画で使用されている「試験編」も同じ1981年にリリースされており、その人気と勢いのほどがうかがえる。横浜銀蝿はこうしたコミックソング寄りの楽曲もいいのだが、本人たちが照れずに歌う真面目な曲は、当時の10代に直接的に響くテーゼのようなものが編み込まれている歌詞があり、これでなかなか一筋縄ではいかないバンドである。動画後半の数え歌部分は、個人的に爆笑でした。エイトマンがwww

チェッカーズ「ジュリアに傷心」(1984)
 1983年「ギザギザハートの子守唄」でデビュー。デビュー当時、まだ志賀正弘司会の子供向け朝の情報番組「おはようスタジオ」によく出演しており、筆者はそのデビュー当時からよく見知っていたし、彼らはすぐに人気者になるだろうと思っていた。楽曲が売れるまでにちょいと時間がかかり、2曲目「涙のリクエスト」が大ヒットする。当時「ザ・ベストテン」でも公言していたが、もし「涙のリクエスト」が1位を取った暁には、「ギザギザハートの子守唄」も歌わせてほしいといっていたが、彼らのこの願いは実現したのだろうか?
 動画で使われている「ジュリアに傷心」は5曲目のシングル。ちなみに「傷心」は「ハートブレイク」と読ませる。彼らのデビューから11曲目までのほとんどの楽曲は作詞・売野雅勇、作曲・芹澤廣明によって作られており、デビュー直後のチェック柄の衣装やメインボーカルであるフミヤ(藤井フミヤ)のヘアスタイルなど、すべてトータルでプロデュースされていた。特に楽曲群に関する統一感は、芹澤の作るアニメ「タッチ」の楽曲群と同じちょっと懐かしい感じの匂いがするのがたまらなくいい。その後メンバーが作る楽曲を歌うようになり、そこからチェッカーズはそれまでと異なる道を歩み始めるのだが、1992年に解散。メンバー内の不和とのもっぱらの噂だったが、筆者はこのころからチェッカーズを聴かなくなった。動画で実によく動く男性陣のダンスに、気持ちよく見惚れてしまいました。

「ザ・ベストテン」(1978~89)
 TBSが誇る音楽ランキング番組。番組プロデューサーが実際に空港の反転フラップ式案内表示器をみて考案したランキングボードで、番組に寄せられたリクエストや有線のリクエスト、レコード売上げ、ラジオ局各社のリクエストランキングなどを集計してポイントとして表示。ランキング10位から上位に向かって発表し、きらびやかなミラーゲートを通って登場したり、中継で結んだ場所から登場した歌手がその楽曲を歌う番組だ。初代司会である黒柳徹子&久米宏の名調子(?)や女性歌手への久米宏のセクハラまがいのボディタッチなど、歌以外の見どころの多い歌番組であった。ダイノジの大地さんの持ちネタ「黒柳さぁ~ん、マッチで~す」の元ネタは、この番組で中継先の近藤真彦が黒柳さんに呼びかけるシーンである。月曜日の日テレ「ザ・トップテン」、フジの「夜のヒットスタジオ」、NHK日曜の「レッツゴーヤング」テレ東日曜の「ヤンヤン歌うスタジオ」と、70年代から80年代は歌番組が多く、それゆえにヒットチャートは音楽好きならずとも多くの若い人にとっては関心事だったのである。
 とんねるずの「青年の主張」の歌詞によれば、「ベッテンとかレッツヤンとかは、入り時s間わかってっからいいけどォ」ということらしい。うん、まあそういうことらしい。

山口百恵「プレイバックPart2」(1978)
 山口百恵さんの22枚目のシングル曲。この年のレコード大賞の金賞に輝く名曲である。「モヤモヤさま~ず2」に「1」はないが、この曲にはちゃんと「Part1」がある。シングルカットはされていないが、アルバムに収録されている。当ブログでは何度か書いたが、70年代後半の歌謡界は、「男はジュリー(沢田研二)、女は百恵」だった時代が確かにあった。これを象徴するように、本曲には沢田研二のレコ大受賞曲である「勝手にしやがれ」がインスパイアされているという。本曲の歌詞にある「ステキな曲」は「勝手にしやがれ」であり、「勝手にしやがれ」の歌詞に登場する「出ていった女性」のその後を描くアンサーソングがこの曲であるという。まあなんとおしゃれな話。
 曲の出だしに登場する「真紅のポルシェ」の歌詞が、NHKでは商品名に相当するために、「クルマ」と歌われたことはつとに有名な話であるが、この「真紅のポルシェ」がどの車種に相当するのかは明言されていない。
 動画の衣装のミニって、往時の山口百恵さんが絶対に着ない長さだったから、なんか感慨深いわ。

松田聖子「夏の扉」(1981、TV音源)
 1年ぶりに乳ネタきたわよw このシリーズ、殿堂入りですなw
 松田聖子5枚目のシングル曲にして、資生堂「エクボ」のCM曲でもある。「♪フレッシュ フレッシュ フレーッシュ」のリフレイン部分がCMでも効果的に使用されており、とても印象深い。この頃の松田聖子はまだ喉をつぶしてはおらず、かなり地声に近い声での歌唱となっている。特に「♪裸の2人つつんでくれ~るぅ~」というくだりの、ちょっと鼻濁音が混ざる歌唱には、松田聖子の歌唱力の確かさが現れている。筆者的にはこの曲の次の曲である「白いパラソル」の方が好きで、ちょっとメロウな感じの楽曲の方が、彼女に似合っていた感じで、ちょっと背伸びした感じの楽曲の方がフィットしていたと思える。「小麦色のマーメイド」とかね。
 そういや、ベストテンに山口百恵と松田聖子が一緒にいた場面ってあったんだろうか? あったとしても「夏の扉」ではないけどね。ないとしたら「if」なわけで。

EC「未来少年コナン」(1978)
 動画は宮崎駿監督のTVアニメ「未来少年コナン」のアイキャッチから。「未来少年コナン」は宮崎の初監督作品であるが、同時にNHK初のアニメーションシリーズでもある。これあるからこそ「アニメ三銃士」や「太陽の子エステバン」「ふしぎの海のナディア」があるのだ。アレクサンダー・ケイのSF小説「残された人々」を原作としているが、宮崎の意向により大幅に改変した結果、完成作品のような冒険活劇が出来上がった。現行の宮崎アニメやジブリアニメ好きを公言する人にとっては、本作のような作りはあまり信じられないだろうが、放送当時にこれを見ていた世代にとっては、「ルパン三世 カリオストロの城」や「天空の城ラピュタ」のような冒険活劇こそが宮崎の本領発揮だと思っているので、「ポニョ」とかなんか違うのよ。逆に「紅の豚」の飛行艇のドッグファイトとか、「風の谷のナウシカ」の戦車のシーンなんかをみると、ものすごくニンマリする。

