釣りキチ三平~釣りと科学と水墨画~

 実は7月末から母が入院生活をしている。左半身が不自由な生活をしていた中で、夜中トイレに起き、トイレまでの移動の途中で尻もちをついたのであるが、その場所が運悪くふすまの桟であったために、圧迫骨折を起こしてしまった。起き上がれないため救急車で運び込み、入院生活となった。現在もなお無職の私は、80歳を迎える父親とともに看病にあたっているが、基本的に完全看護の病院であるため、大したことはできない。そのかわり少しずつ回復する母親の元気にしたがってグレードアップするわがままにつき合わされて、日々の見舞いを繰り返している。母親は病院に任せておけばいいが、父親もいい歳なので、健康を害さないように気を付ける毎日である。

 そんな母の入院生活の中で、ふとしたタイミングで談話室にてこのマンガと再会した。それが「釣りキチ三平」である。現在では「キチ」はほめられた言葉ではないにしろ、漫画のタイトルだからいたしかたない。筆者が小学生のころに大流行し、このマンガを経由して一度ならず竿を握った世代である。しかもその人気絶頂のころにアニメにもなっている。つい懐かしくなって近所のレンタル屋においてあったDVDを借りてみると、もう懐かしさで胸が張り裂けんばかりになったので、ここにいろいろ記しておきたい。

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童貞少年と魔女の恋~ルルーシュとC.C.はいつ始まったのか?~

 以前全話解説を行った「コードギアス 反逆のルルーシュ」の第1シリーズ。あの記事を書いたときには本当に人気がなくて、誰にも見向きされず、お一人の方以外ほとんどコメントなどいただくこともなく自己満足で終わってしまった。まあ自己満足は他の記事でも同様ですが(泣)。ところが最近になって新たに1件のコメントをいただき、よろこび勇んでいただいたコメントを拝見すると、とても興味深いご質問をお受けした。それは「ルルーシュとC.C.の恋がいつ始まったのか?」というものだった。数日を経てコメント欄にてお返事だけはさせていただいたのだが、字数制限があるコメント欄ではどうにも物足りなかったので、あらためて本文にてお返事させていただきたい。

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劇場版「ポケットモンスター」シリーズ~何故に長く愛されるのか?~

 盛大な前フリをしてからすでに2週間。本来なら「宇宙海賊キャプテンハーロック」のTV版を取りあげるはずであった。はずであったのだが、横道にそれた。いつものことだけど。実はニンテンドー3DSで「モンスターハンター4G」をプレイしていた中で、ふと無料ソフトである「ポケとる」と「みんなのポケモンスクランブル」を始めていた。プレイしている内にモンハンをやらなくなった。むしろポケモンゲームにはまり込み、気が付けば毎週木曜日のアニメと、日曜朝のポケモンバラエティ番組まで録画して見るようになる。こうなると当然の帰結としてゲームに手を出すことになる。すでに世代遅れではあるが、中古の「ポケットモンスターX/Y」を購入し、ポケモン集めとレベル上げの日々だ。おかげでハーロックの記事が遅れている(ごめんなさいw)。
 若い時にはまったくゲームなどやらずに過ごし、30代になってやっと「スーパーロボット大戦」シリーズをはじめたくらいで、ゲーム経験は乏しい。モンハンを始めたのもここ5年ぐらいで、さして年季が入っているとは言えない。もちろんポケモンシリーズなどやったこともない。それでもなんとなく気持ちが乗ってきて、手を出してしまった。そもそもRPGというジャンル自体になじみがなかったのだが、ポケモンを集めていくという「集めゲー」でありながら、多彩な技を持つ様々なポケモンたちが繰り広げるバトルは、アニメでも十二分に再現されており、「ポケモン」が他のどんなゲームのアニメ化よりも成功している事情の一つになっていることに、この年にしてようやく得心が行った。いやほんと、面白いんだねえ。この年になってからこういうのにハマるのは、なんとなく後ろ暗いのだけどw
 さて近日公開の劇場版ポケットモンスター。前売りを買うと伝説のポケモンがついてくるとか、劇場に行けば映画の主役ポケモンがもらえるとか、そりゃもうこれでもかってぐらいの宣伝効果のおかげで、わがゲームにもレベル100のグラードンとアルセウスがおでましになった。見事にいうことを聞いてくれないので、早いとこゲームを先に進めないといけない。そんな中、劇場版の過去作が相次いで地上波やCSにて放送となったので、これ幸いと見ている。これがなかなかに興味深い作品群だったので、ちょいとブログで取り上げてみようかと思った次第。

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映画「キャプテンハーロック」~俺のハートに火をつけて!~