「逆転イッパツマン」(1982)
 シリーズ第6弾として放送されたのが「逆転イッパツマン」。下ネタスレスレのこのネーミングセンスとは裏腹に、前シリーズの主人公ヒーロー一人、巨大ロボット1体をさらに推し進め、時間と空間を超えてリース業に励むタイムリース社とシャレコウベリース社の同業2社の、表立って発表できない裏の激突を描く作品。こう書くとシリアスっぽいでしょ。実際主人公イッパツマンはシャレコウベリース社の放つスナイパーと三悪によって一敗地に塗れるという大偉業を成し遂げる。まさにサブタイトル通り「シリーズ初!悪が勝つ」のである。だがその後のイッパツマン強化と逆転王から三冠王へのチェンジの引き金ともなり、もののみごとにあだ花となってしまうあたりも微笑ましい。OP,EDともに名曲であるが、逆転王変形合体時にかかる「嗚呼 逆転王」がまた名曲!

EC「ヤットデタマン」(1981)
 シリーズ5作目。1981年に登場したのが「ヤットデタマン」。それまでの主人公男女二人組から男性一人へと変更。主人公が扱うメカも巨大ロボット1体となり、さらには後の「王道復古」にて「シリーズ唯一顔が違う」と言われた三悪のデザインの変更と、シリーズの中で大きなテコ入れが行われた本作。もう1点面白い設定は、1000年後の未来から来たナンダーラ王国のお姫様を助けるために、王位継承権の証であるジュジャクを捕まえるために時間を旅するという骨子である。三悪はその王国の乗っ取りを企む没落王族であり、コケマツ王子を次代王位につけるため、ジュジャクを狙っている。つまり現代の人間たちが未来の人々の王位継承争いに巻き込まれているって話なのである。自意識を持ったロボット「大巨神」が、大河原デザインの足裏の偏平足を気にするとか、どう考えても重箱の隅としか思えない楽屋落ちネタが、気持ちよく腑に落ちる笑いである。EDを歌うのは故・鈴木ヒロミツ氏。

徳垣とも子「ホロレ・チュチュ・パレロ」(1989)
 アニメ「魔道王グランゾート」のED。おもしろかっこいい前年の「魔神英雄伝ワタル」と、翌年の超おもしろかっこいい「魔神英雄伝ワタル2」の間で放送されていた作品で、「覇王体系リューナイト」(1994)と並び、頭身の低いロボットたちが活躍するサンライズ製作のアニメだ。筆者はこの作品が大好きで、「ワタル」シリーズも嫌いではないが、どうしてもグランゾートに肩入れしてしまうくせがある。両親の元を離れて空気の生まれた月へ、一人やってきた少年・大地。ふとであった月の裏側の世界に住む耳なが属のV-メイとグリグリと出会うことで、月の世界を暗転させた邪動族との戦いに巻き込まれていく。やがて集う仲間、ガスとラビを加えて、三人の魔動戦士の旅は少年たちの成長を促し、ついには月の聖地ルナを取り戻す戦いへと進んでいくという物語だ。でっかい顔の像として現れ、変形して人型になる魔動王グランゾート、ウィンザード、アクアビートの、はったりの効いたデザインがなんといっても目を引くが、実に長いグランゾートの呼び出しから変形、搭乗までのシーンが、いわゆるロボットアニメで言うところの合体変型に相当するシーンであるが、このシークエンスがやっぱり見ていて楽しいのであるから、これこそがロボットアニメの華であることを痛感できる。EDの曲は旅のパーティのマスコット・グリグリをフューチャーした曲。タイトルにもなっている呪文で出てくるのはほぼニンジン一択で、劇中ではまるで役に立たないが、歌では気になるあの子も引き付けちゃう魅力魔法だといっている。真実は如何にwww
 いまさら気づいたのだが、最近のアイマスは、男女混合もいけるのですかね? これって「35億!」もいけるってことですよね?

「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(1993)
 12年に1度の酉年の1月。離婚寸前の両親を置いてカラオケボックスに赴いた主人公3姉妹は、そこで出会った十二支の一人お酉さまと出会う。その年の平和と安全を願うはずのお酉さまは年末年始のカラオケ三昧で力を失ってしまったことを口実に、その役目を3姉妹へと移譲することにする。こうしてお酉さまの使命を受けた3姉妹・シュシュトリアンの、ご近所の平和と安全を守る戦いが始まるのである。1981年「ロボット8ちゃん」から始まったフジテレビの東映不思議コメディシリーズは、13年の時を経て本作を持って幕を閉じることになる。ちなみに動画で使われている音源はTV音源。
 3姉妹雪月花の3人は、月子役の女優さんが今でもCMで活躍しているのを拝見するのみで、他の2人は引退しているのだが、笑顔が小学生らしくない雪子役の女優さんは、「忍者戦隊カクレンジャー」の鶴姫役で、スポット的に現場復帰する。公開が控えている「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」にもゲスト出演することが告知されているので、楽しみな事である。

「カーキン音頭」(1991)
 河内屋菊水丸の名調子で始まる、「カーキン音頭」は、リクルート社発行のアルバイト情報誌「フロムA」と「フロムA to Z」の発売日である火曜日と金曜日を告知したCMソングである。河内屋菊水丸は大阪を拠点に活躍する吉本の芸人さん。1984年に流派「新聞詠み
」を興し、エレキギターやシンセサイザーを使い、時事ネタを盛り込んで河内音頭を歌うスタイルで一世を風靡した。この「カーキン音頭」は菊水丸が東京に打って出て大ヒットしたナンバーである。河内音頭の調べは、東京近在の盆踊りの曲調とも異なる独特の調べであり、河内音頭による盆踊りもまた、「東京音頭」の踊りとは異なるアグレッシブかつスポーティな踊りである。真剣に踊れば翌日の筋肉痛は免れない。漫画「おさんぽ大王」(須藤真澄 著)によれば、夏の間しか踊れないはずの河内音頭を、一年中楽しめる施設が河内にあるという。今年の夏はぜひ河内に行って、レッツ!ダンシング!

「ウルトラマンガイア」(1998)
 「ティガ」「ダイナ」に続き、平成ウルトラ3部作の最後の作品。前二作が同じ時間軸の作品だったが、本作のみまったく別の世界設定となっている。主人公・我夢が実験中に出会った銀色の巨人。世界の天才たちが集うアルケミースターズが予言した根源的破滅招来体による地球滅亡が、怪獣出現によって現実のものとなる中、あらかじめ結成されていた組織XIG(シグ)の戦闘機の攻撃でも怪獣による都市破壊を止められない。そこに我夢が実験中に見た巨人が現れ、我夢と一つになり、怪獣と戦い圧倒する。我夢は根源的破滅招来体による地球滅亡を防ぐため、XIGに入隊し、ウルトラマンガイアとして怪獣と戦うことになる。もう一人のウルトラマン、アグルとの対立、物語途中での身バレと、ガイアのバージョンアップに、まさかのアグル復活と、新機軸を盛り込みながら、根源的破滅招来体との対決と二人のウルトラマンの正体がマスコミにバレ、しかもウルトラマンへの変身能力を失ってしまうラストシークエンスの盛り上がり。そして地球怪獣、アルケミースターズ、XIGが協力して根源的破滅招来体へと立ち向かう怒涛のラストと感動は、涙なくしては見られない出色の物語であった。本作では劇場版が製作され、このあたりから時間と空間を越えて強引にでも、別世界のウルトラマンを画面内にそろえることに執着し始める円谷プロであるが、この劇場版で現在活躍中の濱田岳の少年時代(金八前だぜ)が拝める作品となっている。

バブル期(1988~1992)
 昨今平野ノラのネタにされたり、どこぞの女子高校生がバブリーな時期の髪型や衣装を着こんでのダンスが注目を集めたが、本来は株式や不動産を中心とした過度な価格高騰によって経済的拡大が起きたことを示すことで、当時は東京都内山手線内の地価の高騰が引き金となっていたらしい。この好景気に乗って資産価値が高まりを見せ、消費者物価が上がっても民間消費支出も上がる状態が続き、高価なマンションは飛ぶように売れるし、会社も新入社員は大量に採用し、高級車などの高価格帯の商品が驚くほど売れたのである。ダンスで登場したあの時期の衣装や「マハラジャ東京」やら「お立ち台」やらも時代を象徴するアイコンであるが、政府見解としては1988年から1992年初頭あたりまでの時期を示すらしい。筆者はちょうどこの時期に大学受験をして大学生になったが、同級生には別に運動はできなくても水泳のインストラクターになった奴はいるし、アルバイトでもボーナスがもらえたりと、美味しい目にあったヤツの武勇伝は数限りなくある。だがその後の就職氷河期の方がはるかに問題で、2年上の先輩らと一緒に聞かされた企業説明が、自分たちが就職活動する2年後になった途端に無くなったりしたことで、バブル後の厳しさを教えられた世代ではある。歌謡界では「平成~」と銘打ったリバイバル作品が横行し、歌手でもない人間が歌うCMなどに流れる流行歌がバカみたいに売れたし、リバイバルで濡れ手に粟のように儲けた話をずいぶんと聞いた。音楽も出せば売れる時代で、ミリオンヒットが多かったのもこの時期で、皆が見聞きしている物は皆がほしがったのである。この時代の雰囲気を知りたいなら、映画「マルサの女2」が適当だろう。んで、絵がかりあげくんって、なんていいチョイスw

「FiVE」(1997)
 かつて犯罪を犯した5人の少女が、ある男の手先となって犯罪組織と戦う物語。5人の少女を演じたのはいずれの当時旬な少女たちであり、ともさかりえ、鈴木紗理奈、篠原ともえ、遠藤久美子、知念里奈の5人、そして榎本加奈子に深田恭子という布陣。これでヒットしない方がどうかしてる。かつて「熱中時代」や「池中源太80キロ」を放送していた日テレ土曜日のドラマ枠「土曜グランド劇場」のドラマであり、漫画原作のドラマ化も多い時間枠だ。脚本には橋本以蔵氏の名前があることを踏まえれば、カツテノ「スケバン刑事」や「少女コマンドーIZUMI」などを彷彿とさせる作品だったかもしれない。筆者も1度ならず見ているはずであるが、どうもドラマにのめり込めないまま見なくなってしまった作品で、申し訳ない。曲はドラマの主題歌であるMOON CHILDの「ESCAPE」。こちらの動画も、黒とブルーを基調にした、曲とシンクロ率の高い出来栄えが素晴らしいです。

globe「DEPARTURES」(1996)
 90年代の日本のミュージックシーンは、ある意味で小室哲哉という人の独壇場だった。手掛けるアーティストはほぼ売れたし、曲を出せば売れる。よしんばバブルの名残があったにしても、そのほとんどの楽曲が常に日本のどこかで流れていたと思わせるほどの活躍が、当時の小室氏の身の回りだったんじゃないかと思える。現在作家としては引退宣言をしてしまった彼ではあるが、残した楽曲は90年代の偉大な足跡だといっていい。
 蛇足ついでに、「globe」はその小室哲哉とマーク・パンサー、そして小室の妻であるKEIKOの3人で結成されたバンド。「trf」以後の小室サウンドは、globeで表現されてるといっても過言ではなく、KEIKOのハイトーンで透き通った透明感のある高音は、globeというバンドの音設計の方向性を決定づけた。マツコ・デラックスの番組に登場した小室さんの話によれば、当初のglobeは顔出しをしないでも売れるモノは売れるだろうという憶測で、メインボーカルであるKEIKOの顔出しすらしていないジャケットで販売された。楽曲によっては、今では販売戦略として普通に製作されるPVすら作らずに売り出したというから、当時の小室さんの自信のほどがうかがえる。動画で使われている曲はデビューから4曲目。1996年1月1日の発売されている。この日付にも小室さんの自信がみなぎっているといっていい。そして当たり前のように売れたわけだ。2008年を最後にアルバム制作もなく、小室氏の事件もあったり、妻のKEIKOの病気などもあり、現在は活動休止状態のバンドである。