 「アップルシード」や「エクスマキナ」などのCGによるアニメーション制作で知られる荒巻伸志氏が、東映で「キャプテンハーロック」を作ると聞いたとき、正直嫌な予感しかしなかった。それでも「アップルシード」などはまだ原典にもさらりと触れた上で、荒巻氏らしいリスペクトもあったし、何よりCGでキャラクターを作るにあたり、アクションを演じる人間、表情を演じる人間、声を演じる人間の3人で一人のキャラクターを作り上げるその努力と苦労は、正しく報われていると思える出来栄えで、筆者は大変楽しんだ。あとは見る側のハードルをどうやって超えるかという問題だけだろう。筆者などはむしろディズニー映画や「クローン・ウォーズ」のメリハリの効きすぎたきらいのある表情や動きの演出が疎ましく感じるので、あちらのCGアニメ作品のハードルは越えられそうにない。翻って今回扱う「キャプテンハーロック」に関しては、「アップルシード」シリーズで免疫がついていたせいもあって、そのハードルはあまり感じなかったのだが、問題は原典となる松本零士氏の漫画およびそれを原作とするアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」からの、激しい設定のかい離のほうが、より問題であった。「はたしてこれがハーロックか?」と問われれば、「いいえ、違います」と答えることに、全く抵抗はない。「俺のハーロックを返せ!」などと言うつもりもないが、これはあまりもハーロックからかけ離れている。もちろん姿かたちは間違いなくあのハーロックなのだが、それゆえに問題は深刻だ。今回は本作がいかに「ハーロックではない」か、について書いてみたい。

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「夜ノヤッターマン」~デストピアをゆく少女~

 筆者が大好きな必殺シリーズには、毎回オープニングに渋いナレーションが付いており、短いながらも闇の仕置師たちを紹介するための映像となっている。その20作目「必殺渡し人」では以下のようなナレーションでスタートする。

昔から悪の栄えたためしはないと 世の例えには言うけれど
どうやらそうではないらしい
山のあなたの国々も 悪が栄えていると言う
わからない事ばかりだが わかっている事ただ一つ 許せぬ悪を消す事だ
この世とあの世の境の場所に 舟を浮かべて待っている 三途の川の渡し人

 今回取り上げた「夜ノヤッターマン」を初めて見た時に、すぐにこのナレーションを思い出して思わず笑ってしまったのだ。本作をご覧の方なら、このナレーションで筆者が笑った意味を即座に理解できることでしょう。だって、冒頭3行目まではまさに本作の話の根幹そのものだし、本作の主人公レパードの行動動機が残りの2行に集約されているからだ。つまり「夜ノヤッターマン」を手短に要約すれば、上記のナレーションを思い起こしてもらえばいいわけで。この類似性に笑わずにはいられなかった。もちろん本作の面白さはそれだけではないのだが、今回はそのあたりをとっくりと書いてみたい。

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ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌~さくらももこ的世界とひな壇芸人~

 すでに長寿番組として知られている、さくらももこ原作のアニメ「ちびまる子ちゃん」。さくらももこ原作のアニメには「コジコジ」もあるが、やはり知名度としては「ちびまる子ちゃんの方が上だろう。筆者個人としてはあまりにもマヌケ方向に突出したきらいのある「コジコジ」も忘れがたい作品だ。同じく長寿作品である「サザエさん」や「ドラえもん」以降の作品でこれらに比肩する長寿作品を探すならば、本作や「クレヨンしんちゃん」、「それいけ!アンパンマン」「名探偵コナン」「ポケットモンスター」などがあげられる。これらすべて、もはや国民的アニメといって差し支えないレベルだ。これらの作品は同時に劇場用長編作品があり、夏休みや春休みなどに公開されるファミリーピクチャーとして親しまれている。「ちびまる子ちゃん」も同様に劇場版が存在するが、上記の作品に比肩しうる長寿番組であるにも関わらず、その本数は2本と少ない。1990年に公開された1作目は、まる子と同じクラスの大野君と杉山君をフューチャーした作品で、気楽に子供のお供についてきた大人を滂沱の涙の中に叩き落とした名作として知られている。1作目はレンタルでも置いてあるし、DVDとして購入もできる現状だ。一方1992年に公開された2作目に関しては2015年現在レンタルもなく、DVDとしても購入できない状態で、おいそれとは視聴できない状況にある。今回はその2作目を取り上げて、「ちびまる子ちゃん」という作品自体に迫ってみたい。

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映画「スチームボーイ」~スチームパンクの大事なところ~

 たまさかCSで放送されていた大友克洋監督の「MEMORIES」を見て、大変楽しかったので、レンタルで借りてきてもう一度楽しんだ。この「MEMORIES」は3話のオムニバス形式の作品で、近年「SHORT PEACE」でも似たようなオムニバス形式の作品を送り出している。このついでに大友克洋監督作品を見てみようかという気になったので、長いこと手を出さずじまいだった「スチームボーイ」を見てみようと思い立った。
 どうして手を出さずじまいだったか? 一つは公開当時あまりにも評判が悪かったからだ。いやそれでも見に行こうとは思っていたのだが、なんとなく気おくれしていた内に、なんとなく見過ごしちゃったのだ。今一つの理由は、この作品がいわゆる「スチームパンク」と呼ばれるSF作品だったことだ。このスチームパンクというのが厄介で、筆者自身、スチームパンクというものがどういうものか、それこそ「怪傑蒸気探偵団」ぐらいしか知識として持っていなかったので、触れにくかったという思いがある。その後このスチームパンクに相当する作品を見た記憶もなく、ここまでほったらかしにしてしまったというのが、偽らざる真実である。そこで知っている人には釈迦に説法だろうけれど、まずは「スチームパンク」というもののあらましから本文をスタートしてみたい。

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プロフィール

波のまにまに☆

Author:波のまにまに☆
東京都出身
43歳になりました 
妻一人

戦隊シリーズをこよなく
愛する、男オタ。
特撮は主食、
アニメは副菜。
後期必殺を好み、
スタートレックは
ピカード艦長が大好物。
Twitter再開しました!

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