 
「ミラクルジャイアンツ童夢くん」(1989)
 1969年生まれの筆者にとって、「野球」と「相撲」はかなり身近なスポーツであり、親がよく見ていたこともあり、日常的に見慣れたスポーツである。だから今でもこの二つに関しては見るでもなくスポーツニュースを見るし、ペナントレースはそれなりに気になるし、6場所の優勝力士は知りたいし、どの力士が上位に上がってくるかは、空気を吸うように当たり前のこととして情報を享受していた。この二つは世間話としても定番であるから、社会人になっても天気と野球と相撲は、話題として当たり前だったのだ。
 だがサッカーがスポーツ観戦のメインストリームに躍り出てくるころから、こうしたスポーツ熱も徐々に失せてくる。まあそんなことより研究や仕事に集中していたからだが、こうして観戦する側の選択肢が増えたあたりから、人は野球と相撲から少しずつ離れていったような気がする。そんな時期に登場したのが本作だ。
 なにせ本作は、優秀な人材を野球界に残すために、年齢制限を撤廃したプロ野球の世界で、少年野球選手がその力をいかんなく発揮して大活躍するアニメなのだ。実名のキャラが登場する読売巨人軍のみならずセ・リーグを巻き込んで全面協力となった本作は、実は石ノ森章太郎原作の作品だ。面白いのは小学館が発行する学年誌の1年から6年まで全誌において連載が実施され、石ノ森をはじめとして複数人の漫画家が同時に同じ作品をコミカライズしていたという。
 主題歌は「ボクらの夢によろしく」で、歌うのは当時の欽ちゃんファミリーの中核であった「CHA-CHA」だ。よかったな、勝俣w

「仮面天使ロゼッタ 漆黒のフレイア」(1999)
 1998年にテレビ東京系の深夜で放送されていた「仮面天使ロゼッタ」。普通の女子高校生・あすかが、父親からお守りとしてもらったアイテムを使い、ロゼッタとして戦う物語。本作の一番のトピックとは、あすかの父親が現役の戦士であり、父と娘が代々続く宿命に従って敵と戦うことであり、その父親役は「快傑ライオン丸」の獅子丸を演じた潮哲也氏であった。かつてのヒーローの再誕とあすかを演じるアイドル・吉井怜の組み合わせが、見ていて実に爽快だったのを今でも覚えている。ちなみに製作は円谷映像であり、同社は当時「エコエコアザラク」「ねらわれた学園」「真・女神転生デビルサマナー」など、深夜枠の番組に絶対の自信を持っていたし、本家円谷プロですら「サイバー美少女テロメア」(1998)などを送り出しており、本家ウルトラ以外の場所で作品展開していた時期だ。
 なお「漆黒のフレイア」はオリジナルビデオとしてリリースされ、内容的には本編に組み込まれるような内容だが、特筆すべきは影のロゼッタともいえる「仮面少女フレイア」の登場だ。なんでも衣装デザインはロゼッタのNGデザインらしい。なお「獣神ライガー」と同様、本作のロゼッタと同じ名前の女子プロレスラーが同時期に登場していたというが、当時すでに斜陽だった女子プロレスを見ていなかったので、筆者自身は未確認です。

「らんま1/2」(1989)
 「うる星やつら」「めぞん一刻」で知られる高橋留美子原作の漫画。1987年から96年の約10年にわたり週刊少年サンデーに掲載。中国の修行場にある泉におちた青年・早乙女乱馬は、水につかると女体化してしまう体になってしまった。お湯をかぶれば元に戻るのだが、その直し方がわからないまま、父親が勝手に決めた許嫁のいる日本に戻ってくる。そこで出会った少女・天道あかねは、父親の道場を継ぐことができるほどの空手の腕前。ゆえに格闘技に明るい乱馬とはなかなか相いれない。乱馬のライバルや様々な格闘家の乱入によって度々襲われたり大騒動に巻き込まれる乱馬たちだが、そうしたエピソードを経ていつしか互いに心を通わせていく乱馬とあかねなのだが、生来の気の強さと素直になれない気持ちから、なかなか周囲をやきもきさせるという格闘ラブコメディである。
 1989年にはTVアニメ化されたが、後に時間枠の変更に伴い「らんま1/2 熱闘編」とタイトルを変えて続行。基本的に内容は同じだ。あかね役の日高のり子は、すでにアニメ「タッチ」の浅倉南役で人気になっていたが、女らんま役の林原めぐみは本作がデビュー間もない時期の主役であり、イベントなどで大者らしく大暴れする林原を見て、日高のり子は大いに心配したそうだ。動画で使用されているのはED「EQUALロマンス」で、歌うのはCoCoである。CoCoはこの曲でデビューした、フジテレビのバラエティから誕生したアイドルグループである。メンバーは宮前真樹、羽田恵里香、大野幹代、三浦理恵子、瀬能あずさの5人。三浦は後に「R.O.D.」の読子リードマンのあの人です。曲と動画のシンクロ率の高さが素晴らしい。筆者的にはおフランス流格闘ディナーの秘技「グルメ・デ・フォアグラ」がツボです。

「スレイヤーズNEXT」(1996)
 原作「スレイヤーズ」シリーズは、神坂一によるヒロイックファンタジーのライトノベル。アニメとしては1995年から2009年にかけて5シリーズが放送された人気コンテンツだ。自称天才美少女魔導士である主人公リナ・インバースその後一行が、ともに旅をしながら展開する異世界股旅物で、問題を解決したかと思えば、本人が問題そのものだったりと、とにかくギャグ・コメディ要素が強い。「~NEXT」は1996年から放送された第2シリーズである。
 世に声優好きはあまたいるし、中でも林原めぐみのファンは今でも多いと聞く。確かに林原さんの大きな抑揚と朗らかな笑い声、アゲもサゲも独特に聞こえてくる幅広い演技の小器用さは、若いころから抜きん出ていたから、筆者はその小器用さを認めながらも、ずーっと彼女が好きではなく、さりとて嫌いにもなれずにいた。それを決定づけたのは「スレイヤーズ」シリーズのリサ・インバーズ役の小器用さだったように思う。最初のシリーズの1話を見て、「うるさい」と思ってしまったのだ。その後できる限り彼女の声を聴かずに済むように否定してきたが、その一方で前述の「らんま1/2」の女らんま役と並び、リナ・インバースは彼女の代表作となる。んで、いよいよ好きになれないわけだ。そんな彼女がテンション低く演じたのが(→エヴァンゲリオンの項目へ)

「D4プリンセス」(1999)
 原田将太郎の漫画、およびそれを原作としたアニメ化作品。この世界にあるどこかの国、螺旋皇国の第三皇女・瑠璃堂どりすは、皇女としての資格を審査する「審判の日」を迎えるにあたり、自治都市「東方帝都」に留学することになる。罪を犯して行方不明となったどりすの姉・どりあを探す日々は、どりすに様々な試練を与えるが、そこで日々を過ごす中で、どりすは皇女として立派に成長していくという物語。なんでもアニメ版は原作とはまた異なる物語であったというが、筆者は未確認。それにしてもこのアイドルソングでもあり、アニソンでもありという絶妙な楽曲だなあと今さらに思う。アニメを知らない筆者でも、この曲「ドリルでルンルン クルルンルン」は知っている。もはや一種のトランスソングだね、こりゃ。

「新世紀エヴァンゲリオン」(1995)
 (→「スレイヤーズNEXT」からの続き)の「綾波レイ」役だったわけだw もっとも彼女は作品内の兼ね役も多く、エヴァ初号機の声や碇シンジくんの母・碇ユイの声も演じている。この神秘的でいてどこか隣にいるっぽい少女・綾波レイで林原めぐみにコロッと転んだ人も多いと聞く。筆者も転びかけた一人であるが、転ばずに済んだのは葛城ミサト役の三石琴乃さんを、「サイバーフォーミュラー」のあすか役以降お慕い申し上げていたからである。
 さて話がずれたので林原に話を戻すと、そんな筆者でもやっぱり彼女を好きにならざるを得ない状況に追い込まれてしまう。その一つは「カウボーイビバップ」のフェイ役と、もう一つは「シャーマンキング」のアンナ役である。シャーマンキングの時には、喜び勇んで林原の歌う主題歌CDまで購入するほどに、一時的に入れ込み、彼女のラジオ番組までも聴き始めるに至る。その熱病も1年とは持たなかったが、それでも彼女の結婚・妊娠を心から喜んだ。「昭和元禄落語心中」でも相変わらず小器用さは鼻につくが、それでも実力に裏打ちされた器用さは彼女の持ち味なのだ。これからもご活躍を期待しております。と、エヴァの解説全くしてないやw 新作まだかなあwww

「少女革命ウテナ」(1997)
 この作品については、一度がっちりと当ブログで扱うつもりで準備しているのだが、この作品からどういう言葉や評価を引き出しても、その言葉が作品の理解を深めることができるのかどうか、正直自信がない。一筋縄ではいかない作品がある。特に本作の監督である幾原邦彦氏の作品はいずれもこちらの言葉を拒否するかのような作品ばかりであり、それはまた多くの書籍や雑誌に残されるインタビューなどから深読みすることが楽しく、だからといって容易に言葉にはならない。本当にもどかしい作品群と監督である。
 「少女革命ウテナ」は1997年という年回りで製作されたアニメである。それがどんな意味を持つか?96年にあの「新世紀エヴァンゲリオン」が放映し物議をかもし、多くの人の耳目を集めた結果、ガンダム、マクロス以来のアニメブームが到来する。それは一方で女性声優ブーム(第二次声優ブーム)という背景があったにしても、これまでアニメに縁がなかった人にも注目を集めたことは間違いない。そんな状況下でポスト・エヴァの動きが活発化し、「機動戦艦ナデシコ」や本作などが人気を集める一方で、この頃からテレビ東京系列以外のキー局からアニメ作品が減じていく。ロボットアニメが元気をなくしていく中で、母数となるアニメ自体も減っていくのだが、エヴァンゲリオンの劇場版の製作と、それにまつわる深夜の再放送によって、関東近縁の地方局でのアニメ放送が増えていくことになるのは、さらに後の話である。そんな日本のアニメの現状の只中にあって、それでも孤高の輝きを放ち続けるのが「ウテナ」という作品だ。王子さまにあこがれ男装の麗人となる天上ウテナが、とある学園に転校してくるとこから始まる本作の物語は、百合に近しい同性愛などを盛り込み、デュエルと呼ばれる決闘によって花嫁を奪い合うという、タカラヅカのようなシチュエーションを繰り広げる作品だ。そして王子さまにあこがれた少女は、はたしてこの物語の行きつく先で王子様となれたのか? 劇場版を含めても答えの出ない設問であるとしても、挑んでみたい作品なのだ。

「ドラえもん」(1979)
 国民的アニメと称される作品はいくらでもある。「サザエさん」や「クレヨンしんちゃん」、「ちびまる子ちゃん」に「アンパンマン」など、この国における国民的アニメの佇まいの中で、とびぬけて子供教育に傾いているのは、本作に他ならない。いや否定しているんじゃなくて、筆者の子供のころにもそんな教材があったらなあという思いが、少しだけ頭をよぎるからだ。
 藤子F不二雄先生の掲げる「すこしふしぎ」いわゆる「SF」を体現した偉大な名作であり、先生が亡くなった後でも続けられ、アニメも声優交代をへて、現在でも絶賛放送中。筆者も子供のころドラえもんの劇場版には泣かされた口で、当ブログでも取り上げたいのだが、涙が先行して冷静になれないために、自分の中で封印している作品群だ。それゆえドラえもん作品の映像ソフトは1本たりとも所持していない。
 剛田武くんことジャイアンの妹の名前はジャイ子であることはつとに有名だが、その本名が明かされないのは、同じ名前の女の子がいじめられたら困るという理由で藤子先生は生涯明かさなかったという美談なのだが、これ本当だろうか?

「マジンガーZ」(1972)
 巨大ロボットアニメの大ヒット作。本作によるおもちゃ展開は、その後の巨大ロボットアニメの増産を呼ぶ。兜博士が孫に残した巨大ロボット・マジンガーZ。それを操縦する者は神にも悪魔にもなれると言い残して死んでいった祖父を看取りながら、孫の光児はバードス島の遺跡に残された機械獣軍団を使って世界征服を狙うドクター・ヘルの野望を挫くため、機械獣と戦う道を選ぶ。小型マシン・ホバーパイルダーに乗った兜光児。光子力研究所のプールの下に隠されたマジンガーZを呼び出し、プールが割れてせりあがってくるマジンガーに、パイルダー・オン!の掛け声とともに頭部に合体し、雄たけびをあげて動き出すシーンは、名曲「Zのテーマ」と共に忘れえぬ合体シーンである。そしてシリーズ後半の見どころは、ジェットスクランダーとの合体シーンであり、名曲「空飛ぶマジンガーZ」とおセットで記憶に刻まれるべき名シーンで、動画はそれが元ネタになっているわけだ。

ロボットアニメといえば「鉄腕アトム」や「鉄人28号」があるが、アトムは自立するし、鉄人はリモコン操作であるため、合体シーンはない。もっともロボットと操縦者が一体となるロボットアニメとしては、「ストロガンガー」という作品が先にあるが、おもちゃの売り上げと共に忘れられないのは、やはりこちらだろう。設定である超合金を取り入れた「超合金」シリーズの重厚感、ロケットパンチを逆手にとってさまざまな腕のバリエーションとプレイバリューが楽しい「ジャンボマシンダー」、劇中のバイクや飛行機を実体化した「ポピニカ」シリーズなど、その後のおもちゃ展開におおいに寄与した点は、本作を語る上で外せない要素の一つである。もう一点、原作の漫画があるにも関わらず、学年誌やテレビ誌に掲載された別の漫画家名義の同一タイトルの漫画作品が存在する。これ以前、おそらくは特撮作品では普通にあっただろうが、アニメ作品のコミカライズ作品が複数存在するのも面白い現象だといっていい。動画の音源は「東映まんがまつり」での「マジンガーZ対暗黒代将軍」の予告より。

2018.06.28追記
 ごめんなさい、「対暗黒代将軍」じゃありませんでした。詳細はコメント欄のどーもとPさまのコメントにて


「機甲戦記ドラグナー」(1987)
 先述の「獣神ライガー」同様、東京地域では土曜日の夕方に放映していた時間枠の作品で、「機動戦士ガンダムZZ」の後番組だった。この時間枠のサンライズ製作の作品は、結局「勇者ロボシリーズ」に至るまで当時のアニメ界を牽引し続けたわけだが、「ZZ」を最後に富野由悠季監督が降板し、「銀河漂流バイファム」で知られる神田武幸監督による作品となったのが本作品である。3機のカスタム機、美形のライバル、ライバルの妹が主人公側にいたり、民間人がカスタム機を使用したり、敵の独立戦争に巻き込まれていくなど、あきらかにどこかで聞きましたよねっていう設定を盛り込んでスタートした本作は、結果的にリアルロボット路線の命脈を縮める結果となる。前述の通り「鎧伝サムライトルーパー」が後番組になり(間に別番組が挟まっているけど)、さらにその後「獣神ライガー」や「勇者ロボシリーズ」へと舵を切るため、実質的に本作を持ってリアルロボット路線は終焉を迎えるわけだ。その一方でこの作品に登場するロボットのプラモでは多色成型やシステムインジェクションなどが採用され、後のガンプラへと展開する。またロボット絵師。大張正己氏によるはったりの効いたアレンジが施されたドラグナー1に、山瀬まみの歌う主題歌が評価されるが、何しろ再放送がなかなかされない時期の作品なだけに、DVD-BOXが発売された今もゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズを経由しての評価だけでは、なかなかに浮き上がれない。本作の再評価はまだまだこれからと思うのだが、どうだろうか?

ハウス「バーモントカレー」
 まさかこの記事を書いている最中に、昭和期このCMの常連だった西城秀樹さんの訃報を知ることになろうとは夢にも思わなかった。「ヒデキ、感激!」というコピーと共に、お家で作るルーのカレーを国民食にまで押し上げた原動力は、まさしくこのCMの力によるもので、それはNHKの夜のニュースにおける西城秀樹訃報のニュースでも紹介されていたくらいなので、疑いえない事実であろう。このCM面白いことに、西城秀樹の周辺事情が如実に反映しているCMで、「西城秀樹の妹」としてデビューした河合奈保子が登場したり、徐々にアイドル歌手から脱皮を目指していた時期には、同社の「ジャワカレー」のCMを、千葉真一・野際陽子夫妻から引き継いでいる。一方バーモントカレーは、近藤真彦などジャニーズへと移譲され、現在でもリンゴが割れてハチミツがたっぷりかかるCMのギミックはお茶の間でおなじみとなっている。問題はジャニーズに詳しくないと、CMに登場するジャニタレが何者かわからない点だろう(すまんな)。

「超電子バイオマン」(1984)
 同時期に放送されていた「宇宙刑事シャイダー」と共に、昭和期の特撮の中興の祖となった作品(という位置づけを、筆者はしている)。北極に居を構えたドクターマンを首魁とする新帝国ギアは、人間を排除し、メカ人間による世界支配を目論む悪の組織。かつて地球に飛来したバイオ星のバイオロボとピーボによってバイオ粒子を浴びた5人の若者は、バイオ粒子の導きによってこの危機に集結し、バイオマンとなって新帝国ギアと戦う物語。トピックは物語序盤におけるスキャンダラスなイエロー交代劇だろうが、後半に登場するバイオハンター・シルバと反バイオ粒子を持つ巨大ロボ・バルジオンの争奪戦だろう。また悪事をなしながらも良心回路を持たせられたメカ人間・ミキによって、かつて「人造人間キカイダー」で登場したような良心回路の存在が浮き彫りになり、物語は深き陰影を帯びてくる。中盤に明かされるドクターマン誕生秘話、ドクターマンが息子に似せて作ったロボット・プリンス。そのプリンスにそっくりな青年の登場、ミキに取り付けた良心回路を作ったのは、バイオマンのレッドワンの実父であり人間だったころのドクターマンの親友だったりとか、善悪双方が入り乱れる人間関係が物語の根幹だった。またなんといってもバイオロボの赤と黒を基調にしたデザインセンスは、今見てもかっこいいと思う。動画はOPをトレース。こういうマッチングセンスを見ると、こういう趣味のいい方には一生頭が上がらないと心から思う。

「パタリロ!」(1982)
 1978年に「花とゆめ」誌上にて連載開始。82年にはアニメ化もされた魔夜峰央のヒット作。現在は掲載紙を変えてなおも連載中。ギャグでコメディでジェンダーフリーと、いいとか悪いとか倫理とかすべて置いてけぼりにしてただひたすらに面白いマンガである。バトル主流の少年漫画ばかり見ていた高校生の筆者と同じ年頃の女子は、こういうのを読んで笑っていたのかと思うと、さぞかし彼女らは同年代の男子を子供だと思っていたに違いない。EDの「クックロビン音頭」の、元ネタを吹っ飛ばすほどの力強いメロディと歌詞内容は、もう間違いなく80年代の名曲である。
 ところで加藤涼くんをパタリロにキャスティングした舞台があったそうだが、キャスティング勝ちってのはあるもんだなあと感じ入った。

EC「仮面ライダーBLACK」(1987)
 前作「仮面ライダースーパー1」の終了から6年後、原作者・石ノ森章太郎が新たに挑んだライダーは、タイトル通りの真黒なボディのヒーローだった。よりシンプルに、より原点回帰を目指して、既存の動植物をストレートに怪人化し、対抗するライダーはパンチとキックで応戦するバトル。悪の秘密結社ゴルゴムは、首領である創世王の寿命が尽きかけており、次代の創世王の誕生を促すべく、二人の世紀王を誕生させ、互いに競わせて勝った方を創世王にしようとしていた。二人の世紀王ブラックサンとシャドームーン。この二人の素体として選ばれたのは、同じ年同じ時の生まれ、兄弟同然に育った二人の青年、光太郎と信彦だった。一緒に改造されてしまった日、ふとしたアクシデントから逃げ出したのは光太郎であり、ゴルゴム三神官の追撃を受けた光太郎は、仮面ライダーBLACKとなって三神官から逃げおおせる。義理の父から真実を告げられたその日、裏切り者として始末された父を看取り、怒りに任せてコウモリ怪人の群れに戦いを挑むBLACK。こうしてゴルゴムとの戦いに身を投じる光太郎の悲しい物語が幕を開ける「。やがて目覚める信彦=シャドームーンとの対決に向けて、光太郎の戦いは過酷になる。ゴルゴムによる日本侵略はほぼ成し遂げられ、もはや光太郎と信彦の戦いによって創世王を決める戦いで幕を引くしかない。ついに対決する二人の世紀王!
 光太郎を演じた倉田てつを氏は東京都内でハンバーグレストランを経営しながら、時折TVや映画で光太郎を演じてくれるし、ヒロインを演じた田口萌さんも、最近になって通販系の番組で現在も愛くるしいお顔を拝見できる。なお動画で使われている曲はED「Long Long Ago,20th Century」である(名曲)。

「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」(1996)
 ラスト項目となる1曲はOVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のEDテーマ、米倉千尋の「10 YEARS AFTER」だ。10年後の僕らは何をしているだろう?と朗らかに明るい未来を夢想する歌詞が、動画のエンディングにまことふさわしい。筆者は本ニコマス動画に7年ほどお付き合いしたが、アイマスPの皆様方やこの動画のファンの多くは10年付き合い続けたのである。その10年の想いを噛みしめるようなこの曲の選曲に、筆者はただただ敬服するしかない。
 作品について触れておくと、物語は1年戦争の只中にあって、敵と味方に分かれて戦場で出会いながらも、愛と理想に殉じて戦争という残酷な現実に抗い続けるシローとアイナを主人公とする話だ。いわゆる中村雅俊や村野武徳主演の青春ドラマをガンダムの戦場世界に放り込んだような物語であるが、陸戦用ガンダムの運用の描写、終盤のグフ・カスタムの心憎い大活躍の演出、巨大兵器アプサラスの非道極まりない攻撃の数々といったメカニック描写に、これでもかと盛り込まれる連邦軍上層部の腐敗と無理解という人物描写の妙が折り重なる、OVAとして傑作の1本といっていい作品だろう。シローの理想主義を鼻で笑い飛ばしてしまうなら、この話は見ない方がいいだろうが、彼の理想主義を劇中のキャラクター同様に少しずつ納得できるなら、シローが示す最後の選択と物語の帰趨に感動をもって納得できることだろう。
 

 さて、ようやくここまでたどり着いた、と思ったのだが、最後の動画にPさま方が担当された動画のリストがきちんとあり、解説するこちらにはたいへん好都合だったのだが、5回4失点Pさまが担当された「Celebrate」が、筆者にはどうあがいても判別できませんでした。伏してお詫び申し上げます。なお、お優しいPさまのこと、コメント欄でお教えいただければ、改めて追記いたします。

 今回は特大ボリュームの動画に対し、こちらも4万時越えの長文になりました。今回の敵は仕事と資料でした。物理的に時間を取られたこともありますが、死蔵していた資料をひっくり返し、内容を確認するのに時間を割いてしまったところが、今回の敗因です。次回こそはさらにもう一段回ステップアップした記事をお届けできますよう、P様方やこの駄文をご覧いただいたみなさまにお約束して、筆をおきたいと思います。来年もまたこの企画でお目にかかれますよう。
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コメント

非公開コメント

No title

今年も長文解説お疲れ様でした。

今回は10年目としての節目で何か出来ないものかなぁと思ってたんですが、天皇退位の話が上り平成も終わる頃合になったので今年はお祭り気分で平成も含めた20世紀メドレーと言うことになりました。
流石に名前に偽り有りと言われかねないので、今回だけのつもりです。
来年年号が変わったら11と1で数字が並ぶなぁとか思ってたり思ってなかったり(意味深)

今回は若い人たちにも参加してもらったので色々と刺激になることも多かったです
来年はどうなるかわからないですが、皆さんが楽しめるよう進めて行きたいなと思います。

No title

さて私のパートとしては
・王将
演歌がほしいなぁと思っていたら何故か巴お嬢&美空ひばり&王将と言う電波が飛んできたわけですが、村田英雄さんの曲としては良く解説されるものの、ひばりさんの曲としてはメジャーではなかったようで何で閃いたかは私もわかりませんw(ちなみに製作中にひばりさんがお嬢と呼ばれてたことに気づいたのは内緒)
・時をかける少女
角川映画はやはり外せないものがあったので、Wの悲劇・セーラー服と機関銃とかも考えましたが最終的には時かけに落ち着きました。
・アリエスの乙女達
昭和の定番大映ドラマですね。実は見てなかったという阿呆ですがCMはよく目にしてたので歌のほうは記憶に残ってました。ちなみに「Celebrate」はここで差し込まれた井森ダンスの曲です。
・禁煙パイポ
昨今MMDerの参加者が少ないので、地道に作ってました
・ハイスピード・ジェシー
90年代のOVAシリーズはレンタルビデオの隆盛もあってよく見ていました。
この作品を知ったのは漫画の方からでしたので小説の方が原作だと知ったのは随分あとのことでした
ティアナのショートカットと雰囲気は詩歌に合うなぁw
・なごり雪
歌ってる人は一人なのにフォークソング・昭和・雪国ということで柑奈・蓮美・忍の3人ででてもらいました。カバーソング系はその当時の聞いた人の思い出で印象が変わるのだなぁと思ってみたり
衣装が寒そう?大丈夫!作った本人もそう思ってたから!!(それ以外の衣装は曲にあわなすぎて)

と言うことでまずは私の前半パートでした。

とりあえず「Celebrate」の説明

解説いつもありがとうございます&長文お疲れ様でした。
自分が担当した動画ではないのですが、もやもや部分を先に消化の為、解説させてもらいます。

アリエスの乙女たちの動画部分の途中に、ウサミンの顔をしたれレオタード姿をした女性が合成で踊っている動画部分があると思いますが、そこで流れている曲が

Celebrate

という曲で

ジョージ・デュークさん

の曲らしいです。

そして、このダンスが井森美幸さんがアイドル時代にレオタード姿で、この曲に合わせて踊っているPVがあり、テレビで時々黒歴史的に紹介される事があり、それで有名な感じだったかもです。


No title

続いて後半パート
・Lui-Lui
以前参加していた、ぱるぷんてPから話は聞いていたもののこの曲を自分が使うことになろうとはw
SideMのアプリ内でカントリー的な曲が配信されたのがきっかけでダンスをあわせたいなぁと思い使ってみたのですが案外ノリノリな組み合わせになったなと思っております
・ジュリアに傷心
運転中にボーっとしてたらラジオからチェッカーズが流れてきて、SideMの現役高校生バンドHigh×Jokerは使わないとMファンに怒られそうだなと思い立ってこちらを制作
改めてみるとチェック柄にボーカルが前髪長いとか当時のチェッカーズを思い出させる点が多いですねw
・ミラクルジャイアンツ童夢くん
昭和メドレーでは定番となった木星の3人はやはり使わないとね!でも本当は巨人の星で2名の画像提出があって平成の野球アニメって何があったかなぁっと思い立ったのがきっかけでした。作りながら、この頃は勝俣もアイドルだったんだよなぁ~とか桃太郎どうしてるんだろうとか思ってましたw
・EQULEロマンス
きっかけはらんま1/2でしたがDocoなどでカバーされる事はあってもやはり耳になじむのはCoCoの曲の方でした。なのでミリオンのほうにもおさげの子はいますが今回はCoCoとしての配役にこだわってみました。昨今は出来るだけ他の作品のつなぎとしての作品を作っていましたがCoCoとチェッカーズは今回早い段階から作ってましたね
・10 YEARS AFTER
例年EDは作品がほぼ出終わって総編集をする頃にアレだコレだと出し合って決めています
今回は参加者のどーもとさんからの提案もありましたが、多分自分も自然にこの曲を選んでた気はします。
個人的に08小隊のあの泥臭さは好きですね。あの必死に生きてる感覚はガンダムシリーズの中でも珍しい部類と思っています
・りんごの唄
作品数が足りないと思ったらすっ飛ばしてましたw
毎年毎年古い曲を探してくるのが私の役だと思ってるので今回もそういう曲を探してたんだけど、流石にメジャーすぎましたかね

と言うことで今回私のパートはこんな感じで作っていました。
来年もコメントに書く気力が残っていればいいなぁ

それと最後に解説が無かったので補足
・イースⅠ・Ⅱ
初出はPC88ですが動画内のコメントにもありました通り今回こちらの音源はPCエンジン版です。
失われた王国イースを舞台に赤毛のアドルの冒険を描くアクションRPGで当時のPCゲームでは異例のヒット作。現在も続編イースⅧが発売されており息の長いナンバリングタイトルである。
シャニマスが稼働した時にSSR灯織の振り向き方がリリアのあの映像とダブったのだから作るしかなかったのですw(なので総編集しながら素材集め&編集を4日で終わらせた作品でもある)

No title

まとめ記事ありがとうございます。

-私信-
時代は、アルバム「私の声が聞こえますか」のバージョンが好きです。
ちなみに、アルバム音源と薬師丸カバーと研カバーはすでに使っていましたので、今回は、八神純子版を採用しました。
あとは、徳永英明ぐらいかなぁ。
あと、制作者としての感想は、
                    http://ch.nicovideo.jp/annP/blomaga/ar1513144
に綴っております。ご参考までに では。

No title

解説記事お疲れ様です&ありがとうございました。
この物量ですから、正直もっと遅くなるかと思っていましたが、ご多忙のところ苦労なされたと思います。
ご苦労様でした。

記事については、もう何も言うことはないと思いますが、1点だけ補足しますと、マジンガーZのあれは「対暗黒大将軍」の予告ではなく、
・まんがまつりコールは「~対デビルマン」のもの
・兜甲児のセリフは第38話「謎のロボット・ミネルバX」の回より
・Zのテーマは「交響組曲マジンガーZ」より
・SEはムックおまけのCD、グラッシーロボの足音はマジンガー足音のものを加工

という感じです。

あ、ガイアOPは第40話「ガイアにあいたい!」のものですw

Pさま、多謝!

Pさまがたからたくさんコメントいただき、うれしい限りです。

紅狸さま
 こちらこそ、編集お疲れ様でした。しかもこちらにコメントまで頂戴し、本当にありがとうございます。個人的なことですが、今回の2000年までの対象の広げ方には、ドキッとした反面、うれしいことも多くて、記事にできてよかったと思えることが多々ありました。特にTwitterでも申し上げましたが、美空ひばりに関する記事は、あれだけで当ブログの1記事に相当するボリュームがあったのを、切りに切ったんですが、それでもあのボリュームになり、おそらくはお読みになった人もあきれたと思いますw
あと太川陽介さんの記事も、うれしかったりしてw 本当に書いているのが楽しくて、下調べもウキウキやっていたら、止まらなくなるという大誤算もありました。ただ、来年以降のネタで被ると、今回注力した記事だと、ネタがやヴぁいwww ま、それはこちらでなんとかします。

ニセPさま
 コメントいただき、まことにありがとうございます。
 「Celebrate」の件、ようやく理解できました。本当にありがとうございました。合わせて記事を治そうかと思いましたが、流れが不明瞭になると思いましたのと、記事をご覧なる方々に、ぜひともPさまのコメント(私はある意味で本編だと思ってますw)も読んでいただきたく、このままにしておくことにします。

annさま
 コメントいただき、まことにありがとうございます。
 中島みゆきの「時代」にこれだけカバーがあることを、私はあまり知ろうとしませんでした。それだけですでにannさまの慧眼に敬服なのですが、いい歌がどのような形でも歌い継がれるってことが、なにかこう昭和→平成ときて、次の時代にもつながるといいなと思ったり。そのコンテンツの一つとしてアイマスっていう選択肢があると面白いなって、毎年この記事を書くときに思ってます。あ、ブログも楽しんで拝見しました。

どーもとPさま
 コメントいただき、まことにありがとうございます。
 そして、づあー!へたこいたーーーーーーーー!やっちまったーーーーーー
 まさかあのマジンガーのネタに、そこまでの小仕掛けが存在しようとは。うかつ、うかつすぎるぞ私。そうなんですよ、落ち着いて耳をすませば判別できたのに、確認をしないで記事を仕上げた私を、どうかおゆるしください。辱めと今後の反省のために、記事はそのままにしておきます。
プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
50歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
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